漢検1級模擬試験倉庫

模擬試験その22 制作後記

模擬試験その22、いかがでしたか?

28-2の試験の前に作成したものですが、カブった問題が結構ありました…(涙)
他の回よりもこの回を先に公開するべきでした…。
カブった部分で間違えられた方には、大変申し訳ないです。
今回は、その辺りを中心に後記を書きたいと思います。

それでは、今回もいくつかお話を…。
(以下、「その22」の内容に触れますので、解かれてからご覧ください。)



(一)15「儚くも蜉蝣(ふゆう)の如く夭死せり」
本試験では(八)5「フユウ(蜉蝣)の一期。」が出ました。
ちなみに「蜉蝣(かげろう)」は初秋の季語なので、一応俳句になっていると言えるでしょうか…?^^;

(一)16「汨汨(こつこつ)」
本試験では(一)14「汨没(こつぼつ)」が出題されました。
地名の「汨羅(べきら)」「汨水(べきすい)」以外は「汨(こつ)」の読みですね。

(一)25「詬(はずかし)められ」
本試験では(六)6「詬(はずかし)める」が出ました。

(二)5「ホタビ(榾火)」
本試験では(二)2で、思いっきりカブっています(汗)

(二)12「ウイキョウ(茴香)」
本試験では(一)6で読みを問われています。
見る機会の少ない漢字なので、思い出すのに苦労する難問のつもりだったのですが…(苦笑)
「茴(ウイ)」という音は「回鶻(ウイグル)」の「回」の読みと関係があったりするのでしょうか…?

(二)13「ワダカマ(蟠/盤/磐)る」
本試験では(九)イ「蟠(わだかま)る」の読み問題がありました。

(三)5「曳白」
漢検辞典には無い語で、今回最大の難問のつもりで出しました。
問題はネットの辞典の意味を(縮めて)出しましたが、広辞苑には「試験に白紙を出すこと。」という意味も載っています。

(六)9「贍賑(せんしん)」10「贍(た)す」
本試験では(六)7「贍恤(せんじゅつ)」8「贍(た)す」が出題されました。

(七)
かなり難しかったと思います。
なぜここまで難しくなってしまったのかは、私自身も分かりません…(泣)

本試験前に書いた記事で「引っ掛かった」と言った問題は、3「悪札⇔朶翰(だかん)」です。
「ダカン」という音から「兌換」を思い浮かべてしまい、
「兌換」→「兌換紙幣」=「(正貨との引き換えができる)良い紙幣」
「悪札」→「悪い札」=「(交換できない)質の悪い紙幣」
と解釈して「兌換」と書いてしまいました…出題者なのに…(苦笑)

まず「兌換」は「紙幣を正貨と取り替えること」なので「紙幣」を指すことはありません(汗)
また「悪札」の「札」は「手紙」の意でした(汗汗汗)

「悪札」は「自分の手紙をへりくだっていう語」、正解の「朶翰」は「他人の手紙を敬っていう語」ということですね…^^;

(九)9「魑魅モウリョウ(魍魎)」
本試験の(四)2「魑魅(魍魎)」と逆の部分の出題となりました。

他にも1級漢字では、
(七)2「細瑾」の「瑾」
(八)2「竹帛」の「帛」
(八)6「羈鳥」の「羈」
(九)ウ「髥」
(九)10「跋扈」((一)5の問題文中)
が本試験にも登場していました。

ざっくり計算したところ、「登場する1級漢字のカブり数」が今回と同程度もしくはそれ以上の確率は1割ほど。
確率的にそこまでありえないわけではありません。
(少し多めに見積もって計算していますが、平均で10個ぐらいカブるようです。)

ただ「汨(こつ)」の音読み問題、「ホタビ(榾火)」の書き問題、「贍」の音訓の出題の3つは形式も一致していますし、
(形式は異なるものの)マイナーと思われる「ウイキョウ(茴香)」も出たので、流石に驚きを隠せないというか、やや恐怖を感じるというか…(笑)
過去の模試は調べていませんが、もしかしたら同じように多くカブっている回があるかもしれませんね。


さて、模試公開記事にも書きましたが、来週の模試はお休みします。
その代わりに、来週の土曜日(11/26)10時に新企画「ミニ模試」を公開します。
詳しい説明は公開記事でしますが、簡単に言うと、問題数が半分の模試です。
PDFではなく記事の形で公開します。
主に、リピーター向けの難易度となる予定ですので、腕に覚えのある方は是非挑戦してみてください^^

最後に通常の模試のお知らせです。
次回「その23」は、再来週12/3(土)の10時~12時頃に公開します。
難易度は今回より下げたつもりですが、少し時間をおいてみなければどうなっているかは分かりません…^^;
次回も挑戦お待ちしております(^^)/
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