漢検1級模擬試験倉庫

分野別対策 プロローグ

来週から「分野別対策」シリーズが始まります。
既に記事は予約投稿済みで、説明は来週月水金の記事に詳しく載せているのですが、急遽「プロローグ」と題して、金曜日の出題形式の例題を出したいと思います。

出題形式は、文章題の書き取り問題です。
ただし、語群から適切な読みを選択して答える必要があります。

結局来週も同じ説明が出るので(苦笑)、チャッチャと例題(5問)を出したいと思います^^;
ただし、この例題は文章題としては微妙な"お遊び"です。
形式のチェックも兼ねて、お気軽に挑戦してみてください。
とはいえ、少なくともリピーターさんなら、(2017年内にご覧になっている場合は、)語群を見ただけで何かピンと来るのでは…?(笑)
何もピンと来ない方にとっては超難問ですので、すぐに答えを確認することをオススメします。



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群:[いたんかいちゅうけいよくちょうそうひぼう]

◇一昨年三月伊藤侯が特別の使命を帯びて韓国に赴き、始めて伏魔殿の主人公たる皇帝に対面したる時、蜜の如き辞令に富みたる皇帝は、侯に望むに永く京城に淹留して(1.)の任に当たらんことを以てし、且つ自ら金尺大綬章を賜わりて、侯を尊信するの意を表したりき。…(中略)…
 朝側の二大勢力たる山縣伊藤両公も、時としては此の二大勢力の聯合したる政府も、其の系統を承けたる桂内閣も、乃至西園寺内閣も、最も大隈伯の存在を重視し、大隈伯の活動を(2.)し、大隈伯の監視、批評、向背に対して喜憂を感じたるのみならず、伯の意見は往々日本国民の利害を代表するものとして列国の政府及び国民を聳動したる場合少なきに非ず。
(鳥谷部春汀「明治人物月旦(抄)」より)

◇ついに(3.)の遂げられないことを悟った紀昌の心に、成功したならば決して生じなかったに違いない道義的慙愧の念が、この時忽焉として湧き起こった。(中島敦「名人伝」より)

◇しかして吾人人類は百川の海に(4.)するがごとく今やすでにこの命運に坌湧(ふんよう)し来たれり。(徳富蘇峰「将来の日本」より)

◇大江ノ匡衡は、と御尋ねあれば、鋭士数騎、(5.)を被り、駿馬に鞭打って、粟津の浜を過ぐるにも似て、其の鉾(ほこさき)森然として当たるものも無く見ゆ、と申す。(幸田露伴「連環記」より)

<ヒントの表示>



<解答の表示>





来週からは、同じ形式のものを2つ、計10問出題します。
今回と違ってちゃんとした問題ですので、ご安心ください(笑)
お楽しみに~(^^)/
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