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本試験29-2について(表)

先日の記事で、大変ご心配をおかけしました。
多くの方に様々な形で励ましのお言葉いただき、大変感謝しております。
(ウッカリ返信し忘れていないか、ちょっと心配です…^^;)
深刻な感じの記事になってしまいましたが、そこまで酷く落ち込んでいるわけではありませんので、ご安心ください。

さて、予告していた29-2の試験についての記事です。
今後の方針を決めるために、これまでの拙模試、弊ブログでの出題でどの程度対応可能だったのかを調べてみました。
また、出題に関して気付いた点、気になる点なども纏めました。

通常は標準解答が届いてから書くべきなのですが、もう次に向けて始動している方もいらっしゃるので、現時点で一般的に解答とされているものを基にして書きました。
従って、標準解答到着後に追記修正を行う可能性もありますので、予めお含みおきください。

長くなってしまったので表面と裏面で、2つの記事に分けました。
また、今後の対策等については、更に別の記事で纏めたいと思います。

今回は表面についてです。
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
(本試験の内容に触れますので、閲覧にご注意ください。)



分野ごとに順に触れていきます。
まずは、番号の説明です。

①模擬試験(計40作)
・模擬試験(その1~38)
・直前模試(29-1,29-2)

②大見出し語表

③定期記事
・「大見出し語表+αからの問題」(その1~12)
・「分野別対策」(その1~6)
・「訓読み書き問題」(その1~18)
・「四字熟語特訓」(その1~6、特別篇)

④その他
・上記以外の記事全般
・訓読み表

⑤応用

29-2の問題を、①→④の優先順位で出題されているかどうか調べました。
(例えば、①②で共に出題していても、①のみしか調べていませんので、ご注意ください。)
⑤に関しては、追々説明します。

(一)音読み
29-2(一)音 
・色の付いていないもの → そのままの出題
・オレンジ → 同じ1級漢字の音読み出題
・ブルー → 同じ熟語の書き取り問題
としています。(ただし、20「鄙忱」は「鄙」と「忱」に分けています。)

常用漢字の表内の音読みは読める、また、書き取りしているものは読めると仮定すると、記述の範囲は解答可能ということになります。
以下、このような仮定の下で話を進めます。(多分野でも同様です。)

「①模試」と「②大見出し語表」のみで8割の16問に対応出来たのは上出来だと思っています。
特に「龐眉皓髮」を直前の「模試38」で出題できたのは嬉しかったですね^^

実は、弊ブログでの音読みの出題は(例外はあるものの)「漢検漢字辞典」もしくは「KO字源」に音熟語例のあるもののみに範囲を限定しています。
これまではその範囲で殆ど対応でき、例外は多くても2つほどだったと思いますが、今回は「鬨」「齣」「忱」の3つが対応できないものでした。(ただし、「忱」は過去問にありますから必須です。)
どの辞典で学習するかにも依りますが、徐々に辞典で熟語を見つけにくい漢字を選んで、難化させているのだと思います。
(以前にも記事で触れましたが、こういった点からも、最近の試験での安易な「読み→書き」対策はしない方が良いと考えています。)

一方で、読み分けがややこしいもの、マイナーな音、常用漢字の表外音、といった出題は無かったように思うので、ある程度の配慮はあったのだと考えています。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方は…
正解17問ぐらいが目標になるでしょうか…?
人によっては、もう少し取ることもできるでしょうね。

(一)訓読み
29-2(一)訓
・色の付いていないもの → そのままの出題
・イエロー → 第二版の読み
・オレンジ → 漢字部分の読みは同じで変則的な出題
・ブルー → 同じ語の書き取り問題
としています。

「髻(たぶさ/みずら/もとどり)」も訓読み表にはあるのですが、読み分けまでは対応不可能と考えて空欄にしました。

訓読みは、模試では出題量に限界があるので、訓読み表に頼らざるを得ない部分がありますね…。

調べてみて「汞」「佯る」が第二版の読みであることに気付きました…^^;
試験直後の記事で「第一版の読みから推測すれば、まだ対応可能」といったことを書いてしまいましたが、これらはちょっと厳しかったかもしれません…すみません。
ただし、「昇汞」「佯狂」という大見出しに対応する訓であったことが唯一の救いですね。
こういった熟語の正確な理解を問うための出題と見ることもできそうです。

もう1点触れるべき問題は「孅なる」ですね。
私は第一版の訓読みを集中して取り組んでいたので、「孅」から「かよわ」しかないと判断して読むことができました。
変則的な出題に対応することを考えると、対策範囲の広げ過ぎはマイナスになることもあります。
どのように学習するかの判断が、今後ますます難しくなっていくことが予想されます。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方は…
「汞」「大髻」「佯る」「孅なる」以外の6問は何とか確保したいところですね…。
今回のこの分野は相当難しかったと思います。

(二)
29-2(二)
・色の付いていないもの → そのままの出題
・イエロー → 大見出しで無い音熟語
としました。

ただし、「大禍時」は「禍(まが)」がポイントと考えて、「禍神(まがかみ)」から対応可能とさせていただきました。(オレンジ表示)

20「膵」が「膵(臓)」の形の出題をしていなかったので空欄になっていますが、これは大丈夫だと考えると、甘めに見て4分の3ほど対応できていたようです。
「訓読み書き問題」の成果が比較的大きかったようで、対策した甲斐がありました^^

この中では「撒播」が難問だったかもしれませんね…。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方は…
過去問が多めのような気がしますので、「撒播」以外は1ミスにおさえておきたいところでしょうか…?
簡単ではないと思いますが、目標18問程度としておかないと、他で巻き返すのが厳しくなりそうです。

(三)
29-2(三)

対応できたのは3問、まずまずです。

「坤輿」は準1級の熟語ですが、この分野で準1級の熟語は28-1の「鶏肋」以来でしょうか…?
他は1級大見出しなので、今回は比較的簡単だったような気がします。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方は…
厳しいかもしれませんが、全問正解を目指したいところですね。
人によっては、ダミーが厄介だったでしょうか…?^^;

(四)問1
29-2(四)問1
・色の付いていないもの → そのままの出題、もしくは、四字熟語全体の出題
・オレンジ → 逆になっている四字熟語の出題

ここで「⑤応用」には、その四字熟語に関連する問題のある記事を載せました。

触れるべきは、常用四字熟語の「斉紫敗素」と「青史汗簡」ですね。
常用四字熟語は直前に2つ対策記事を出しましたが、どちらもハズレでした…すみません…(;_;)
ただ、「デジャヴ」シリーズには「斉紫敗素」があったのでホッとしています…^^;

一方の「青史汗簡」は、出典の無いものでしたね💦
出典の付いているものが続けて出ていることを発見したと思ったらこれですから、嫌になってしまいます(苦笑)

ただし、「汗簡」という熟語は出題に利用していました。(その記事のコメント欄では「青史汗簡」に触れていたのですが…。)
「青史」≒「汗簡」≒「歴史書」なので、類義語問題と捉えることもできますね。

ちなみに今回も、どちらの常用四字熟語も「漢検"漢字"辞典」にあるものでした。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方は…
「斉紫敗素」「青史汗簡」以外の8問正解は必須です。
これは、他のリピーターの方も同意してくださる内容だと思います。

(四)問2
29-2(四)問2
・色の付いていないもの → ほぼそのままの出題
・ブルー → 書き取り問題で出題

今回のこの分野は素直な出題でしたね。

(飽くまで個人的な意見ですが)チャレンジャーの方は…
全問正解が必須です。



ということで、表面は終了です。

チャレンジャーの方の目標が厳しくなってしまったかもしれませんが…
(一)23/30
(二)36/40
(三)10/10
(四)26/30
として、表面合計:95/110 という目標になりました。
繰り返しになりますが、飽くまで私の個人的な感覚ですから、単なる目安として考えてください。

では、裏面の記事に続きます。

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