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ビギナー向け模擬試験その2(記事版)

「ビギナー向け模擬試験その2」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.非を認めない彼の態度に辟易する。
2.長く続いた繁栄も遂に終焉を迎えた。
3.恩讐を越えて手を取り合う。
4.啓蟄の候に小さな春を探す。
5.今回の行為には慰藉の意図はない。
6.羊羹を均等に切り分ける。
7.渾身の努力により目的を達成する。
8.過去に兌換券の偽造で逮捕されている。
9.悪事摘発の筆誅を加える。
10.綽綽として難事を熟す。
11.隣国と度々干戈を交えてきた。
12.鼈甲の眼鏡を掛けている。
13.役員が連袂辞職する結果となった。
14.院内での罹患が疑われる。
15.鼠蹊部に僅かに痛みを感じる。
16.彼女の叫びは寂寥の中に消えた。
17.屎尿を肥料として活用する。
18.遠回しな譬喩では伝わらなかった。
19.馬車は見たが、馭者の顔は記憶にない。
20.枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず。
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21.金属をで加工する。
22.されたように性格が変わった。
23.彼が見たらば堪え難いことでしょう。
24.いにならぬよう言葉を選ぶ。
25.蛇は根から大きな岩へとり出た。
26.鯔背な若者たちが祭りを盛り上げる。
27.二人の間のりを解消する。
28.料理が運び込まれ、酒宴はになる。
29.頑強なね者を何とか説得する。
30.偽りを崇むるがゆえに魂る。
 
(二)
1.彼の人生はハカナいものだった。
2.ゼンソクが出て病院に運ばれた。
3.地獄で仏のギョウコウに巡り合う。
4.不便な仕組みがアシカセになっている。
5.オエツを漏らして泣いていた。
6.日々ケンサンを積み、己を磨く。
7.簡易なコンロで調理する。
8.人々の関心がトオノいている。
9.フラチな振る舞いに非難が集まる。
10.奉仕活動によりショクザイする。
11.洗いザラい告白する。
12.長きに亘りコツコツと財を貯える。
13.ハラゴシラえを済ませて家を出た。
14.家族のヒゴの下で大きく育った。
15.根拠のない流言ヒゴが広まる。
16.奴ダコを空高く揚げる。
17.茹でダコのように真っ赤になる。
18.足にできた座りダコを摩る。
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19.飼い犬にシツケが十分行われている。
20.スイ臓の検査で異常が見つかる。
 
(三)
1.身分不相応に金を費やすこと。
2.繰り返し考えること。
3.些細なことで怒る性質。
4.上がり下がり。転じて、優劣。
5.多く集まってこみあっていること。
 
かんしゃく、けんち、しゃし、しゅんじゅん、
しゅんどう、ちゅうみつ、はんすう、ふんまん
 
(四)
問1
1.(   )不屈
2.(   )傍観
3.(   )曲折
4.(   )憤激
5.(   )魍魎
6.天真(   )
7.百花(   )
8.疲労(   )
9.一家(   )
10.風光(   )
 
うよ、きょうしゅ、こうがい、こんぱい、だんらん、
ちみ、ふとう、めいび、らんまん、りょうらん
 
問2
1.心がおおらかで、小事にこだわらない。
2.美女のこと。
3.多くの花が咲き乱れる。
4.よどみなく話す。また、順調に進む。
5.あたりを窺うばかりで決断できない。
 
