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模擬試験その28(記事版)

「模擬試験その28」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.潸焉として涕を出す。
2.縄張りを争い互いに啀恚する。
3.進路を卜筮により決める。
4.二十壺を貢進した。
5.千峰の晴昊に倚るを望む。
6.饕餮は飲食を好む。
7.四つ辻の角で丫髻の少女と出逢う。
8.思わず赧顔し、恋心が露になる。
9.吮墨舐毫しながら悠悠自適に暮らす。
10.蒹葭玉樹に倚る。
11.状貌崟崟として峨峨たり。
12.衢肆に寄りて魚を買う。
13.甘きこと諸柘の如し。
14.韜光晦迹すれど、その才丕闡なり。
15.齔髫を涵養して寧馨児となす。
16.人を嗤易する者と交わること勿れ。
17.白花が群集攢簇して一面に満開する。
18.寒蜩樹に躋りて鳴けり。
19.鄭和は閹尹として大航海を指揮した。
20.針黹の余、書若しくは画を作る。
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21.焼酎に漬けてし柿を作る。
22.考えて答えを出す。
23.老舗が軒をる道を巡る。
24.豆を煮るにを燃やす。
25.父、燕息の地に家を徙し、館舎をつ。
26.敵をと睨みつける。
27.夕虹百日の
28.月も朧に白魚のもかすむ春の空。
29.百年河清をつ。
30.針槐が蝶形花を咲かせる。
 
(二)
1.ケイケンな信徒が祈りを捧げる。
2.失言で世間のヒンシュクを買う。
3.耳をツンザくような音がする。
4.ハシケから本船へ乗り移る。
5.ケッサを擅にし、金を騙し取る。
6.怠け者のラクインを押される。
7.彼はイナセハダで皆に好かれる。
8.提案を拒むようなコウフンを洩らす。
9.オトコヤモメの一人暮らしだ。
10.東京のタイセキテンは南米沖にあたる。
11.着物の袖口をける。
12.兄弟比すればショウジョウも啻ならず。
13.矯めつスガめつ眺める。
14.絵画を世に出さずキョウテイに秘する。
15.ケンペイ晴れて夫婦となる。
16.コウゾガミで和傘を作る。
17.青春をオウカする。
18.慶福に喜び、オウカに慄く。
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19.好調なスベり出しを見せる。
20.イリを開けて水量を調節する。
 
(三)
1.客を敬って、その来訪をいう語。
2.乳児。また、二、三歳の幼児。
3.考えしらべること。
4.文章に手を入れて直すこと。
5.身分不相応のことをのぞみねがうこと。
 
えんざん、がいてい、きゆ、けいさ、
ひりん、ふえつ、ぼうげい、りんけん
 
(四)
問1
1.(   )裸裎
2.(   )求火
3.(   )子弟
4.(   )投林
5.(   )夜遊
6.切歯(   )
7.甘井(   )
8.炊金(   )
9.危言(   )
10.群蟻(   )
 
かくろん、きゅうえん、こうひょう、こうりょう、せんぎょく、
せんけつ、たんせき、ふせん、へいしょく、やくわん
 
問2
1.前もって備えて災いを防ぐこと。
2.親孝行すること。
3.能力に基づき人材の登用を行うこと。
4.戒めとなる失敗例は身近にある。
5.非常に驚くこと。
 
按図索驥、面折廷諍殷鑑不遠、扇枕温衾
偕老同穴、綢繆未雨、魂飛魄散黜陟幽明
 
(五)
1.雨虎
2.行器
3.赤檮
4.籬垣
5.梅花皮
6.鼓豆虫
7.文珠蘭
8.山小菜
9.厚皮香
10.南五味子
 
(六)
ア 1.懶慢 … 2.懶る
イ 3.吹煦 … 4.煦める
ウ 5.拯弊 … 6.拯う
エ 7.峭訐 … 8.訐く
オ 9.傀偉 … 10.傀きい
 
(七)
1.直諫
2.緩行
3.序文
4.有罪
5.嘉尚
 
6.萍泛
7.弁疏
8.蕃
9.刊校
10.無頼漢
 
こんと、ざんき、さんてい、しゃこう、ちょうも、
てんねい、ばくしん、はせん、ばつご、むこ
 
(八)
1.鬼のカクラン
2.シュクスイの歓。
3.両葉去らずんばフカを用うるに至る。
4.五寸の鍵カイコウを制す。
5.カンポウの交わり。
6.初めのササヤき後のどよめき。
7.アツウンの曲。
8.ナメクジの江戸行き。
9.火を乞うはスイを取るに若かず。
10.甘瓜クテイを抱く。
 
