このシリーズは、今回が最終回です。
出題したのは全体の半分程度ですが、(模試などで出題したものを除き、)とりあえず抑えておきたいものは一通り出題したつもりです。
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問題A
1.祖先を省みて恩徳を謝すること。 反始 はんし
2.他人の説をそのまま信用すること。表面だけの浅薄な知識。 耳食 じしょく
3.元気を出して仕事にかかること 唾手 だしゅ
4.馬をよく見分ける人。馬をよく御する人。 良楽 りょうらく
5.道につつしみのっとること 矜式 きょうしょく
語群:[いりん、きしょう、きょうしょく、じしょく、
せいび、だしゅ、はんし、りょうらく]
<ヒント1:ダミー消去> <ヒント2:解答の読み表示>
<解答・解説の表示>
1.始にかえる意。(cf.報本反始)
3.手に唾をつける意。
4.馬の良否を見分ける名人の王良と伯楽から。
問題B
1.優れた才能がすぐに現れること。才能が群を抜いて秀でること。 錐脱 すいだつ
2.死後に供養してその功徳を飾ること。 追賁 ついひ
3.乱れた世をしずめ治めること 撥乱 はつらん
4.よく人を待遇すること。 青顧 せいこ
5.こみち 蟻径 ぎけい
語群:[ぎけい、すいだつ、せいこ、せんきゅう、
たくろ、ついひ、はつらん、るいしょく]
<ヒント1:ダミー消去> <ヒント2:解答の読み表示>
<解答・解説の表示>
1.=「穎脱」
2.「賁」は飾る意。
3.(cf.撥乱反正)
4.青眼で人を迎える意。(cf.阮籍青眼)
5.蟻の通る道の意。
問題C
1.思いがけない出来事。 不虞 ふぐ
2.鳥獣が交尾して子をうみ育てること 孳尾 じび
3.多方面に通じていること、また、筋道のとおること。 条達 じょうたつ
4.どて。つつみ。 塘坡 とうは
5.他人の贈り物を辞退して返すこと。 反璧 はんぺき
語群:[かんじょう、じび、じょうたつ、とうは、
はんぺき、ひじ、ふぐ、ふつう]
<ヒント1:ダミー消去> <ヒント2:解答の読み表示>
<解答・解説の表示>
1.(cf.不虞之誉)
5.亡命中の晋の公子重耳が、人から璧を入れた大皿の料理を贈られた時、璧は返した故事から。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また、出題していただいたsyuusyuu師匠に改めて感謝いたします。
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