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模擬試験その41(記事版)

「模擬試験その41」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.愚作を学識博洽なる諸賢の瀏覧に供す。
2.厳威儼恪は親に事うる所以に非ず。
3.倥偬の間にも従容として迫らず。
4.遯月上浣、霖潦の殃禍に遭う。
5.道は瓦甓に在り、道は屎溺に在り。
6.埃氛の瀰漫せる紫陌を厭う。
7.花中十友を品せり、梔子を禅友と為す。
8.殄殲の讐を顚沛の間も遺れず。
9.旗亭より麦隴を望み、羇愁を味わう。
10.旄倪提挈して匪徒の害を排す。
11.嬖臣のみ陞叙せらるるを冒疾す。
12.心悸亢るに稍霎し憩歇せんとす。
13.濬壑に啾啾と欷歔する声を聞く。
14.眷恋の心強く、黐粘の如く離れ難し。
15.昧者は箴言を飫聞すれども味得せず。
16.河滸の廬舎に孑然と蟄居す。
17.巫者をして怪祟を祓除せしむ。
18.絮叨する勿れ、讙呶する勿れ。
19.広袤を精覈計較せんと四裔に騁邁す。
20.行蔵を極むるに蓍蔡を以う。
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21.暮らしにも慣れてきた。
22.柳絮繽紛たる狭斜の内情をる。
23.年延え異なれども仲睦まじき。
24.を裂いて復仇を誓う。
25.泡沫のうたてき世をちあかしつ。
26.の如き蠎蛇に啖らわる。
27.天皇の使者の至るをく。
28.槿の葩萎みてのみ残れり。
29.口をって罪を逋れる。
30.名月の昼のけしきや屋形。
 
(二)
1.広い視野で全体をフカンする。
2.友の訃報にバンコクの涙を流す。
3.疲れ果てて力無くシナダれ掛かる。
4.両者の心にシコりを残した。
5.再会を祝って盛んにウショウを飛ばす。
6.鳳蝶のサナギが羽化する。
7.緊張しながらトツトツと話す。
8.感情がい交ぜになって判然としない。
9.サイギ心が強く、常に警戒を怠らない。
10.だるような暑さが続く。
11.寝苦しさにテンテンと寝返りを打つ。
12.花粉に反応してクシャミが出る。
13.盛大にツイナの豆撒きを行う。
14.ガマグチから小銭を取り出す。
15.青春の思い出がイロアせることは無い。
16.イフクを擅にし、濫りに賞罰を与える。
17.カシのある商品を廃棄する。
18.金銀を鏤め、カシの限りを尽くす。
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19.佐渡のトキを写真に収める。
20.市中や木の葉も落ちずふじオロシ
 
(三)
1.人が恐れ嫌うもののたとえ。
2.払い退けること。
3.人民。庶民。
4.日本のこと。
5.仮初め。また、不躾で失礼なこと。
 
さいろう、じょうせき、だかつ、ちゅうりく、
とうあん、とうえい、りょうじ、れいげん
 
(四)
問1
1.(   )附耳
2.(   )夜遊
3.(   )八街
4.(   )致誠
5.(   )接耳
6.毫毛(   )
7.対驢(   )
8.浮声(   )
9.実践(   )
10.懸崖(   )
 
