漢検1級模擬試験倉庫

常用大見出し語表から 書き取り問題その10

書き取り問題(選択形式)です。
前半は短文で(諺を含む)、後半は長文で出題します。

語群(1~5):[きょうおくくがいしょしきぼっきょうゆうぜん]

1.彼も情を解さぬ()漢ではない。

2.話を聞いて興味が()と湧いた。

3.友と()を披いて語り合う。

4.まだ()知らずの竪子に過ぎない。

5.当時の()では高額ではない。

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[けんもんしょうじせいざんそうそくりんぽ]

6.消費の規整は、生活の単純化から始まり、生活単純化の最も有効な手段として、生活の協同化が考えられ、生活協同化は、消費の面から生産の面に伸び、更に、相互扶助、()親善の精神を養い、生活の明朗化にまで発展しなければなりません。(岸田國士「生活の黎明」より)

7.漱石は『吾輩は猫である』のなかで、金持ちの実業家やそれに近づいて行くものを痛烈にやっつけている。…(中略)…そういうことから私たちは漱石が()富貴に近づくことをいさぎよしとしない人であるように思い込んでいた。(和辻哲郎「漱石の人物」より)

8.…密教を護持するものは、僧侶で、道教を護持するものは、道士であるから、護持者には、相違があり、又教旨根本の原理は、雲泥の差があるが、世人の目から見れば、其の外形は、甚だ()して居る、…(榊亮三郎「大師の時代」より)

9.誰の句か知らないが英語で「汝には何人も英傑であり、如何なる婦人も淑女であり、そして如何なる場所も神聖であれ」という句があるが、コウいう心持ちでおれば、至る所に()ありで、善い心持ちがしようと思う。己を欺くのかも知れないが、幾度ダマされても、私はこの心持ちでおりたいと思う。(新渡戸稲造「人格を認知せざる国民」より)

10.工芸美はかくして二つの面よりなる一つの真理を語っています。(一)もし用から美が出でずば、真の美ではないと。(二)もし美が用に交わらずば真の用にはならないと。工芸においては用美()なのです。用を離れて美はないのです。(柳宗悦「民藝とは何か」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>


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コメント

難問ぞろい

こんにちは
今回は難問が多いですね~

ふと「胸憶」はどうなのかな~と思いましたが、
「憶」には“胸の内”の意味はなさそうですね。

「隣保」は初見
 隣補にしてしましました(汗) 
 
出題ありがとうございました。

  • 2020/08/28(金) 10:27:30 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

隣保

rikurokuさん、こちらもコメントありがとうございます。
難易度は偏りが出ないようにしているつもりですが、難しいものが多くなってしまったようですね💦

「憶」については考えていませんでしたが、「臆」が「憶」に変えられるのは、「おしはかる」の意味だけのようですね。

「隣保」は私も知りませんでしたが、検索してみると、地域によっては普通に使っているところもあるようです。
もしかしたらそういった言葉は出題されにくいのかもしれませんが、知らないと「保」は推測しづらいので、出てもおかしくないような気もします。

こちらこそありがとうございました🙇

  • 2020/08/28(金) 12:22:31 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

恐ろしい難易度

”士気阻喪の危険性あり!”と注意書きが必要ぐらい、苦笑

  • 2020/08/29(土) 15:00:33 |
  • URL |
  • ロシア人 #-
  • [ 編集 ]

過去問出題語の難問化

ロシア人さん、コメントありがとうございます。

ランダムに並べた表から、分野ごとに多少の調整を入れつつ出題しているのですが、なぜか偏りが大きかったみたいですね💦
過去問も幾つか出ていますが、形式が変わっていて応用力が問われる問題になっているでしょうか。
同じ語を出しても難化させることができるというのは、漢検の奥深い一面かもしれませんね。

どうもありがとうございました🙇

  • 2020/08/29(土) 17:14:57 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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