漢検1級模擬試験倉庫

音読み問題の比較

以前に(一)の音読み問題の難化について調べたことがありました。
いくつかの辞典の見出しになっているかどうかを調べ、H21-①(左)とH28-③(右)での比較は以下の通りでした。

音読みの難化

7年半で明らかに×が増え、マイナーな語を増やすことで難化させていることが分かりました。

ふと気になって、今回H30-①の試験に関しても同じように調べてみました。
…が、長くなるので折りたたみます💦

「続きを読む」をクリックしてご覧ください。



まずは結果です。

H30-1音読み

やや見づらいですが、H28-③(左)とH30-①(右)の比較では以下の通りです。

28-3音読みH30-1音読み

(横幅が狭いと縦に並んでしまうようなので、ご注意ください。)

ん?ん?どうなった?変わった?変わらない?

…といった感じでしょうか(笑)
思っていたほどハッキリ分かる変化はありませんでした💦

ただ、漢検辞典の大見出し語の出題が9→5と減っているのは、比較的大きな変化と言えると思います。
(H21-①は16/20もあったんですけどね…^^;)
また、どの辞典にも記載されているようなメジャーな語の出題も減っているので、やや難化していると言っても良いかもしれません。

今後もマイナーな語の出題によって難易度が上がっていくと予想されます。
熟語としてではなく、一字ごとの音読みを読めるようにしておくことが益々大事になってきますね。

折角調べたので記事にしてみましたが、大した結論の無い記事になってしまいました💦
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コメント

常用の書き取り

マイナー音読みを増やし続けたら、そのうちネタが枯渇して、
出題形式が変わりそうですね。

(二)の書き取りは、表外読み以外での常用漢字の語は出ないと思っていたのですが、
「隠約」が出て、もしかすると、これからはそういう問題を1問入れてくるのかな・・?と感じました。

  • 2018/07/07(土) 13:33:36 |
  • URL |
  • まさ #233oTK86
  • [ 編集 ]

出題傾向の変化

まささん、コメントありがとうございます。

確かに、ネタが無くなれば形式変更もあり得るかもしれませんが、果たしてマイナーな音読み熟語は枯渇するでしょうか…?^^;
調べれば調べるほど音熟語は出てきますので、ネタが無くなるというのはなかなか想像がつきません💦

常用熟語の書き取りは、寧ろ数年前はもっと出ていたような印象があったので調べてみました。
26年度が特に多かったようで、3回で「政柄」「不堪」「権柄」「励声」「懸河」と5つも出ていました。
形式変更で問題数の増えた28年度からは何故か殆ど出なくなって、7回で「羊腸」(再び)「懸河」「隠約」の3つ(表外読みの「済勝」を含めても4つ)ですから、割合で言うとグッと下がっているようです。

1級熟語が多いとは思っていましたが、ここ数回、ここまで常用熟語が出ていないとは思いませんでした💦
ただ、(二)で出せる1級の熟語は数が限られているので、仰る通り、常用熟語の出題が今後また増えてくるかもしれませんね…。

文章題の難化などに気を取られていましたが、出題傾向は気付かないところでも結構変わっているようで、大きな発見でした。
どうもありがとうございました(^^)/

  • 2018/07/07(土) 14:18:16 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

これは厳しい

30-1、一番ヒット率の高い広辞苑でも、半分にも届かないんですね。これは厳しい(^^;
spaceplusさんの模試でも同じ傾向で作られていると思いますが、漢検1級本試験では、漢字一字ごとの読みを(意味による読み分けも含めて)踏まえたうえで、辞書に載っていない言葉でも正確に読む力が問われているんだな、と思いました。

余談ですが、こちらの記事の二番煎じ(笑)として、ネット辞書の状況を調査してみました。
ツイッターに載せましたので、よろしければご参考ください。

> (二)で出せる1級の熟語は数が限られている
気になったので、横から失礼します(^^;
(ニ)の書き取りは、基本的には大見出し語に限られるという感じでしょうか?
差し支えなければ、spaceplusさんの見解をお聞かせください。

  • 2018/07/07(土) 21:45:38 |
  • URL |
  • まあ、まったりと #-
  • [ 編集 ]

(二)の出題基準

まあ、まったりとさん、コメントありがとうございます。

音読みは、広辞苑にあるものだけでなく、漢文中で使われているような熟語も読めるように、という狙いがあるのかもしれませんね。
文章題の読みでも、辞典に無いような語が出題されていますし、近現代の作品でもそのような語は多くあるので、国語辞典の範囲に限らず出題するのはある意味で自然なことなのかもしれません。

コメントのお知らせが来たとき、ちょうど貴ツイートの「文学网汉语词典」を探しているところでした(笑)
試しに「蟠結」を調べたらありましたよ…^^;
http://cd.hwxnet.com/view/kggdopekecgmgdal.html
恐らく簡字体でなかったためにヒットしなかったのだと思います💦

> (ニ)の書き取りは、基本的には大見出し語に限られるという感じでしょうか?

「大見出し語」というのは「漢検辞典の大見出し語」のことだと思いますが、「隠約」は大見出し語ではありませんし、1級漢字のものでも「展翅」などは大見出し語ではありませんので、「基本的には大見出し語に限られる」とは言えないと思います。

「(二)で出せる1級の熟語は数が限られている」というのは、1つの短文で答えが1つに絞れるような出題でなければならないという条件が厳しいためです。
(ちなみに、(一)(三)(四)も含めて、少なくともここ最近は18字以内の文で出題されているはずです。)

また、文章題とは違って比較的平易な文章で出題しているため、国語辞典にないものや近現代の文学作品で殆ど使用されていないようなものは(二)で出題するには適さないように思います。
例えば、漢検学習をしていない方でも、(二)だけは(答えは分からなくても)文章自体の意味が分かる問題が幾つかあると仰るはずです。

更に、専門的過ぎる語も出題には適さないと考えています。

こういったことから、(二)で出題できる熟語を探すのはなかなか難しく、訓の出題が最近やや多めになることが多いのも、もしかしたらそのためかもしれません。

ただし、同音問題だけは、同音と言う更に厳しい"縛り"があるので、なりふり構わず(?笑)若干広めに採用している印象で、「耿介」などの難問が出るのもそのためだと考えています。

纏まりのない文章になってしまい、失礼しました💦
また、何かご質問などありましたら、お気軽に仰ってください。
どうもありがとうございました(^^)/

  • 2018/07/07(土) 22:29:18 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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