漢検1級模擬試験倉庫

本試験H29-3について(表)

前回と同様に今回も分析(+我田引水(笑))記事を書きました。
記事は「表面について」「裏面について」「今後の対策について」の3つです。

解答に関しては現在有力視されているものを基に書いています。
従って、標準解答到着後に追記修正を行う可能性もありますので、予めお含みおきください。

今回は表面についてです。
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
(本試験の内容に触れますので、閲覧にご注意ください。)



分野ごとに順に触れていきます。
まずは、番号の説明です。

①模擬試験(計44作)
・模擬試験(その1~38)
・チャレンジャー向け模擬試験(その1~3)
・直前模試(29-1,29-2,H29-3)

②大見出し語表

③定期記事
・「大見出し語表+αからの問題」(その1~12)
・「分野別対策」(その1~12)
・「訓読み書き問題」(その1~18)
・「四字熟語特訓」(その1~6、特別篇)
・「音読み問題」(その1~14)
・「訓熟語読み問題」(その1~5)
・「文章題訓読み問題」(その1~5)

④その他
・上記以外の記事全般
・訓読み表

⑤応用

H29-3の問題を、①→④の優先順位で出題されているかどうか調べました。
(例えば、①②で共に出題していても、①のみしか調べていませんので、ご注意ください。)
⑤は関連情報のあるものを載せています。

(一)音読み
(一)音
オレンジのものは、ちょっとした応用で対応可能と考えたものです。
常用漢字表の音と「蒙」は読めるものとしました。
「饕餮」の出題はしていますが、「文」の読みを間違えた方も多いようなので、ここでは含めませんでした。

傾向としては、常用の表外音や準1級漢字の出題が増えました。
H29-1では多く、H29-2では無かったので、傾向がコロコロ変わって対策が大変です💦
1級漢字に関しては比較的スタンダードな出題だったと思います。

弊ブログでは、「文」は仕方が無いとして(苦笑)、弊ブログでは「叶」以外は対応できていたと思うので、個人的には満足しています。
「音読み問題」(その6~8)で準1級漢字の対策をしたので、H29-1の後の対策が功を奏したようです。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方の目標は18点ぐらいでしょうか?
準1級漢字の音に関しては得意不得意が分かれると思いますので判断は難しいですが、今回に関しては、そこまで難易度は高くないものと判断しました。

(一)訓読み
(一)訓
黄色は漢検辞典第二版で新たに追加された読みです。
「沾」の訓読みは第一版では「うるお(う)」のみ、第二版では「うるお(す)」が追加されましたが、第一版の読みで対応可能と考えました。

変則的な読みはH29-1に多かった特徴ですが、第二版の読みが2つあるのはH29-2と同じです。
あまり耳にしないような表現で読みにくくするなど、訓読み分野は毎回厄介な出題が見られますね💦

弊ブログでは、まだまだ「訓読み表」頼りではありますが、それなりに対応できていたと思います。
今回も複合語「緇門」が出ましたが、音と同じくこちらもH29-1後の対策で取り組んでおいたものです。
特に第二版の「罩める」を出題できていたことと、「閉てる」を直前模試で出せたことが個人的には嬉しかったですね。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方の目標は8点程度ですね。
第一版の送り仮名のある訓読みは落とせないと思いますので、前回と同じくこちらの記事をオススメしておきます→「ランダム1級訓読み(送り仮名あり)

(ニ)
(二)
「篩う」は「篩」の出題から対応できなくないとは思いますが、「⑤応用」の欄に回しておきました。

別解を気にしなければ、全て1級漢字の問題と言えると思います。
これは少なくとも最近ではとても珍しいのではないでしょうか…?
音熟語は全て大見出しだと思うので、ここで点を稼ぎたいところですね。
個人的には「蠟纈」のような語がやや専門的で対策しづらいように思いましたが、あまり話題に上らなかったので、そこまでの難易度では無かったのでしょうか…?^^;

弊ブログでは、大部分に対応できていて安心しました。
恥ずかしながら「平仄が合わない」という表現を知らず、専門的で出題しづらい語だと思っていたので、ウッカリ「平仄」を出題リストから外してしまっていました💦
もう少し1級大見出しのチェックが必要だと感じました(反省)

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方の目標は36点としておきます。

(三)
(三)

「表面は簡単だった」という声と「ダミーにやられた」という声の両方が聞かれたので、今回の試験の明暗を分けた分野の1つが語選択だったのではないかと考えています。
1級大見出しが4つなので点を伸ばせた方もいれば、ダミーに惑わされて大きく失点してしまった方もいらっしゃるようです。

ダミーによる難化に関して、引っかかった方は憤懣遣る方ない💢といった感じなのかもしれませんが💦、マイナーな語を出題することによって、いくらでも難化させることが出来る分野であることを考えれば、比較的難化のさせ方は穏やかなのではないかと個人的には考えています。
また、文章題の難化も考え合わせると、特に今年度からは「語を知っているだけではダメ」という方針に切り替えたのかもしれません。
「~のたとえ」といったものが無く、漢字1つ1つの意味の理解を問うような出題だったことも今回の特徴として挙げられますので、こういったことも得意不得意が出る要因になっていたかもしれません。

弊ブログでは(ダミーによる影響を無視すれば)「比擬」以外は対応済みでした。
ちなみに、「比擬」が過去問(H19-1)だというツイートを拝見しました。
この回の過去問を対策している方がどの程度いらっしゃるのかは分かりませんが、対策していたかどうかで大きく難易度は違ったでしょうね。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方の目標は厳しいようですが8点です。
ダミーに引っかからないためにも、熟語の意味を知ったときには「なぜその漢字の組み合わせでそのような意味になるのか?」と意識することが大事だと考えています。

(四)問1
(四)問1

ここ最近は2問が常用四字熟語などの難問になることが続いていましたが、今回は1問だけでした。
この分野は易化したと言えると思います。

弊ブログでの対応はまずまずといったところです。
ちなみに「気韻生動」に関しては上にもある通り、拙模試の文章題で「キイン(気韻)おのづから生動せむ」という出題をしていました。
個人的に気に入っていた出題で、後記でも「気韻生動」には触れていたので、挑戦された方には出来れば正解していただきたかった問題なのですが…あまり正解率は高くなさそうです💦

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方の目標は「気韻生動」を除いた18点が必須です。
ここ最近の難化を考えると、チャレンジャーの方でも漢検漢字辞典にある四字熟語は対策しておいた方が良いのかもしれません。
少なくとも文章題よりかは対策しやすいはずです(苦笑)

(四)問2
(四)問2

語選択ほどで大きな差が付く訳ではありませんが、ここもダミーによって明暗を分けた可能性のある分野だと思います。
特に「衆賢茅茹」の文章は「ん?」となりました💦
「朝廷に」という説明がネットでは見つかりにくいのですが、漢検四字熟語辞典(私は持っていません)ではそのような記載なのでしょうか…?

弊ブログでは、特に対策していた分野でない割には出せていたかと思っていますが、もう少し対策しておく必要がありそうです。
ちなみに「雲雨巫山」を出す勇気はありませんでした💦💦💦

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方の目標は厳しめですが満点の10点としておきます。



ということで、表面は終了です。

チャレンジャーの方の目標が厳しくなってしまったかもしれませんが…
(一)26/30
(二)36/40
(三)8/10
(四)28/30
として、表面合計:98/110 という目標になりました。
繰り返しになりますが、飽くまで私の個人的な感覚ですから、単なる目安として考えてください。

では、裏面の記事に続きます。
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