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チャレンジャー向け模擬試験その2(記事版)

「チャレンジャー向け模擬試験その2」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.舅姑に面晤し聘礼を餽る。
2.一顰一笑から識閾下の喜怒を見抜く。
3.斗斛の禄に喟然として咨嘆す。
4.駸駸と戊戌の年が眉睫の間に逼る。
5.厳父癇癖強く、干諱避け艱し。
6.法条繁縟猥多にして釐正を要す。
7.胼胝の労を厭わず蹇蹇と尽瘁す。
8.簾中の綽態に恍然と見惚れる。
9.佞臣媚諛を重ね、竟には吮癰舐痔す。
10.遺忘は敝篋の琳琅を泄らすが如し。
11.袞冕を纏い、鳳輦に乗りて巡幸す。
12.糶糴の制度を新刱し、民に贏利を齎す。
13.臣妾の忠諫に感奮興起して攘袂す。
14.薤露の歌に漣漣と灑泣する。
15.炯炯たる睛眸を持ち、鵜獺の如く漁る。
16.神嵩岫に蟄れ栖むと口碑に伝わる。
17.倡女、蟬鬢を斉うるに金鑷を以てす。
18.乾徳溥洽にして甘露を降らす。
19.鰓耙の棘で濾過して微生物を捕らえる。
20.嗜慾の生ずるは素練の緇涅するが如し。
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21.躱すになく、車に轢過される。
22.葉をちて根を枯らす。
23.も匂いも奥床しい秋霜三尺を佩びる。
24.衝路を扼して吞噬した地に鼎をむ。
25.女官の丸髢に平額を取り付ける。
26.継粉の多いを歠る。
27.嬖妾君寵にれ、妲己の如くなりぬ。
28.坊間にて品わんとするも金囊を忘る。
29.愉快なりて轎舁きも呵えり。
30.兄弟牆に鬩ぎて、紛擾むこと無し。
 
(二)
1.公文書のカイザンが問題となる。
2.池の蝌蚪が次々とフカする。
3.民家がイラカを並べる街衢を往く。
4.帝王をセンショウし驕恣に振る舞う。
5.風邪でシワガれた声を出す。
6.あまりの絢爛さに思わずドウモクする。
7.罪咎甚だ重く、遠地にルタクせらる。
8.ほんのごアイキョウに一曲歌う。
9.海老のセワタを取り除く。
10.客死した友人がフビンでならない。
11.予定がち合わないよう調整する。
12.ハイゼンと驟雨が降る。
13.譴責処分ではあまりにテヌルい。
14.理想と現実がカイリして苦しむ。
15.カイリに生じた不満を噯にも出さない。
16.手紙を出した相手からカイリが届く。
17.カヤが嫋嫋たる風に靡く。
18.棋士がカヤの将棋盤を挟んで対峙する。
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19.カミシモを脱いで款談する。
20.黄色い嘴のイカルが囀る。
 
(三)
1.いけどりにされた者。
2.非常に隔たりのあるたとえ。
3.汚れを洗い落とすこと。
4.粗末なことや才能や徳の乏しいこと。
5.深く謝罪の意を表すこと。
 
かいしゅん、きんしょう、しょうじょう、ちょれき、
とうでき、ひはく、ふけい、ふりょ
 
(四)
問1
1.(   )反正
2.(   )宵衣
3.(   )挙踵
4.(   )奔泉
5.(   )墨客
6.肉山(   )
7.危言(   )
8.波詭(   )
9.優游(   )
10.黛蓄(   )
 
うんけつ、えんけい、かっき、かくろん、かんえい、
かんしょく、こうてい、そうじん、はつらん、ほりん
 
問2
1.無実の疑いをかけられる。
2.大勢の末端よりは小勢の長の方が良い。
3.地位の低い役人のたとえ。
4.文字を間違えること。
5.天子や貴人が風流を楽しむ船。
 
