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大見出し語表からの問題・特別篇その12

「大見出し語表からの問題」シリーズは今回が(特別篇も含め)最終回です。

最後は「ボツ集」です。
これまで出題しなかった大見出し語表の熟語を全て紹介します。
(問題の出題はありません。)

「続きを読む」をクリックしてご覧ください。



~対義語・類義語問題の問題側で使用した熟語~

・彽徊(ていかい) (ア-44)

「彷徨」(ク-10)の類義語問題に使用。
「低回」に書き換え可能。

・交驩(こうかん) (イ-30)

「団欒」(テ-36)の類義語問題に使用。
「交歓」に書き換え可能。

・匹耦(ひつぐう) (エ-33)

「伉儷」(ク-9)の類義語問題に使用。
「匹偶」に書き換え可能。

・涸渇(こかつ) (ク-43)

「汪溢」(オ-25)の対義語問題に使用。
「枯渇」に書き換え可能。

・混淆(こんこう) (コ-12)

「夾雑」(ネ-14)の類義語問題に使用。
「混交」に書き換え可能。

・曚昧(もうまい) (サ-20)

「伶俐/怜悧」(テ-17/テ-28)の対義語問題に使用。
①光がおおわれてうす暗い。うす暗くて見えない。②「蒙昧」に同じ。

・沮喪(そそう) (シ-29)

「潑剌/潑溂」(ナ-3/ケ-2)の対義語問題に使用。
「阻喪」に書き換え可能。

・倔強(くっきょう) (タ-14)

「孱弱」(ニ-29)の対義語問題に使用。
「屈強」に書き換え可能。

・鬱悒(うつゆう) (ツ-16)

「怏怏」(キ-47)の類義語問題に使用。
「鬱憂」に書き換え可能。

・劬労(くろう) (テ-2)

「懶惰」(ナ-22)の対義語問題に使用。
苦労して働くこと。ほねおり疲れること。つかれきること。
(「苦労」に書き換え可能かどうかは不明だが、「苦労」を不正解にするような書き問題の出題はかなり厳しいと思われる。)

・死歿(しぼつ) (ナ-17)

「甦生」(ヌ-38)の対義語問題に使用。
「死没」に書き換え可能。

・嚥下(えんか/えんげ) (ニ-45)

「嘔吐」(イ-38)の対義語問題に使用。
「咽下」に書き換え可能。

・煌煌(こうこう) (ヌ-3)

「晦暝」(ヌ-10)の対義語問題に使用。
「晃晃」に書き換え可能。(ただし「晃」は準1級配当)

・剿滅(そうめつ) (ヌ-23)

「鏖殺」(ソ-47)の類義語問題に使用。
「掃滅」に書き換え可能。

・烝民(じょうみん) (ネ-20)

「黎首」(カ-15)の類義語問題に使用。
「蒸民」に書き換え可能。


~全く使用していない熟語~

・羯磨(かつま) (イ-52)

①作業。働き。②儀式や作法。特に、修行者の受戒や懺悔。③「羯磨金剛」の略。三鈷を十字形に組み合わせた密教の法具。

・車螯(しゃごう) (エ-21)

シャコガイ科の二枚貝。奄美大島以南の珊瑚礁にすむ。貝殻はひし形で厚く、灰白色に赤褐色の斑点がある。肉は食用。殻は装飾用。

・笙歌(しょうか) (オ-15)

笙にあわせて歌うこと。また、その歌。笙は管楽器の一種。

・匏土(ほうど) (オ-30)

匏と土。それぞれ中国古代の楽器。金・石・糸・竹・匏・土・革・木の八種類の楽器をいう八音のうちの二つ。「匏」は瓜をくりぬいて作った楽器で笙の類。「土」はつちを焼いて作った楽器。

・霎時(しょうじ) (カ-38)

ほんの少しの間。しばし。

・遨遊(ごうゆう) (ト-36)

気ままにあそび楽しむこと。出歩いて世間話などしたりして気ままに過ごすこと。

・茉莉(まつり) (ナ-7)

モクセイ科の常緑小低木。インド原産。ジャスミンの一種。夏、白色で、芳香がある花をつける。中国では花を乾燥させ、茶の香料とする。茉莉花(マツリカ)。

・羚羊(れいよう) (ニ-24)

ウシ科の哺乳動物のうち、シカに似た体形のものの総称。アフリカ・インド・モンゴルなどの乾燥した草原にすむ。あしが細く、走るのが速い。日本ではカモシカと混同されてきたが、別種。

・阿媽(あも/あま) (ニ-34)

東南アジア・中国などで、外国人に雇われている現地の女性。

・告愬(こくそ) (ヌ-5)

事情を申し述べ、訴えを出すこと。

・箜篌(こうこう/くご) (ネ-41)

弦楽器の一つ。琴に似た横に置くものと、ハープに似た竪のものとがあり、ともに両手でかき鳴らす。奈良時代に百済を経て伝来した。正倉院に残る。


熟語の後ろの記号は、こちらが設定した大見出し語表の番号です。



8月からスタートした「大見出し語表からの問題」シリーズが遂に終了です。
対類、語選択、書き取りがそれぞれ32回、特別篇が12回で、記事数は108、問題数は1298!Σ(・□・;)
凄い量を出題してしまいました…^^;
挑戦していただいた皆さん、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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コメント

問題数は1298!!

こんにちは

あらためてすごい量ですね~
自分で言うのも変ですが、略マスターしていると思います。

「穴」が無い様に、直前にはノートで復習したいと思います。

本当にありがとうございました!!

  • 2017/04/28(金) 10:36:32 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

終わりは始まり

rikurokuさん、コメントありがとうございます。

凄い量ですよね…(汗)
大見出し語表をしっかり取り組んで粗マスターしていただいて、とても嬉しいです^^

(「粗マスター」…パッと見、「粗挽きマスタード」みたいです(笑))

こちらこそ最後までお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>

来週からの新シリーズは、表に無い語も含めた出題となります。
今までが長い前置きで、これからが本番かも…?(笑)
お楽しみに~(^^)/

P.S. 昨日のツイートで、手書きの四字熟語の画像を出されていましたが、「鳩」の書き方が気になりました。
「旭」や「馗」のように、「九」が「繞(にょう)」の位置に配置されているように見えます。
調べたところ、そのような異体字も存在するようなので間違いとはならないかもしれませんが、「九」を「偏(へん)」、「鳥」を「旁(つくり)」の位置に配置して書く方が無難ではないでしょうか?

  • 2017/04/28(金) 11:29:41 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

ほ・・ほんとだ

あぶない・・あぶない


今何度か書いてしましたが、意識しないと伸ばして書いてしまう癖があるようです。
もう大丈夫です!!
ご指摘ありがとうございます。

  • 2017/04/28(金) 11:51:23 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

Les Deux Pigeons

やはり癖でしたか…念のために指摘しておいて良かったです。
「"鳩"居鵲巣」「"鳩"首凝議」の2羽(笑)がいなかったらスルーしていたかもしれません^^;
調べてみましたが、「九」が「偏」の位置に来る(配当内)漢字は「鳩」しか無さそうですね…ちょっと意外でした。

ちなみに、「九」を「繞」にした「鳩」の異体字は、先日猫姐さんが紹介されていた「文字拡大」(http://moji.tekkai.com/)というサイトで見つけました。
(勿論漢検辞典には無いですが、)「九」が「冠」になっている異体字もあるみたいですね、なかなか面白いです^^

  • 2017/04/28(金) 12:37:51 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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