(九)
 春の七種を書けと言う、ハイかしこまりましたとは請け合うたものの時間さえあれば如何様にも書けぬ事はないが、実白状しますとア.頃日どう言う訳か用事1.フクソウ、一つ済めば直次の一つ、また次の一つと一向に際限がない。チットモ心を落ち付けて筆を執る暇がない。その暇のない間を工面して苦しいけれどその2.ゼンダクの義務を果たさねばならん。…(中略)…
 この今名タビラコ古名ホトケノザは、我が邦諸州の田面に普通で秋に種子から生じ早春に漸く繁茂し、春イ.にして日光を受け競うて小なる黄色の頭状花を開きすこぶる美観を呈する。…(中略)…しかるに世人はこのムラサキ科のいわゆるタビラコを本物と間違え、妄りにこれを春の七種の一つだと称えスマシ込んでいる。さてそういう様に初めて3.ヨウを作った人は『本草綱目啓蒙』の著者の小野蘭山である。大学者の蘭山がそういうのだから間違いは無いと尊重してそれから後の学者はウ.翕然として今日に至るもなおその学説を本当ダと思い、この誤りを踏襲してやはりその名でその植物を呼んでいる。…(中略)…
 人に依りてはツボはその花が4.ツボめる形で、エ.も壺に似ているからツボスミレだと解いていれど、私は既に往時のある識者が言っている様にこれは庭に生えているスミレの意であると思う。…(中略)…例えば「麦をツボへ干す」、「子供がツボへオ.を敷いて遊ぶ」、「ツボで独楽を舞わす」などと言わるるツボである。…(中略)…
 竹は松に伴うて用いられ、それは万代を契るといわれ、これも目出度(めでた)いものである。その葉は5.フカな移り気を戒める如く四時青々として緑の色を保ち、6.テイテイと直上したカ.修稈は真直な心を表わし、柔に似て柔ならず、剛に見えて剛ならず、その中庸を得たキ.やかな姿で、それが豪勇な松に配せられて寄り添うているのは剛柔相和して両者誠に相応しく感ずる。…(中略)…
 ク.はどういう理由で正月に用うるかよくわからぬが、この実は十二指腸虫を退治することの出来る特効がある。…(中略)…
 紀州の人々は、この珍羊歯が始めて自国で発見せられまた自国品に基いて命名せられたものであって見れば、上のコケシダ等の和名を7.コッショ(注)に附してはならずかつこれを擁護せねばならない。(注:なおざり。)…(中略)…
 春になったとは言えまだ冬と同じい西北からの寒い風が吹いて樹の枝を鳴らしている時、早くもそこここに既に大量な花が咲いていると言ったら誰でもそれは何だろうと8.ケゲンな眼をケ.るであろう。…(中略)…
 何でも書物を9.トガイするという事をシミが一手に引き受けているのは可愛想だと私はコ.かシミに同情している。ただもうシミ一つを目の敵のように言うのはチト非道過ぎはしないかと思う。書物の害虫と言えばいつでもシミ独りが登場して、やあシミの巣だとかシミの何だとか言って時には紙魚繁昌記などと書物の10.ダイセンまでを賑わす名とも成り、名誉と言えば名誉だともいえない事はないでもないが、そう悪口ばかり浴びせ掛けられては堪ったもんではない。(牧野富太郎「植物記」より)
 


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コメント

優雅な感じ

いいペースだ~
その28クリアー

「月も朧に白魚の篝もかすむ春の空」
  歌舞伎の科白なんですね~

「蝶形花/ちょうけいか」
 画像を見て納得

四季折々の素晴らしさを感じられる日本はいいですね~

  • 2017/09/21(木) 14:47:29 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

季節の変化

「月も朧に白魚の篝もかすむ春の空」は歌舞伎からみたいですね。
全然詳しくはありませんが(苦笑)

「蝶形花」は辞書の説明からそのまま入れたのだと思います。
私も今確認したところです(汗)

「四季の良さ」という価値観は小さいころから聞かされ続けているせいで、植え付けられている感じもしますが(苦笑)、季節の変化を味わえるような心の余裕があれば幸せだと言えるかもしれませんね。

  • 2017/09/21(木) 14:56:22 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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