漢検1級模擬試験倉庫

第二版で消えた訓読み(常用漢字)

漢検漢字辞典の初版の訓読みのチェックがやっと終了しました\(^o^)/
1級および準1級の漢字に関しては表を既に出していますが、常用漢字の表もあと少しで出せそうです。

しかしながら、表作成の前に「第二版で消えた訓読み」についての扱いを決めないといけないので、今回はそれに関する記事を書きます。
第二版で消えた訓読み(1級/準1級)」の続きということになりますね。

「1級/準1級」ではたったの7項目でしたが、「常用漢字」では3倍の21項目もあります。
常用漢字の方が漢字の総数は少ないですが、使用頻度が高いために、変更が多くなってしまうということでしょうね。
数が多いので、今回は簡単に書きたいと思います。

◇単に消えたもの

8.計:はか

「はか」の訓読みが無くなりました。
大見出しの項目は残ったままです。

9.沙:いさご

「石へん」の「砂(いさご)」は変わりませんが、「さんずい」の「沙(いさご)」は消えました。
ちなみに、「沙」の訓読みは「みぎわ」が追加されました。

10.鹿:しし

「しか」は勿論変わりませんが、「しし」の読みが消えました。

11.是:ここ

準1級の「5.斯」と同じく、「ここ」が無くなりました。
ちなみに、「是」の訓読みは「ただ(しい)」が追加されました。

12.中:うち

初版では「うち」という読みがあったんですね。
ちなみに、追加されたのは「あ(てる)」です。(「あ(たる)」は変わらず。)

13.適:たま(さか)

「たまたま」は変わりませんが、「たま(さか)」が無くなっています。

14.点:とも(す)

「とも(る)」は変わりませんが、「とも(す)」が消えました。
ちなみに、「とぼ(る)」が追加されています。

15.疲:つか(らす)

常用漢字表の2010年の改定の際に、「畝(せ)」と「疲(つからす)」の2つの訓読みが表から削除されました。
「畝(せ)」は表外読みとして第二版に残っていますが、「つか(らす)」は完全に無くなりました。

16.頰:ほほ

「ほお」に変化はありませんが、「ほほ」が消えました。

17.籠:こ(める)

「こ(もる)」はそのままですが、「こ(める)」が無くなっています。

◇細かい変更のあったもの

18.円:つぶ(ら)

「つぶ(ら)」が「つぶら(か)」に変更。
送り仮名が変わった上に「か」も追加されました。

19.応:まさ(に)

「まさ(に)」が「まさ(に…べし)」となりました。

20.且:まさに

「まさに」が「まさ(に…す)」に変更。
初版で送り仮名が無いのは誤植でしょうか…?

21.私:ひそ(かに)

「ひそ(かに)」が「ひそ(か)」に、私かに(?)変更されています(笑)

22.周:あまね(し)

「あまね(し)」が「あまね(く)」に変更。

23.将:まさ(に)

「まさ(に)」が「まさ(に…す)」となりました。

24.側:かわ

常用漢字表の2010年の改定の際に、「側(かわ)」が「側(がわ)」に変更されました。
それに伴い、漢検辞典でも変更されました。

25.当:まさ(に)

「まさ(に)」が「まさ(に…べし)」に変更。
「応」「当」と「且」「将」では使われ方が違うんですね…漢文の授業で習ったはずなんですが、覚えていません(苦笑)

26.不:ず

「ず」が「…ず」になっています。
準1級の「7.弗(ず)」と同じで、そちらの項目でも触れましたね。

27.遍:あまね(し)

「周」と同じく、「あまね(し)」が「あまね(く)」になりました。
漢字ペディアで調べた結果、「洽」「浹」「溥」「旁」「弥」は「あまね(し)」、「周」「泛」「普」「遍」は「あまね(く)」となっていました。
使われ方に違いでもあるのでしょうか…?

28.妄:みだ(り)

「みだ(り)」が「みだ(りに)」に変更されました。



以上が「消えた訓読み」です。

さて、「常用訓読み表」での扱いを以下に書きます。

「◇単に消えたもの」(8~17)は基本的には載せませんが、9「沙(いさご)」11「是(ここ)」は、「沙(すな)」「是(これ)」を載せる予定なので、これらに括弧付きで併記します。

「◇細かい変更のあったもの」(18~28)は、変更前後で同じものであるとみなして、基本的に括弧無しで載せる予定です。
第二版で「…」を含む場合は採用せず、初版の表記「まさ(に)」「ず」を載せますが、それ以外は第二版の表記を採用します。(「且」も「まさ(に)」とします。)

それでは、表の作成を始めたいと思います^^
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad