合格率14.5%ということで、前回(28-2)の12.2%より上がりました。
平均点は106.1点(28-2)→105.3点(28-3)でしたので、平均点は下がって、合格率が上がったということですね。
以前の記事に「平均点が下がっても、合格率が上がることが稀にあります。」と書きましたが、その"稀"なことが起こったようです…^^;
少し遡ると27-1では、平均108.0点、合格率10.2%でしたから、それと比べると今回は平均が2.7点低いにもかかわらず、合格率が4.3%も上がっていることになります。
これは以前と比べて、点数/実力が"二極化"しているということでしょうか…?
その原因が「実力を一気に付けられる人が増えている」ということであれば良いのですが、「すぐに諦めてしまう人が増えている」ということであれば残念なことです…。
(勿論、難易度の感じ方は実力レベルに依るので、単に実力のある人ほど易化を感じるような出題になっているという可能性もあります。)
話は変わりますが、「諦める」と言えば、今回発表された志願者数は、前回よりかなり減少しているようです。
グラフにしてみました。

22-1~28-3までの志願者数を順に表しています。(赤い点が今回28-3のもの。)
25-1までは増減を繰り返していますが、25-2からはなだらかに減少して行き、28年度は減少幅が一気に増えています。
ここ5回の点のみを抜き出し、滑らかに曲線で結ぶと…

偶然にも放物線(二次曲線)にほぼ一致しました(汗)
この放物線を辿ると、29-2では1000人近くまで減り、29-3では850人を切ることに…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
実際のところ、ここまで一気に減るとは思いませんが、受検者数の方は今回でも1,083人でしたから、次回にも受検者が1000人を切る可能性は十分にありそうです。
このままで大丈夫なんでしょうか…?(-ω-;)ウーン
まあ、私も受検していないので、心配するのもおかしな話ではありますが…(苦笑)
以上、毎度恒例のデータ弄り回し記事でした(笑)
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