漢検1級模擬試験倉庫

常用大見出し語表から 書き取り問題その12

書き取り問題(選択形式)です。
前半は短文で(諺を含む)、後半は長文で出題します。

語群(1~5):[おうせきかいだいせいがんそんいちんせん]

1.()を以て客を迎え入れる。

2.長時間思索に()する。

3.帝は後嗣に()して隠居された。

4.()屈指の名演奏家と称される。

5.滄桑を経て()の姿はもう無い。

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[あんごういっそくこうとうせきじょうもうたん]

6.当時の官報局は頗る異彩があった。…(中略)…揃いも揃って気骨稜々たる不遇の高材()の集合であって、大隈侯等の維新の当時の築地の梁山泊知らず、吏臭紛々たる明治の官界史にあっては恐らく当時の官報局ぐらい自由の空気の横流していたはけだし類を絶しているだろう。(内田魯庵「二葉亭四迷の一生」より)

7.昨年の彼の病苦は、かなり彼の心身をさいなんだ。…(中略)…その上、二、三年来、彼は世俗的な苦労が絶えなかった。我々の中で、一番()的で、世塵を避けようとする芥川に、一番世俗的な苦労がつきまとっていったのは、何という皮肉だろう。(菊池寛「芥川の事ども」より)

8.昔から老人が若い妻をめとった例は決して少なくありませんが、ゲーテのように、稀代の大天才が、年齢の距たりを越えて、若い少女の心を引き付けたのは別として、多くの場合それは、不純な動機や事情で結び付けられるのが普通で、国府金弥老人と鈴子夫人の間にも、面白からぬ噂があり、出雲の神様の()の代わりに、極めて現世的な黄金のロープで結び付けられたことは、容易に想像されることであります。(野村胡堂「奇談クラブ -音盤の詭計-」より)

9.今、その前に挙ぐる文によるに、『河図洛書』より出でたるものなれば、天の教ゆるたまものなりと述ぶるも、『河図洛書』になんの理ありて、かくのごとく信ぜざるを得ざるや。もしこれ、古書に出でたるものなれば、その事実疑うべからずとするか。しからば、いずれの国にても、古書の()を伝えざるはなし。これみな、真実として信ぜざるべからず。(10に続く)

10.かくのごとく論究するときは、九星も方位もともに信ずるに足らざるなり。しかして、実際その説の事実に的中することあるは、いわゆる偶然の()か、しからざれば、これを信ずる人に限りて効験あるのみにて、信ぜざる人および知らざる人には、さらに関係なきものならざるべからず。(井上円了「妖怪学」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>


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コメント

全部みてからにしよう

こんにちは

最初に語群と1だけ見て「ちんせん?」「珍饌・・饌って常用??」
で、2を見て、あ~こっちか~

あとはすんなりでした~

「全豹一斑」はいけませんね。
出題ありがとうございました。

  • 2020/09/11(金) 09:23:50 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

違った解釈

rikurokuさん、コメントありがとうございます。

迎え入れている場面を想像していたので、「珍饌」は考えていませんでしたが、そういう解釈もできるかもしれませんね。
流石に「饌」は常用漢字ではありませんが(笑)

結局は難なくクリアされたようで流石ですね。
こちらこそどうもありがとうございました🙇

  • 2020/09/11(金) 11:16:22 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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