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模擬試験その33(記事版)

「模擬試験その33」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.知人の鶯遷の噂を仄聞する。
2.智愚一視して畛畦を設けず。
3.鄙びた庵で煢独の身を喞つ。
4.廟堂の鶩列井井たり。
5.異卉を舟楫し、京師にて賈う。
6.腥風が鼻を刺し、岑岑と頭が痛む。
7.厖然たる大冊を繙読する。
8.食前方丈、金罍猶多し。
9.瓊筵藹藹として酣となる。
10.鯨飲馬食して噫気を洩らす。
11.放佚懶惰なる廝養を戒飭す。
12.鴟梟の如き匪賊が剽掠を重ねる。
13.未だ浹辰を移さずして自ら清まりぬ。
14.投杼を説き、虚誕に害有るを誨う。
15.瞑目して祈り、神籟を聞く。
16.媒媼の老婆心が赤縄を手繰り寄せた。
17.鷙鳥の如く翔び、蜂蠆の如く螫す。
18.雪冤する憑拠が無く、酷い鞫訊に遭う。
19.他国を吞噬し、敵兵を戡殄す。
20.一抔の土未だ乾かず。
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21.逃がすまいと獲物をむ。
22.月満つれば則ちく。
23.転がる石にはが生えぬ。
24.独り寝のに欷歔する声が響く。
25.讃える者もいれば、る者もいた。
26.其の男、百戦を経て多し。
27.寛猛相う、政是を以て和す。
28.の群落に佇み、懐郷の情にひたる。
29.年金にって生計を立てる。
30.の童が満面の笑みで手を振る。
 
(二)
1.フクイクとした香りが漂う。
2.胸突き八丁をアエぎながらも登り切る。
3.フカしたばかりの雛を哺育する。
4.チャセンでかき回して泡を立てる。
5.複数の楽器を弾きコナす。
6.スイセイの如く新人が現れる。
7.舞台の出演をカタクナに拒む。
8.カキ園芸を生業とする。
9.布の裁ち目を丁寧にカガる。
10.告白したが、ニベもなく断られた。
11.ホウハイとして新しい気運が起こる。
12.シュス織りの生地を裏地に使う。
13.山でスミレの花を見つける。
14.ノウショウを絞って案を出す。
15.白ガイガイたる雪山に登る。
16.ビタ一文払おうとしない。
17.闇の中で猫のガンセイが光る。
18.俗世を嫌い、山奥でガンセイする。
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19.サテは、騙されたのではなかろうか。
20.初恋の人のオモカゲに動揺する。
 
(三)
1.助けとなること。役に立つこと。
2.欲に限りが無く、満足しないたとえ。
3.つぎはぎだらけのみすぼらしい着物。
4.話の徐々に面白くなるところ。
5.やつれること。
 
えんよ、きたん、ここう、さいかい、
しゃきょう、じゅんい、ひえき、ぼうしょく
 
(四)
問1
1.(   )寡欲
2.(   )孕鬻
3.(   )失路
4.(   )直尋
5.(   )疾言
6.余裕(   )
7.天門(   )
8.斗量(   )
9.凍解(   )
10.日月(   )
 
うふう、おうせき、かいこう、しゃくしゃく、じょうひ、
そうそう、たくらく、てんたん、ひょうしゃく、ゆまい
 
問2
1.人間。
2.冷遇され辱めを受けるたとえ。
3.時流に従い、身の処し方を変えること。
4.怒ったり悔しがったりするさま。
5.事が急激に、また瞬時に変化する形容。
 
