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模擬試験その23(記事版)

「模擬試験その23」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.或は楽境を睥目し、或は苦界を睨視す。
2.夫婦の間に琴瑟の和が見られる。
3.靦然として徒に視息するのみ。
4.若し薬瞑眩せざればその疾癒えず。
5.籃輿を担いで山道を行く。
6.酒食あれば先生にす。
7.狩猟された獣を刳剔する。
8.籌筴を帷帳のうちにめぐらす。
9.そが腐爛したる頽唐の紅を慕う。
10.満臉に紅を潮して告白する。
11.一家が弄璋の喜びに沸く。
12.各地を流離いて、遠国にて斃仆す。
13.蔓延った雑草を耘薙する。
14.患者の腹部に杙創が見られる。
15.鼠を以ってと為す。
16.其の童、嶷嶷たる寧馨児なり。
17.愚者の小成、侈端を生ず。
18.暴君の苛政に民蹙竦す。
19.内郤甚だしく、骨肉相食む。
20.是幕府詒謀の存する所なり。
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21.世をみて日々託つ。
22.長年の感謝を込めてを贈る。
23.憎悪の拳で相つ。
24.道に沿っての木が並ぶ。
25.歳を翫び日をる。
26.互いにの探り合いが続く。
27.で揉んだような痛みが走る。
28.時にんで、慌てふためく。
29.天霽れて地らかなり。
30.の棘には毒がある。
 
(二)
1.気力も尽き、顔にショウスイの色が見える。
2.海千山千のロウカイな男だ。
3.戴いたサヤマメを茹でて食べる。
4.鳥の糞がかかり、てて加えて犬の糞を踏む。
5.王は破門され、王位もチダツされた。
6.ちょうどイヌの刻に当たる時間帯だ。
7.古い家に長年連れ添った翁とオウナが暮らす。
8.政策が人心からカイリしている。
9.理科室の椅子にはセモタれが無い。
10.徳高き聖人にギョウセンの眼差が注がれる。
11.フヘイの如く転々と住居を移す。
12.サメヤスリで研磨する。
13.賢者のエキサクに人々が涙する。
14.キオい肌の男たちが一堂に会する。
15.俗世間のアイフンを厭い、山に籠る。
16.僧尼がノウの袈裟を纏う。
17.卑劣な仇敵にシンイの炎を燃えたたせる。
18.シンイに汗染みができる。
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19.スサを壁土に混ぜ込む。
20.結果に数センチグラムの誤差が出る。
 
(三)
1.すすり泣くこと。
2.軽い病気。
3.いくさぶね。
4.実力を誤魔化し、不当に高い地位にいること。
5.世間に知られていない隠れた事柄。
 
いつじ、きょき、こうい、せひ、
びよう、もうどう、ようせん、らんすい
 
(四)
問1
1.(   )不屈
2.(   )鉄壁
3.(   )八舌
4.(   )闊歩
5.(   )絶麗
6.高楼(   )
7.花鳥(   )
8.止渇(   )
9.竜吟(   )
10.頑廉(   )
 
いんちん、こうだん、こしょう、しちし、たいか、
だりつ、ちんぱく、どうしょう、ふうえい、ふとう
 
問2
1.老人と子ども。
2.天子や貴人の乗る船。
3.静まりかえっている様子。
4.不揃いなものが入り混じる様子。
5.日常生活に必要な仕事や作法のこと。
 
巫雲蜀雨灑掃応対鴉雀無声参差錯落、
鷁首、班女辞輦黄髪垂髫、蘭桂騰芳
 
(五)
1.海松貝
2.河岸
3.時化
4.細石
5.卯木
6.大葉藻
7.魚狗
8.鼠麴草
9.羅漢柏
10.瞿麦
 
(六)
ア 1.愿款 … 2.愿む
イ 3.漱澣 … 4.澣う
ウ 5.奠菜 … 6.奠る
エ 7.索綯 … 8.綯う
オ 9.殞殪 … 10.殞ぬ
 
(七)
1.掣肘
2.美点
3.褊狭
4.杪歳
5.嫡出
 
6.蕭条
7.叮嚀
8.惻隠
9.蟻塿
10.吐露
 
きゅうてつ、こうかつ、こんとう、しょうふく、ねんぽ、
ひれき、へいとう、ほうじょ、ゆうげき、れんびん
 
(八)
1.ニオの浮き巣。
2.カンナン汝を玉にす。
3.ホウチュウの信。
4.千雀万鳩ヨウと仇をなす。
5.アイクチに鍔を打ったよう。
6.越王ドアに式す。
7.空き家で声らす。
8.水到りてキョ成る。
9.メッチョウの災い。
10.セッカクの屈するは以て信びんことを求むるなり。
 
