漢検1級模擬試験倉庫

改めて28-3について

先日、「Internet Explorer」の文句を言ってしまいましたが、そういえば「Microsoft Edge」というものがありました…^^;
最初に使用したときに使いづらかったので無視してしまい、そのまんま忘却の彼方へ…(汗)
使用してみたところ、「瀆」などで生じたフォントの問題も、こちらでは生じていないようです。
(「仲間外れを探せ!」の記事の元の仕掛けはこちらでも上手くいかないようですが…。)
今は、何を使用するのが主流なんでしょうか…?(-ω-;)ウーン

さて、そろそろ試験の標準解答が届いた頃でしょうか?
幸いにも、問題用紙を見せていただく機会がありましたので、改めて気になった問題にいくつか触れたいと思います。

「続きを読む」を押してご覧ください。



(一)10「嚼蠟(しゃくろう)無味の日録を通見する。」

「模擬試験その10」で「嚼蠟」の読みを出しましたが、こういったマイナーなものがカブると嬉しいです^^
「味の無い喩え」という意味で、私は適当に「便ち味嚼蠟の如し。」と出題しましたが、比喩的に文章を作成しても良かったんですね。

(一)12「詒謀(いぼう)を循守して家名を挙げた。」

問題文を見るまでは、「貽謀」と書いていらっしゃる漢検ブログさんもあったので、「詒謀」か「貽謀」のどちらが出題されたのか分かっていなかったのですが、「詒謀」の方でしたか…。
ちなみに、こちらも「その23」で出題し、後記でも触れた記憶があります。

(一)20「日中に踆烏有り、月中に蟾蜍(せんじょ)有り。」

「その8」でまさかの全く同じ文章での出題…(汗)
ところが、配当外の漢字を含む「踆烏」の読み仮名が違いました…。
模試では「しゅんう」としましたが、本試験では「そんう」でした。
作成の際に、ネットで複数の「しゅんう」を確認したので間違いでは無いかもしれませんが、手元の漢字辞典では「そんう」だったので、こちらの方がより確かですね。
配当外なので、流石に修正することはしませんが、「そんう」が正しいと思っておいてください。
ちなみに、1級漢字の「蹲」に通ずるようで、「蹲鴟」(芋)は「踆鴟」とも書くようです。
漢検には役に立たない配当外漢字のお話でした(苦笑)

(四)問2-1「陶朱猗頓(いとん)」
てっきり「猗頓之富」で出題されたのかと思いきや、違いましたか…。
「之」のつく四字熟語は(四)で出題する気が無いのかもしれません。

どうでもいい話ですが、「思いきや」の「き」は古文で習った「過去の助動詞"き"」なんですね…。
「ありし日の~」「~ありき」などで使用されているのは気付いていましたが、こんな形でも使用されているというのは今初めて気が付きました(笑)

(五)8「乙甲(めりかり)」
以前にも触れましたが、意外な出題でした。

(五)10「吾木香(われもこう)」
さらに意外だったのがこちら。
前回の「儒艮(ジュゴン)」に続いて、熟字訓・当て字扱いの括弧< >の無い大見出し語の出題でした。
漢検辞典の第一版P11、第二版P12にある説明だと、「本来の音訓で読める当て字」には< >を付けていないようなので、そういった扱いだと考えられます。(第二版の場合、常用漢字表「付表」の物は例外。)
ちなみに、第一版では例として「砂利(ジャリ)」「波止場(ハとば)」、第二版では「素敵(ステキ)」「矢鱈(やたら)」が挙げられています。
(「砂利(ジャリ)」「波止場(ハとば)」は「付表」にあるために、第二版で< >が付けられたようです。)
要するに、「ほぼそのままの音訓で読める当て字」を紛れ込ませて出題することがあるということでしょうか…。
突然だと文句を言われるかもしれないので、一つ前に過去問の「儒艮」を入れておいて納得してもらおうという魂胆…?(笑)

(七)2「晩成⇔夙成」
「成」が共通している問題。
こういった出題が過去にあったという話を聞いたことがあるような気もしますが、最近では珍しいのでは?
「同じ字のはずがない」などと邪推せず、「これを間違いにはできないはず」と思って書かないとダメですね…。

(七)5「醇厚⇔澆薄」
「澆薄」を模試の対類で出題したということは前にも触れましたが、本試験の出題側の熟語は「醇厚」だったんですね。
実は、模試では「仁厚」を使用したのですが、この語を見つけるのに苦労したので、「『醇厚/淳厚』もあったか~」と唸って(?)しまいました(笑)

(九)8「奢侈」
数日前に原文を記事に載せましたが、エ「譎黠」の前の所が変わっていることに気付かれましたか?
出題の文は「淫蕩・偸薄・譎黠」となっていますが、原文は「淫蕩驕侈偸薄譎黠」でした。
要するに、「奢侈」の出題のために「驕侈」を取り除いたということでしょう…。
作品をこんな風に勝手に削ってしまっていいんでしょうか?^^;
しかも、7「狡猾」の別表記の「狡黠」の「黠」は出ているというアンバランスさ…。

恐らく、文章題の出題に苦労されているのでしょうけど、それなら今の形式に拘らなくてもいいと思うのですが…。
そもそも、高得点リピーターですら、原文にあたるか標準解答が来るまで、正解を正解だと確信が持てないような出題が度々ありますが、それは妥当な出題と言えるのでしょうか…(-ω-;)ウーン
(私は文章題が苦手なので、偉そうなことは言えませんが(苦笑))


文章題に限らず、出題形式を殆ど変更しないまま徐々に難易度を上げていった結果、ところどころに違和感のある出題が出てきてしまっている印象があります。
一度、形式変更の予告をしっかりした上で、大きく形式を変えた方が良いような気もしますが、そうすると情報をあまり得られない人が損をする結果になりそうで、それはそれで問題かもしれませんね…。
まあ、こんなところでああだこうだ言った所で、何の意味もないとは思いますが…^^;

最近、リピーターや漢検ブログの存在を、漢検さんが正しく捉えられていないのではないかと思うんですよね…それが原因でチャレンジャーさんが諦めてしまうような方向に行っていないかが心配です…(悩)

あっ、締めの文が暗い(笑)
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