大廈棟梁、方趾円顱光芒一閃、洪範九疇
残杯冷炙偏袒扼腕、博識洽聞遷徙偃仰
 
(五)
1.海栗
2.斑馬
3.吃逆
4.鱲子
5.池溝
6.野蚕
7.海鼠腸
8.金剛纂
9.紅藍花
10.寿光木
 
(六)
ア 1.瞋恚 … 2.瞋る
イ 3.余殃 … 4.殃い
ウ 5.勖厲 … 6.勖める
エ 7.雕鐫 … 8.鐫る
オ 9.翕合 … 10.翕まる
 
(七)
1.掉尾
2.夕暉
3.鼎沸
4.正朔
5.弱卒
 
6.鳥目
7.悵恨
8.秋毫
9.長計
10.向顔
 
あとぶつ、えんさ、こうし、こうぼ、ししゅ、
せいひつ、ちょうとん、ていへい、めんご、ろうじつ
 
(八)
1.鬼のカクラン
2.ココの声をあげる。
3.凱風南よりして彼のキョクシンを吹く。
4.も舌に及ばず。
5.骨折り損のクタビれ儲け。
6.脂に画き氷にチリバむ。
7.ザンゼンとして頭角を現す。
8.落花枝に帰らずハキョウ再び照らさず。
9.年寄の言う事と牛のシリガイは外れない。
10.ガクキュウ大鵬を笑う。
 
(九)
A 高い男と仮に名乗らせた男は、本名を内海文三と言ッて静岡県の者で、父親は旧幕府に仕えて俸禄をア.んだ者で有ッたが、幕府倒れて王政古にイ.り時津風に1.ナビかぬ民草もない明治の御世に成ッてからは、旧里静岡に2.チッキョして暫くはウ.偸食の民となり、為すこともなく昨日と送り今日と暮らす内、坐して食らえば山も空しの諺に漏れず、次第次第に貯蓄(たくわえ)の手薄になるところから足搔き出したが、さて木から落ちた猿猴(さる)の身というものは意気地の無い者で、腕は真陰流に固ッていても3.スキクワは使えず、口は左様然らばと重く成ッていて見れば急にはヘイの音も出されず、といって天秤を肩へ当てるも家名の汚れ外聞が見ッとも宜くないというので、足を擂木(すりこぎ)に駈け廻ッて辛くして静岡藩の史生に住み込み、ヤレ嬉しやと言ッたところが腰弁当の境界、なかなか浮かみ上がる程には参らぬが、デモ感心には多くも無い資本をエ.しまずして一子文三に学問を仕込む。(二葉亭四迷「浮雲」より)
 
B この学校は中学の内にてもっとも新たなるものなれば、今日の有り様にて生徒の学芸いまだ上達せしにはあらざれども、その温和柔順の4.テンピンをもって朝夕英国の教師に5.シンシャし、その学芸を伝習し、その言行を聞見し、愚痴オ.固陋の旧習を脱して独立自主の気風に浸潤することあらば、数年の後、全国無量の幸福をいたすこと、今より期して待つべきなり。…(中略)…
 しからばすなわち、爾後日本国内において、事物の順序を弁じ、一身の徳をカ.め、家族の間を6.ムツまじくせしむる者も、この子女ならん。(福沢諭吉「京都学校の記」より)
 
C …水光日を浮かべ出てキ.た佳人を想うの心を誰も7.トガめるものはいない。こんな色道は枯れク.びてなお余灯にケ.かうようで、わたくしは好きである。遠州好みの茶庭のように大樹一本、小樹四五本、踏石を分けた中庭括り、八ツ窓茶室というような感じである。そのように整うところに何かの色があった。さびももとを掘(ほ)じくり出すと何かの色が出て、8.めていて懐かしいものである。…(中略)…
 …わたくしはある朝、蒼黒い棄て石のきわに一本の蕗の9.トウを眺め、凝然と驚いてコ.って眺めた。それは一本のかんざしを持った何か巨大な生きものの、微笑み跼まるのに眼がふれたからであった。石は庭ぬしの悲しい時は悲しそうな表情をして見せ、機嫌よいときはかれも10.カッタツで快然としていた。(室生犀星「庭をつくる人」より)
 


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