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模擬試験その19(記事版)

「模擬試験その19」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.抽籤により役割を決める。
2.犯人の奇計により被害者は縊死した。
3.蓖麻の種子から油を搾る。
4.僻遠の地なれど、我が国の鎖鑰なり。
5.蓼虫葵菜に徙るを知らず。
6.杲乎として天に登るが如し。
7.神への感謝の気持ちを頌歌に込めて歌う。
8.吞気症により噫気がよく出る。
9.今や麾扇を取って風雲を𠮟咤するなり。
10.春の日の暄燠なるが如し。
11.国産の松蕈は高値で取り引される。
12.雋髦な部下に支えられて活躍する。
13.城へと続く門の前に多くの兵が屯戍する。
14.歯齦に炎症が見られる。
15.懸命に学習するよう吩咐される。
16.年の瀬になると度々讌戯する。
17.蘆荻風に戦ぎて、行々子鳴きかわす。
18.家族を打擲することは許されない。
19.楼下空しく聞く櫓の鴉軋たるを。
20.蜻蛉鳴きて衣裘成り、蟋蟀鳴きて嬾婦驚く。
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21.烈士は名にう。
22.製品に加工するために牛皮をめる。
23.な態度で顰蹙を買う。
24.積乱雲が発達し、が降る。
25.災害時にはやかな対応が必要だ。
26.自宅に置き忘れた友人の物をむ。
27.或る物はに堕ち、或る物は溷に落つ。
28.を肩に担いで長い道程を行く。
29.花粉に反応してる。
30.金属製の簓桁が風雨で錆びる。
 
(二)
1.未知の感染症がショウケツを極める。
2.クルブシの近くの骨を折る。
3.失敗を同僚にヤユされる。
4.恋に憂き身をヤツす。
5.ヒチリキを見事に演奏する。
6.実力者はシャクシャクと難問を熟す。
7.その件は、何等のアズカり知るところでない。
8.コウカンを使い、重いものを楽に持ち上げる。
9.過去に敗れた仇にフクシュウする。
10.ナマジ知識があるせいで間違える。
11.針金をワガねて、作品の型を作る。
12.晴天の日にバクリョウして衣類の蠹害を防ぐ。
13.文学青年がケンデンを耕す生活を夢見る。
14.災異ヨウゲツが国を亡ぼす。
15.川の水がセンエンとして流れる。
16.時間稼ぎのためのセンエン策を取る。
17.穀物をカマスに入れて運ぶ。
18.カマスの群れが泳ぎ回る。
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19.それはまことにアッパレなことである。
20.薬剤でダニを駆除する。
 
(三)
1.後悔すること。
2.海人の家。
3.天子の礼服と礼服を着たときにかぶる冠。
4.鈍くて道理の分からない男。
5.体を折り曲げて礼をすること。
 
ききょ、けいせつ、こうかん、こんべん、
ぜいせい、たんこ、ちし、どんかつかん
 
(四)
問1
1.(   )咨嗟
2.(   )長蛇
3.(   )術数
4.(   )偸光
5.(   )利口
6.夏虫(   )
7.桑田(   )
8.吹影(   )
9.虎視(   )
10.延頸(   )
 
えんえん、かんち、ぎひょう、きょしょう、さくへき、
しょくふ、せんぼう、そうかい、たんたん、ろうじん
 
問2
1.自然を愛で、風流を楽しむこと。
2.才能などを表に出さずに隠すこと。
3.失敗や負けを認めず、負け惜しみが強いこと。
4.見逃すことのできない好機。
5.時世に応じて、身の振り方を変えること。
 
衣錦尚絅孫楚漱石啐啄同時、萎靡沈滞
無辺無碍豪放磊落嘯風弄月、濯纓濯足
 
(五)
1.胡座
2.黄櫨
3.初心
4.眉児豆
5.雀鷹
6.清白
7.合歓木
8.玉柏
9.鶤鶏
10.山梔子
 
(六)
ア 1.擡頭 … 2.擡げる
イ 3.譎詭 … 4.詭る
ウ 5.哽咽 … 6.哽ぶ
エ 7.日昃 … 8.昃く
オ 9.崔嵬 … 10.崔い
 
(七)
1.駑駘
2.緒言
3.裸裎
4.悪酒
5.耄耄
 
6.人寰
7.慴惴
8.猛禽
9.関鍵
10.譌謬
 
いんぎん、かくしゃく、きりん、こうけい、こうこ、
しちょう、せんご、はく、ばつご、ほうそん
 
(八)
1.セキジョウの契りを結ぶ。
2.九仞の功をイッキに虧く。
3.ショウリョウ深林に巣くうも一枝に過ぎず。
4.キョウゲンは徳の賊。
5.烏にハンポの孝あり。
6.我が身をツネって人の痛さを知れ。
7.キコ相当たる。
8.命はコウモウよりも軽し。
9.リンゲン汗の如し。
10.年寄りの言うことと牛のシリガイは外れたことがない。
 
