漢検1級模擬試験倉庫

模擬試験その12 制作後記

模擬試験その12、いかがでしたか?
今回は、難化させた記憶が無いにも関わらず、全体的に難しくなってしまいました(汗)
難問の模試を出した日は、心配になるせいか、夜になるとドッと疲れが出ます(苦笑)
今後も予定している難易度通りにはならないと思いますが、どうかご容赦ください<(_ _)>

今回もいくつかお話を…。
(以下、「その12」の内容に触れますので、解かれてからご覧ください。)



(一)26「蛔(はらのむし)の出す毒素の影響で体調を崩す。」
こういった助詞「の」を含む訓読みはなんとなく出ないような気もしますが…
・音読みの読み問題→「蛔虫」しか熟語が見つからないが、これではあまりにもそのまんま。
・音読みの書き問題→同様に「蛔虫」しか無いが、「回虫」という書き換えがあるので適さず。
・訓読みの書き問題→「はらのむし」は「腹の虫」と書くのが一般的なので適さず。
となり、訓読みの読み問題しか出題できず、配当漢字なのに登場させないのも可哀想(?)なので、この形で出題しました。

(二)19「帽子に十ガロン(呏)も水は入らない。」
「テンガロンハット」なんて言いますが、10ガロン(≒38L)も入る訳ないですよね(笑)

(二)20「隠し事をする夫の口をムシ(毟/挘)る。」
鎌をかけることを「口を毟る」というみたいですが、文中での使い方で合っていたでしょうか…?
何だかホラーのような文章になってしまいましたけど…^^;

(三)「甄陶(けんとう)」
ニュアンスは少しずつ違いますが、「鈞陶(きんとう)」「薫陶(くんとう)」「甄陶(けんとう)」の3つは類義語に当たりそうです。
「かんとう」「こんとう」もあればいいんですけど…(笑)

(四)問2-1「曳尾塗中」
四字熟語辞典に無かったのではないでしょうか?
漢検漢字辞典の「尾を塗中に曳く」からの出題でした。

(四)問2-3「陶朱猗頓」
こちらも記載が無いものだと思いますが「猗頓之富」から推測可能でしょう。

(七)6「越度」
音読みで「オチド」と読みますが、音熟語とは思えない音熟語ですね…^^;
関係無いですが「麩饅頭(フマンジュウ)」も音熟語っぽくないです(笑)

(七)9「投綸」
「綸(いと)」に「釣り糸」の意があり(漢検辞典にも記載あり)、「投綸」は「釣り」の意です。
「すいちょう」から「羊裘垂釣」を思い浮かべられないと正解は難しいでしょう。
実は、「その9」の問題文の中に「投綸」があったのですが…恐らく誰も気付かれていませんよね…^^;

今回の対義語・類義語は鬼レベルだったようです(汗)
28-1を意識しすぎたでしょうか…?
もしくは、疲れていたせいか、難易度を気にする余裕がなかったのかも…(*_*;

(九)
個人的にこういった晦渋な文章は苦手です(苦笑)
意味を捉えられず苦労された方もいらっしゃったのではないでしょうか…?
捉えられたとしても7「評騭」は、かなりの難問ですが…^^;
ただ、コメントで教えて頂いたのですが、過去問の読み問題では「評騭」は出ているそうです。
「品騭」も含めて、「騭」は頻出のようなので、書けるようにしておきたいところです。


さて次回「その13」は、9/3(土)の10時~12時頃に公開します。
もう9月になるんですね…そろそろ、申し込むかどうか決めなければ^^;
次回も挑戦お待ちしております(^^)/
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