本日昼にツイッターで出題した文章題を、こちらでも出題したいと思います。
問題は(画像の枚数の問題もあり、)書き取り8問、読み4問で、計20点です。
尚、一回目から出題部分に、不適切に受け取られそうな部分を入れてしまいました(汗)
捉え方は人それぞれなので悩みましたが、念のため一部空白にして出題しております。
では、「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
当時の二葉亭の説を簡単に搔い摘むと、(…すみませんが、空白で…)その根本の病因をa.医やさないで訓誡、懲罰、1.ケイヘキを加えても何の効があるはずがない。…(中略)…
その時分、文壇の機運はいよいよ益々2.ランジュクし、紅露は相対塁して互いに覇を称し、鷗外は千朶山房に群賢を集めてb.獅子吼し、逍遥は門下の才俊を率いて早稲田に威武を張り、樗牛は新たに起ってc.旗幟を振い、四方の英才3.シュンボウ一時に崛起して雄を競うていた。二葉亭は『浮雲』以後全く4.トウカイしてこの文壇の気運を白眼冷視し、一時5.バクゲキを結んだ逍遥とも音信を絶していたが、丁度その頃より少し以前、逍遥と二葉亭とは偶然私の家で邂逅して6.キュウカツを叙し、それから再び往来するようになっていた。…(中略)…
これらの会見始末は精しく三山に通信して来たそうだ…(中略)…この三山も今では7.エキサクしてしまったが、手紙は多分三山のd.遺篋の中に残ってるかも知れない。…(中略)…
二葉亭は…(中略)…あたかも彗星の如く不思議の光芒を残しつつ8.シュッコツとして去ってしまった。
(内田魯庵「二葉亭四迷の一生」より)
<解答の表示>
1.刑辟
2.爛熟
3.俊髦/儁髦
4.韜晦
5.莫逆
6.久闊
7.易簀
8.倏忽
a.い
b.ししく
c.きし
d.いきょう
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