三豕渉河、抱関撃柝、甕裡醯鶏、竜頭鷁首
薏苡明珠、豪放磊落越俎代庖、鶏尸牛従
 
(五)
1.豪猪
2.天牛
3.海参
4.燭魚
5.文身
6.野菰
7.連枷
8.飯匙倩
9.男郎花
10.金糸魚
 
(六)
ア 1.寇偸 … 2.偸む
イ 3.覘望 … 4.覘う
ウ 5.咸萃 … 6.萃まる
エ 7.貽殃 … 8.貽す
オ 9.拝俛 … 10.俛せる
 
(七)
1.恢復
2.猜疑
3.懊悩
4.黙秘
5.勁健
 
6.挌闘
7.神職
8.万乗
9.連行
10.無沙汰
 
いんち、えつよ、きゅうかつ、しんぴょう、はくせん、
ひれき、ふげき、ほうそ、りびょう、るいじゃく
 
(八)
1.イモンの望。
2.羹に懲りてナマスを吹く。
3.食前方丈イッポウに過ぎず。
4.大は棟梁と為し、小はスイカクと為す。
5.コケの後思案。
6.君子の交わりは淡きこと水の如し、小人の交わりは甘きことレイの如し。
7.ブンゼイ膚を咬み虎狼肉を食らう。
8.慷慨して死に赴くは易く、ショウヨウとして義に就くは難し。
9.人生相見えざることシンショウの如し。
10.飽かぬは君のゴジョウ
 
(九)
A 卯の花くだし新たにア.れて、池の面の小濁(ささにご)り、尚遅桜の影を宿し、椿の紅を流す。日イ.けて眠き合歓の花の、其の面影も澄み行けば、庭の石灯籠に苔やや青うして、野茨(のばら)に白き宵の月、カタカタと音信(おとず)るる鼻唄の蛙もおかし。ウ.はさて都はもとより、衣軽(かろ)く恋は重く、褄浅く、袖輝き風薫って、緑の中の涼傘(ひがさ)の影、水にうつくしき1.ヒスイの色かな。浮草、藻の花。雲の行方は山なりや、海なりや、曇るかとすれば又エ.き太陽。(泉鏡太郎「五月より」より)
 
B 政治家とならんか、文学者とならんか、我は文学者を択ばん。政治家の技能はその局に当たりその地位を得るに非ざればオ.れず。その局に当たりその地位を得るは一半は材能により一半は2.ネンシによる。たとい材能の衆に超ゆるあるもネンシの少きは遂にカ.奈何ともするなきなり。英のピットの例は再びあるべからず。一般の例に拠るに少くも四十歳を越えざれば天下を動かす能わず。病躯蠢蠢命、3.タンセキを測られざる者豈手を拱して四十歳を待たんや。(正岡子規「病牀譫語」より)
 
C 兵馬の争いは言論の争いを停止するの力あり、鹿児島私学校党の一揆は、ただに当時の政府を4.キョウガイせしめたるのみならず、世の言論をもって政府に反対する諸人をも驚かし、一時文墨の業を中止して5.トウヒツの志を興さしめたり。…(中略)…当時に至るまで政論を唱えたるものは主として東京にあり、かつ民間にありて政論に従事せしものはおもに旧幕臣または維新以来江戸に居留せし人々に係る、地方土着の士人に至りてはなお6.ヒニクの疲(や)せたるを慨嘆し、父祖伝来の7.ジュウキを貯蔵して時機をキ.ちたる、これ当時一般の状態にあらずや。…(中略)…
 さきに民選議院論を唱えたる政事家の一人板垣退助氏は時の政府に不平を抱きてその郷里土佐にあり、薩摩の西郷とともに民間の勢力をもちたるがごとし。当地その同論者たる江藤氏は佐賀の乱にク.れ、後藤氏は政界を去りて実業に当たり、副島氏は東京にありて高談雅話に8.カンジツゲツを送る。ここにおいて政府の反対者たる政事家はただ九州と四国とに9.バンキョしていわゆる西南の天には殺気の横たわるを見るに至れり。吾が輩は第二期の政論派すなわち民権論派を区別して四種となせり、その中にケ.悒鬱的論派とも言うべき慷慨民権派は実に薩摩なる西郷氏を欽慕するものに係る、しかして快活的論派とも言うべきはすなわち土佐の板垣氏に連絡ありてその根拠を大阪の立志社連に有せり。…(中略)…快活的の一派はこれに反してますますその勢力を博し、当時西郷の敗亡を10.シュウシュ傍観したる板垣氏はひとり民権派の首領たる名誉をコ.にして、政界の将来に大望を有するに至る、これを十年十一年の交における政論の一局状となす。(陸羯南「近時政論考」より)



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