(九)
A 霧の深い、暖かな晩だった。誘われるように家を出たKと私は、乳色に柔かくぼかされた夜の街を何処ともなくア.彷徨い歩いた。大気はしっとりと沈んでいた。そして、その重みのある肌触りが私の神経を異様にイ.らせた。私の歩調はともすれば早み勝ちだった。――私達はK自身のウ.ち得た或る幸福に就いて、絶えず語り続けた。それは二人の心持ちを一そう興奮させた。そして、夜の更けるのも忘れていた。…(中略)…
 部屋の中にはひょいと沈黙が続いた。十二時に近い夜の町は裏通りだけにひっそりと鎮まって、近くの大通りから響く電車のエ.りが1.ワビしげに聞こえた。(南部修太郎「霧の夜に」)
 
B お握りには、いろいろな思い出がある。
 北陸の片田舎で育った私たちは、中学へ行くまで、洋服を着た小学生というものは、誰も見たことがなかった。オ.紺絣の筒っぽに、ちびた下駄。雨の降る日は、2.イグサでつくったみのぼうしをかぶって、学校へ通う。外套やレインコートはもちろんのこと、傘をもつことすら、小学生には非常な贅沢と考えられていた。…(中略)…
 十数人の大家族だったので、女中が朝暗いうちから起きて、煤けたかまどに大きい釜かまをかけて、カ.粗朶を焚きつける。薄暗い土間に、青味をおびた煙が立ちこめ、かまどの口から、赤いキ.が蛇の舌のように、ちらちらと出る。(中谷宇吉郎「おにぎりの味」)
 
C …かなたよりくる汽車にも、屋根もなき荷車に溢るるばかり積み込まれし3.コウシ走肉、昏暮なれば貌の4.ケンシ、腹の美悪もさだかにはえ分かねど、時々得ならぬ香りのするは、豈上方種族の玉の如き5.ユウブツ、其の中にあらざるか、風さえ露さえ厭いつべきを、トンネルの中の石炭くすべ、いかばかりいぶせかりけん、いたわしなんど心にも言葉にも及ばずなん。…(中略)…
 午下には薬師寺にや赴かん、法隆寺をや観んと、神沢子と話しつつも、思わず共にしばし6.コクテンの郷に入りぬ。覚むれば、雨降り出でぬ、近くは嫩艸、三笠、遠くは志貴、葛城の山々、かしこここのク.聚落、煙雨にケ.まれて、興福寺の五重塔、猿沢池、一しお優なるながめなり、7.キチョウをへだてて坐睡したる女を見るがごとし、強ちに我が寝惚けて見し故のみにはあらず。
 遊観もかなうまじと、帰阪に決して神沢子と停車場に至れば、雨に驚いて帰りをいそぐ乗客、蜂のむれたらんが若し。8.スリの此のまぎれによき仕事せんとて、やり損ないて警官に捕らえられしも見えたり。此のたびは泰然としてはかなうまじと、神沢子帽をぬぎ、時計、紙入、コ.蝙蝠傘を我にあずけ、身構えいさましく、エイヤット声はかけねど、人を割りて入りたれども、9.ウンカの如き大勢、叶い難くや、消息いかにと気遣う間に、早くも列車は笛を鳴らして立ち去れば、取り残されし数百千人、煙をながめて茫然たり。神沢子汗になりて帰り、不覚を悔やめど10.センなし。…(内藤湖南「寧楽」)



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コメント

クリア~

今日はこれまでにしておきま~す

漢字ペディア
「瘁」
意味のところに
「憔瘁」 類:悴

とありますが、

憔悴≒憔瘁 OKでしょうか?

基本的に「りっしんべん」で合わせて書きますが、ちょっと気になりました。

「尽瘁」は「尽悴」とは書きませんよね?

  • 2017/09/19(火) 15:34:24 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

お疲れ様でした

「憔瘁」は手元の辞典では見つけられませんでしたが、検索すると中国語のサイトで、「見“憔悴”。」とあるので、同じでしょうね…。
「尽悴」は見つかりませんでした。

「憔瘁」も正解になると思いますが、勿論「憔悴」が無難です。

お疲れ様でした(^^)/

  • 2017/09/19(火) 15:50:03 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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