今回は、とある方に先行して挑戦していただき、大きなミスが無いかチェックしていただきました。
おかげさまで、いつもと比べて随分と気楽に模試の公開が出来ました。ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします(^^)/ (←ここで言わなくても…(笑))
では、今回の後記です。「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
(「その36」の解答等の内容に触れていますので、ご注意ください。)
(二)10「道破」
良い出題文が思い浮かばず、ちょっと意味を取りづらかったかもしれません…。
「道」は「い(う)」、「破」は「~しとげる」と言った意味で、パッと見で意味が理解できない熟語ですね。
常用熟語の中では、こういったものが出題されやすいのではないかと勝手に予想しています^^;
(二)14「見縊る」
意味から「縊」がピンと来なさそうですね…。
こういうものは得意不得意が分かれそうな印象です。
(三)5「傭聘」
今回最大の難問だと予想しています。
漢字を見ると「あ~」という感じもありますが、推測は難しそうです。
しかも、ダミーの「せいこ」がありますしね(苦笑)
想定としては「青顧」(=青眼で人を顧みること。よく人を待遇すること。)のつもりで入れました。
(四)問1
「安宅正路」だけが下級からの出題でした。
ここで点数を稼いで置きたいところです。
(四)問2-5「刻鵠類鶩」
「鵠を刻して鶩に類す」という諺の四字熟語版です。
私の座右の銘の一つです^^
(七)5「親筆」6「弥久」8「囚俘」10「解頤」
このあたりが難問だったでしょうか…。
5は「真筆」も正解になると思って加えましたが、辞典の説明によっては、ちょっとニュアンスが違うものがあったので、念のために括弧を付けました。
ちなみに、「親」は「みずか(ら)」という意です。
(九)書き取り
え~、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、文章題書き取り10問のうち、1級漢字を含むものは4「号哭」のみでした(猛省)
殆ど難問だったように思います…すみません(汗)
ザッとですが、説明を…。
1「東道」は大見出し「東道の主」から。
5「付会/附会」は「付会之説/附会之説」という四字熟語から。(注を付けたのはそのためです。)
7「閑却」は辞書の意味とは少しズレがあるかもしれませんが、そのまま出題しました。
10「陸梁」が特に難問だったでしょうか…。「陸梁跋扈」(≒「跳梁跋扈」)という四字熟語もあるそうです。
(九)ア「午后」
青空文庫では「午後」でしたが、たまたま原文を見たところ「午后」となっていたので、変更して出題しました。
(九)オ「殷紅血」
「殷」は読み分けがありますね。
「⑤あかい。赤黒い色。」の意の時は「アン」です。
さて、次回の模試「その37」は、今のところ3週間後の公開を予定しております。
公開の準備が整い次第、画面右上の「お知らせ」欄にてお知らせいたします。
次回の模試もお楽しみに~(^^)/
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