がんあい、きゅうこう、こうとう、しく、じょうそく、
せっきょう、ふか、ぶきん、へいしょく、ろくば
 
問2
1.兄弟仲が悪い。
2.母子の気持ちが相通じる。
3.無能な人や無駄なもの。
4.極めて稀有なもの。
5.宦官を指す言葉。
 
噬指棄薪、拈華微笑、樗櫟散木、煮豆燃萁
簇酒斂衣、高車駟馬、麟角鳳嘴、黄衣廩食
 
(五)
1.木耳
2.鳶尾
3.埃及
4.独活
5.菟糸
6.茅膏菜
7.大角豆
8.卓袱台
9.神馬藻
10.紫羅欄花
 
(六)
ア 1.慴惴 … 2.惴れる
イ 3.靦懼 … 4.靦じる
ウ 5.虔鞏 … 6.鞏い
エ 7.傴拊 … 8.拊でる
オ 9.穢溷 … 10.溷る
 
(七)
1.黽勉
2.脱文
3.廉潔
4.遅緩
5.闊歩
 
6.威脅
7.荒廃
8.謄写
9.文身
10.襤褸
 
えんぶん、かいだ、さっせい、じゅんい、じんし、
どうかつ、へいそく、りょうらく、りんも、ろうれつ
 
(八)
1.怒気ある者もヒョウガは咎めず。
2.鶴のハギも切るべからず。
3.ケンテキ岩を穿つ。
4.臥榻の側ら、他人のカンスイを容れず。
5.ソクインの心は仁の端なり。
6.賁諸スイジンを懐けども天下勇と為す。
7.饅頭の木と知らぬソマの子。
8.ソウユ且に迫らんとす。
9.六親和せずしてコウジ有り。
10.ケンベンを泥塗にす。
 
(九)
A 朱はなるほどとさとった。そこで葬儀の用意をして、それが終わったので盛装して死んで往った。翌日細君がア.にとりすがって泣いていると、朱がイ.冉冉として外から入って来た。細君はウ.れた。(田中貢太郎「陸判」より)
 
B 下に掲げるのは、最近予が本多子爵(仮名)から借覧する事を得た、故ドクトル・北畠義一郎(仮名)の遺書である。北畠ドクトルは、よし実名を明らかにした所で、もう今は知っている人もあるまい。予自身も、本多子爵に1.シンシャして、明治初期の逸事エ.瑣談を聞かせて貰うようになってから、初めてこのドクトルの名を耳にする機会を得た。彼の人物性行は、下の遺書によっても幾分の説明を得るに相違ないが、猶二三、予が2.ソクブンした事実をつけ加えて置けば、ドクトルは当時内科の専門医として有名だったと共に、演劇改良に関しても或る急進的意見を持っていた、一種の劇通だったと云う。…(中略)…
 北庭筑波が撮影した写真を見ると、北畠ドクトルは英吉利風のオ.頰髥を蓄えた、容貌魁偉な紳士である。本多子爵によれば、体格も西洋人を凌ぐばかりで、少年時代から何をするのでも、精力抜群を以て知られていたと云う。そう云えば遺書の文字さえ、鄭板橋風の奔放な字で、その3.リンリたる墨痕の中にも、彼の風貌が看取されない事もない。(芥川龍之介「開化の殺人」より)
 
C 吾等の現住せる谷中村は今や奸悪なる買収の毒手にカ.りて瀕死の境に4.ホウコウしつつあり。吾等茲に聊か従来の実情及び現在の状態を開陳して非常歎願を敢えてするの理由を言明せんと欲す。キ.わくは微衷を諒せられんことを。…(中略)…
 謹んで、至尊の詔勅を拝読するに「地方官は地方の重任に居り親しく民情を知る専ら衆庶の為に公益を図れ」「百般の施設一に皆祖宗の遠猷に5.ソツユウし以て臣民の康福を増し国家の隆昌を図らんとするに外ならず」と在り、6.リンゲン炳乎として衆庶の公益、臣民の康福を擁護せらるるに存す。然るに畏くも、至尊統治の下に在りて施政の職に当たれる栃木県地方官及び下僚官吏は、聖旨を遵奉して吾等村民の生命財産を保護するに力を竭くさず、却って至尊の赤子たる吾等村民を駆りて死地にク.さんことに努めつつあり。豈是不忠の臣に非ずや。7.コウショクの吏に非ずや。…(中略)…
 吾等村民は日に同胞の毒手に誘惑せられて困頓窮厄にケ.み、8.キョウリョの地より誘拐せられて異村の山河に悲しみ、家庭は冷ややかに墳墓は乱るるの惨状に9.チンリンしてコ.哭天慟地の血涙に10.ムセぶの時に当たり、人道上残虐の不幸に遭逢せる者を救われ豊饒なる吾等の居村を保持して財産を奪掠せらるるの災厄を免るるを得ば、衷心の歓喜何物か之に如かん。(田中正造「非常歎願書」より)



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