漢検1級模擬試験倉庫

(かんけんいっきゅうもぎしけんそうこ):漢検ブログの一。模擬試験を作成,公開している。略称,模試倉庫。

統一されていない読み

本試験まで残り1ヶ月となりました。
私は、受検1ヶ月前になると、まず干支(十干、十二支)の確認をしています。
偶にしか見ないものなので、決めておかないと確認を忘れてしまいますからね…^^;
「シン」が多くて、毎回どれか一つ、思い出すのに時間がかかります(汗)
チェックしたいという人のために、一応、Wikipediaのリンクを貼っておきます。(→Wikipedia「干支」)

さて、今回は漢字ペディア/漢検漢字辞典第二版にある熟語で、表記されている場所によって読みが異なっているものをいくつか挙げたいと思います。

1.無慮
この記事を書くきっかけになった熟語(笑)
大見出しでの読みは「むりょ」ですが、「慮」の項目では「ぶりょ」です。
広辞苑には両方載っていますが、説明を載せているのは「むりょ」の方なので、「むりょ」の方が一般的かも…?
ちなみに「毋慮」という表記もあります。

2.公廨
大見出しでの読みは「くがいくげ」ですが、「廨」の項目では「くかい」です。
広辞苑には「くがい」「くげ」はありますが、「くかい」はありません。
誤植の可能性もあるかもしれません…。
ちなみに、大辞林には「こうかい」という読みも載っているようです。

3.鯤鵬
大見出しでの読みは「こんほう」ですが、「鵬」の項目では「こんぽう」です。
広辞苑には「こんほう」とあり、こちらが一般的な読みのようです。
確かどこかのコメントで「『ン』と『ハ行』が続くと基本的に『パ行』になる」と書いた記憶がありますが、「辛抱」以外にも例外がありました(苦笑)

4.湫隘
「湫」の項目では「しゅうあい」、「隘」の項目では「しゅうあい」「しょうあい」となっています。
まあ、どちらでもいいということでしょうけど…^^;
広辞苑に記載はありません。

5.萵苣
「萵」の項目では「わきょ」「ちしゃ」、「苣」の項目では「かきょ」「ちさ」「ちしゃ」となっています。
(音読みのみ太字にしています。)
読みを統一する気が無いのか…(苦笑)
広辞苑には「ちさ」「ちしゃ」のみ記載されています。


他にも見つかれば追加していきたいと思います。

他、漢字ペディアおよび漢検漢字辞典で気になるところをいくつか…。

・「糝薯」:辞典では「さんじょ」とありますが、漢字ペディアでは「しんじょ」に修正されています。
・「糂粏」:「粏」の項目に「じんた」と読みを振っています。間違いではありませんが、一般的には「じんだ」ですよね…。
・「果(おお)せる」:漢字ペディアで、読み部分の「おお」が太字になっておらず、送り仮名が判別できません…。ただし、検索にはちゃんと引っかかります。
・「詮(あきらか)」:送り仮名が無いのは正しいのでしょうか…?
・「莫(なかれ)」:初版は「莫(な)かれ」で送り仮名があったのですが、第二版で無くなりました。大見出しも変化しているので、こちらは正しいということでしょうけど…違和感がありますね…。
・「疂」:初版では「畳」の異体字として載っていますが、第二版には載っていません。

他にも、初版で間違っているものが第二版でしれっと修正されていたりしますので、初版で学習されている人は、気になるものがあれば漢字ペディアで確認した方が良さそうです。
とはいえ、上記の通り、漢字ペディアもどこまで信用していいのか分かりませんけど…(苦笑)
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