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本試験H30-2について(表)

毎度恒例になりましたが、今回も本試験についての記事を書きました。
長くなるため今回も記事を3つに分けています。

メインは、どの程度弊ブログで対策できていたのかという点ですが、試験に関して参考になる情報もあると思います。
お時間のある時にでも、目を通しいていただければ幸いです。

今回は表面についてです。

「続きを読む」をクリックしてご覧ください。



分野ごとに順に触れていきます。
今回は簡略化して、出題箇所や参考になる箇所のみ載せました。
「模試」「大見出し語表」のみ太字で表記しています。

(一)音読み
(一)音
オレンジのものは、ちょっとした応用で対応可能と考えたものです。

今回は熟語そのままで出題していた問題が多くありました。
熟語のマイナー度は下がったのかもしれませんね。
一方で、「齔齠」→「齠齔」、「岌嶷」→「嶷岌」など、過去問と出題を逆にしている問題や、「藐(バク/ビョウ)」の読み分けが必要な問題もあり、ミスを誘っている感じはありますね…^^;

全体的にはスタンダードな出題だったと思いますが、以前の記事でも触れた通り、特殊な読みの「甌窶」だけは厄介でした。

弊ブログでは模試だけでも大部分が対策済みでした。
「甌窶」は、コチラの記事で「貧窶」に関連して記載していましたが、出題はちょっとしづらかったですね💦

(飽くまで個人的な意見ですが)合格ラインの目標は厳しめに19点としておきます。
「甌窶」以外は何とか正解を目指したいところです。

(一)訓読み
(一)訓
黄色は漢検辞典第二版で新たに追加された読みです。

今回も第二版から2問出ましたが、難易度としては抑えめだったでしょうか。
「貽る」は「貽(のこ)す」や文意から推測出来なくはないと思います。
一方、「良」は漱石や鷗外も使用しているようで、目にする機会は比較的多いものでした。

ただし、「空嘯いて」「檐端」といった二字の読みや「燧(ひうち/のろし)」の読み分けもあったので、第一版の出題の方ではミスが出やすかったかもしれません。
また「衢」が「みち」で正解かどうかも微妙なところなので、不正解だとしたら、この問題も少々厄介でした。

弊ブログでは、模試の"当たり"が少ないものの💦、何とか出題できていますね。
特にrikurokuさんの【一文字訓読み】の追加分から幾つか出ていたので、まとめさせていただいたことでカバー率が上がりました^^

ちなみに、「良」はコチラの記事で出題していますが、対策されている方が少ないと思うので参考の欄に載せています。

(飽くまで個人的な意見ですが)合格ラインの目標は7点としておきます。
上手く説明できませんが、日本語に対する「慣れ」のようなものがないと難しい問題がやや多かったように思うので、ちょっと目標を高くしづらい感じがありますね…。

(ニ)
(二)

今回は、凄く簡単な問題が幾つかある一方で、厄介な問題も多かったように思います。

特に「檳榔毛」は、個人的にはあまり出して欲しくない範囲のものでした(苦笑)
こういったものが出ると、対策すべき範囲が一気に広がるので厳しいんですよね…。

また、「味蕾」の出題文も解説書のような文章になっているのが気になりました。
(「味蕾」自体の出題はいいのですが、)こちらもこのような出題文での出題があり得るなら、対策すべきものが増えるように思います。
どちらも1級漢字を含んでいることが唯一の救いでしょうか…。

弊ブログでは模試を中心に広くカバーしていたものの、「檳榔毛」「閨怨」「嵩」の出題はありませんでした。
「閨怨」は「出題範囲」に入っていて出題が無かった語なので、その後に出題できなかったのが残念です。

(飽くまで個人的な意見ですが)合格ラインの目標は34点としておきます。
「ケイエン」の同音問題など、熟語を知っていてもピンと来ない出題が幾つかあったと思いますので、悔しいミスが出たのではないかと予想しています。

(三)
(三)

「荒誕」は、大見出しではなく、かつ「長広舌」のダミーもあったので難問だったと思います。
「兵站線」も「兵站」の大見出ししか無かったので、もしかしたら「線」が付いたことでミスしてしまった方もいらっしゃったかもしれませんね…。

ちなみに、5問とも青空文庫で使用例が見つかる熟語でした。
語選択問題は、ある意味何でも出せてしまう分野ですが、(今のところ)近現代で比較的使用されているような語に限定しているのかもしれません。
そうだとすると、語選択対策と文章題対策は纏めてしまうことが出来るかもしれませんね。

弊ブログでは(「線」はOKと仮定して、)「荒誕」以外は出題していました。
また、ひでまろさんのツイートで「荒誕フケイの話。」という出題があったので、「荒誕」を目にしていた方も多いと思います。

(飽くまで個人的な意見ですが)合格ラインの目標は、厳しめですが8点としておきます。

(四)問1
(四)問1

今回は常用2つのうち1つが過去問でした。
それ以外もほぼ過去問だったようで、かなり易化していたようです。

弊ブログでは出題形式の違うものもありましたが、大体カバー出来ていました。
今回も、常用のものはどちらも「常用四字熟語800」にあってホッとしています^^;

(飽くまで個人的な意見ですが)合格ラインの目標は、「属毛(離裏)」を除いた18点です。

(四)問2
(四)問2

「韈」が第一版で「襪」の異体字扱いだったことで「布韈青鞋」はやや出しづらい感じがありましたが、意味問題で出題されましたね。
5問とも比較的スタンダードな出題だったと思います。
ちなみに、「白×2、青×2、赤」が並んでいるのは偶然でしょうか…?^^;

弊ブログでは珍しく全問意味問題で出題していました。
ただし5は「青鞋布韈」での出題で、旧形式の意味のみの問題でした。

(飽くまで個人的な意見ですが)合格ラインの目標は満点の10点としておきます。



ということで、表面は終了です。

合格ラインの目標は、前回と同じぐらいの基準で設定しましたが…
(一)26/30
(二)34/40
(三)8/10
(四)28/30
として、表面合計:96/110 という目標になりました。
一部を除いて、やや厳しめだったかもしれません。
繰り返しになりますが、飽くまで私の個人的な感覚ですから、単なる目安として考えてください。

では、裏面の記事に続きます。
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