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模擬試験その18(記事版)

「模擬試験その18」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.二人の間には鞏固な絆がある。
2.轆轆として車の行く音が聞こえる。
3.決勝で勁捷な相手と対戦する。
4.涙が汪漾として流れる。
5.巫覡が舞い、神の声を聴く。
6.各地を訪ねて氓俗を研究する。
7.祝勝会で選手一同忻懽する。
8.群臣皆慴憚して諫言せず。
9.邸の帑庫に贏儲あり。
10.緊張による瀉痢に悩まされる。
11.山に躓かずしてに躓く。
12.自ら志願し閹宦となる。
13.森に漂える陰陽の気を調燮す。
14.会社を傾けた妲己だと批判を浴びる。
15.索寞とした風景を見事に表現している。
16.麤糲を舂きて精ぐる者あり。
17.乱獲による種の殄殲を防ぐ。
18.嵐に遭いて、鯨鯢の顎にかく。
19.大雨が全てを霑漬させる。
20.楊公の勢い、倚靠するに泰山の如し。
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21.両親に対してを尽くす。
22.いかなる状況でも気をかに持つ。
23.体は衰えても、心はびついていない。
24.ぶつかった衝撃でが出る。
25.貴人が病に倒れった。
26.心らかに祈りを捧げる。
27.秋になり、が見事に紅葉する。
28.三十里ごとにを置く。
29.手を貸すにかではない。
30.梁簀を仕掛けて魚を取る。
 
(二)
1.両者の実力はキッコウしている。
2.部屋に豪華な照明をシツラえる。
3.彼はヒョウキン者として知られる。
4.タデ食う虫も好き好き。
5.敵に捕らえられフリョの身となる。
6.蛇と蛞蝓と蛙の三スクみ。
7.頭脳メイセキな探偵が活躍する。
8.思いあがってキョゴウな態度を取る。
9.旅先での不慮の事故によりオウシを遂げる。
10.喇叭を鳴らして豆腐をイクバイする者あり。
11.スルメを炙って酒の肴にする。
12.錚錚たるシンシン達が一堂に会する。
13.相手を説き伏せるためのカンケンを握る。
14.恋人たちがササヤき合っている。
15.カンモクして何事も語らず。
16.カンモクして垢を落とす。
17.トド松を建材として利用する。
18.水族館のトドが芸をする。
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19.四デシリットルの湯を注ぐ。
20.ツグミひねもす鳴き鳴けり。
 
(三)
1.身分不相応のことを望むこと。
2.ありもしないことを言って非難すること。
3.藪。また、民間。在野。
4.確かに請け負うこと。信頼できる固い約束。
5.偉い人として祭りあげること。祭り。儀式。
 
えきさく、きだく、きゆ、こうかん、
ざんぶ、そうもう、そとう、ろうきゅう
 
(四)
問1
1.(   )乖隔
2.(   )寄命
3.(   )鱸膾
4.(   )海市
5.(   )満目
6.画竜(   )
7.放蕩(   )
8.簞(   )
9.筆力(   )
10.干戈(   )
 
けんれん、こうそう、こうてい、こしょう、じゅんこう、
しんろう、たくこ、てんせい、ふき、りんろう
 
問2
1.身を守るために多くの策を用意すること。
2.心が広く、物事に拘らないさま。
3.俗世を離れた清らかで風雅な生活のたとえ。
4.性格がひねくれ、ずるがしこいこと。
5.何度も聞くと、嘘でも信じてしまうたとえ。
 
邪智奸佞長江天塹狡兎三窟、梅妻鶴子
冤家路窄、曽母投杼敦煌五竜豁達大度
 
(五)
1.馴鹿
2.望潮
3.雲脂
4.荊棘
5.虎子
6.黍魚子
7.万年青
8.山楝蛇
9.省沽油
10.鉄脚梨
 
(六)
ア 1.殫竭 … 2.殫きる
イ 3.怯懦 … 4.懦い
ウ 5.銷鑠 … 6.銷かす
エ 7.藉草 … 8.藉く
オ 9.歃血 … 10.歃る
 
(七)
1.万斛
2.足蹠
3.媼嫗
4.曩祖
5.栖栖
 
6.隕泗
7.宏謨
8.酒盞
9.忖度
10.鴻荒
 
うしょう、かんじょ、こういん、さいきゅう、ししゅ、
しま、しょうよう、すいこ、ひと、ろちょう
 
(八)
1.磯のアワビの片思い。
2.餓鬼にオガラ
3.ケイケイ甕裏の天。
4.政はホロのごとし。
5.チョウゴウの客。
6.乱りに与うるは物をコウガクに遺棄するに如かず。
7.をして鼠を捕らしむ。
8.日陰の豆も時が来ればぜる。
9.兄弟牆にセメげども外其の務りを禦ぐ。
10.レイスイの交わり。
 
(九)
A 丁度この時幕が開いたので、答うることをア.いない問いのような、奥さんの詞は、どういう感情に根ざして発したものか、純一には分からずにしまった。
 舞台では檻の狼のボルクマンが、自分にピアノを弾いて聞せてくれる小娘の、小さい心の臓をそっと開けて見て、ここにも早く失意の人の、苦痛の1.ホウガが籠もっているのを見て、強いて自分の抑鬱不平の心を慰めようとしている。見物は只娘フリイダの、小鳥の2.サエズるような、可哀(かわゆ)らしい声を聞いて、浅草公園の菊細工のある処に這入って、紅雀の籠の前に足を留めた時のような心持ちになっている。(森鴎外「青年」より)
 
B 秋風イ.嫋嫋と翼を撫で、洞庭の煙波眼下にあり、はるかに望めば岳陽のウ.、エ.灼爛と落日に燃え、さらに眼を転ずれば、君山、玉鏡に可憐一点の3.スイタイを描いて湘君のオ.をしのばしめ、黒衣の新夫婦は啞々と鳴きかわして先になり後になり憂えず惑わずカ.れず心のままに4.ヒショウして、疲れると帰帆の5.ショウジョウにならんで止まって翼を休め、顔を見合わせて微笑み、やがて日が暮れると洞庭秋月6.コウコウたるを賞しながら飄然とキ.に帰り、互いに羽をすり寄せて眠り、朝になると二羽そろって洞庭の湖水でぱちゃぱちゃとからだを洗い口をク.ぎ、岸に近づく舟をめがけて飛び立てば、舟子どもから朝食の奉納があり、新婦の竹青は初初しく恥じらいながら影の形に添う如くいつも傍にあって何かと優しく世話を焼き、落第書生の魚容も、その半生の不幸をここで一ぺんに吹き飛ばしたような思いであった。(太宰治「竹青」より)
 
C 札幌行きの列車は、函館の雑沓をあとにして、桔梗、七飯と次第に上って行く。皮をめくる様に頭が軽くなる。臥牛山を心にした7.トモエナリの函館が、8.チョウカン図をケ.べた様に眼下に開ける。
「眼に立つや海青々と北の秋」左の窓から見ると、津軽海峡の青々とした一帯の秋潮を隔てて、遥かに津軽の地方が水平線上に浮いて居る。本郷へ来ると、彼の酔僧は汽車を下りて、富士形の黒帽子を冠り、小形の緑絨氈(じゅうたん)のカバンを提げて、9.マンサンと改札口を出て行くのが見えた。江刺へ十五里、と停車場の案内札に書いてある。函館から一時間余りにして、汽車は山を上り終え、大沼駅を過ぎて大沼公園に来た。遊客の為に設けた形ばかりの停車場である。ここで下車。宿引きが二人待って居る。余等は導かれて紅葉館の旗をコ.に立てた小舟に乗った。宿引きは一礼して去り、船頭は軋(ぎい)と10.ロセイを立てて漕ぎ出す。(徳冨蘆花「熊の足跡」より)



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