(九)
A 夏の匂いのする、夏の光のある、夏の形体をもっている魚――といったら、すぐ鮎だ、鱚だ、鯛とア.だ。夏ほど魚が魚らしく、清奇で、輝いて1.ハツラツとしている時はない。青いイ.魚籠にウ.を添える、笹を置く、エ.を敷く、それで2.イップクの水墨画になる。夏になるとその生活の半分を魚釣りで暮らす故か、私にとって夏ほど魚を愛し、魚に親しむ時はない。極端にいうと暑い夏百日は魚になって暮らしたいほどである。(佐藤惣之助「夏と魚」より)
 
B 乗合自動車を乗り棄てると、O先生と私とは駕籠に乗り、T君とM君とは徒歩でのぼった。そうして、途中で3.シュウウがオ.沛然として降って来たとき駕籠夫(かごかき)は慌てて駕籠に合羽をかけたりした。駕籠夫は長い間の習練で、無理をするというようなことがないので、駕籠はいつも徒歩の人に追い越された。徒歩の人々は何か山のことなどを話しながら上って行くのが聞こえる。それをば合羽かむった駕籠の中に聞いていては、時たま眠くなったりするのも何だかゆとりが有っていい。…(中略)…
 それから私等は、杉の樹立ちの下の諸大名の墓所を通って奥の院の方までまいった。案内の小童は極無造作に大小高下の4.フンエイをば説明して呉れた。(斎藤茂吉「仏法僧鳥」より)
 
C しかし父の最も得意とするところは、野菜つくりであった。私が今、私の少年時代における父の姿をしのぶ時、それは炬燵にあたっている姿か、さもなくば畑いじりの姿である。ことに、越中5.フンドシ一つで、その前ごをキチンと三角にして、すっぱだかで菜園の中に立っている姿が、今も私の目の前に浮ぶ。五日に一度くらい働きにくる小六という若い百姓男を相手にして、父はあらゆる野菜物を作っていた。大根、桜島、カ.蕪菜、朝鮮芋(さつま芋)、荒苧(里芋)、6.エンドウ、唐豆(そら豆)、あずき、ささげ、大豆、なた豆、何でもあった。茄子、ぼうぶら(かぼちゃ)、人参、牛蒡、瓜、黄瓜など、もとよりあった。蕗もあり、みょうがもあり、唐黍(唐もろこし)もあり、葱もあり、ちしゃもあり、らっきょもあった。(堺利彦「私の父」より)
 
D 嫁にやってある私の娘は、幼な児を二人抱え、老姑と四人で、最近伊勢崎へ疎開してきた。7.エイジを持てば、二人前のご飯を頂かないと、お乳が出ないものである。それに四、五歳の幼児でも、今は大人並みに食う。菓子も果物も、自由に買えぬ時代であるから、子供の間食といえば、味噌をなすったお握りを、一日に二、三回はキ.ぶ。…(中略)…
 海の魚といえば、我々上州の中央の平野に生まれたものでも、大都会である前橋ではじめて電灯ちゅう怪物を、腰をク.めて見物するところまでは、蒲鉾は板にはり付いて泳いでいるもの、ケ.は頭がなく乾いたままで生活するもの、鮭の塩引きは切り身のままで糸に、ぶら下がってくるものと考えていた程であるから、南会津に近い山間の人達や、裏秩父に隣住む山人が、海の魚を気味悪く思うのも、まことに無理ない次第である。(佐藤垢石「食べもの」より)
 
E 8.オウムは仙人の話によると雄だそうですが、わたしにはその声と身振りとのためにどうしても、女としか思えませんでした。大きな鳥籠のぐるりを、金太郎(わたしのうちの9.チンの名です)はぐるぐるまわりながら吠えました。ロオラは相手のその狂暴には一向驚きもしないで、彼女自身も犬の吠える真似をもって応戦しました。金太郎が躍気になって籠に顔を押しつけるとロオラはいきなり最もグロテスクなコ.でそれに立ち向かったので、金太郎はびっくりして後退りをしました。ロオラは金太郎の10.ロウバイを見ると急に、「ホ、ホ、ホ、ホ、ホ」と、笑い出しました。雄鶏がときをつくる時のように、上を見上げて意気揚々としてダンスを踏みました。それから、くるりと下向きになりながら体のむきを変え、また尾を扇のようにひらいてダンスを踏み、また回転しつづけるのです。(佐藤春夫「オカアサン」より)



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