一瀉千里、千朶万朶、右顧左眄夏鑪冬扇、
明眸皓歯、訥言敏行、豪放磊落、造次顚沛
 
(五)
1.帷子
2.只管
3.濁酒
4.手斧
5.蕃茄
6.燕子花
7.西班牙
8.鮎魚女
9.山茶花
10.灯台躑躅
 
(六)
ア 1.諂媚 … 2.媚びる
イ 3.憑霊 … 4.憑く
ウ 5.擣衣 … 6.擣つ
エ 7.讒謗 … 8.謗る
オ 9.追咎 … 10.咎める
 
(七)
1.仰視
2.帰納
3.長寿
4.進展
5.野卑
 
6.老衰
7.号泣
8.自負
9.遠慮
10.失敗
 
えんえき、きたん、きょうじ、こうちゃく、さてつ、
しょうしゃ、どうこく、ふかん、もうろく、ようせつ
 
(八)
1.サンショウは小粒でもぴりりと辛い。
2.我が身をツネって人の痛さを知れ。
3.ココの声をあげる。
4.タデ食う虫も好き好き。
5.一世をフウビする。
6.落ち武者はススキの穂にも怖ず。
7.コハクは腐芥を取らず。
8.倹約とリンショクは水仙と葱。
9.ケンテキ岩を穿つ。
10.九仞の功をイッキに虧く。
 
(九)
A 入ると凸凹の黒土の土間で、地下足袋で踏み固められて黒く艶が出ている。青1.タンやら唾やら、何ともいえぬ悪臭がその土間から立ちのぼる。木理(もくめ)も見えぬほどに汚れた三尺の上がり2.カマチのとっつきがすぐ階段になって、これを踏み昇ると坊主畳を敷いた三十畳ほどの大部屋があり、ア.を染め直した蒲団を着たのが、河岸に鮪がついたほどに寝ころがっている。
 この大部屋と廊下一つ隔てた向こうに三畳の小間がつづく。ここへ泊るのは特等級。…(中略)…その奥まった特等室の煎餅蒲団の上に、胡坐をかくでもない、キチンとタキシードの膝を折って孤影イ.悄然と坐っているのは、例の有明荘の六人の一人、有名なる珊瑚王のウ.、山木元吉。
 見ると髪はサンバラになり、顔の色は煤けてほとんど血の気もない。顔を不安げに引き歪め、額には苦悩の3.シワを刻んで、時々キョトキョトと入口の方へ血走った眼を走らせる。第四回、虎の門の晩成軒で川俣踏絵と怪し気な密会をしたまま、その後4.ヨウとして姿を現さなかったが、第九回に至ってこのようなエ.蕭条たる情景の中へ再び登場して来た。
 裾も肩も5.ホコリまみれになって、どこを6.クグって来たのか、上衣の肘に鉤裂きまでこしらえ、いやはや見るもいぶせき有り様。…(中略)…
 …慌ててガラス戸を引き開けたが、厳重な忍び返しが蓋のように窓を閉ざしているほか、太やかな鉄のボルトまでオ.め込まれていて首を通す隙もない。(久生十蘭「魔都」より)
 
B 客あり。我がカ.草廬をキ.きて俳諧を談ず。問うて曰く。
 
 古池や蛙飛びこむ水の音    芭蕉
 
の一句は古今の傑作として人口に7.カイシャする所、馬丁走卒もなおかつこれを知る。しかもその意義を問えば一人のこれを説明する者あるなし。今これが説明を聴くを得んか。
 答えて曰く、古池の句の意義は一句の表面に現れたるだけの意義にして、復他に意義なる者なし。しかるに俗宗匠輩がこの句に深遠なる意義あるが如く言いク.し、かつその深遠なる意義は到底普通俗人の解する能わざるが如く言い做して、かつてこれが説明を与えざる所以の者は、一は自家の本尊を奥ゆかしがらせて俗人を8.マンチャクせんとするに外ならざれども、一は彼がこの句の歴史的関係を知らざるに因らずんばあらず。古池の句が人口にカイシャするに至りしは、芭蕉自らこの句を以て自家の新調に属する9.ヘキトウ第一の作となし、従うてこの句を以て俳句変遷の第一期をケ.する境界線となしたるがために、後人相和してまたこれを口にしたりと見ゆ。しかるに物換わり時移るに従い、この記念的俳句はその記念の意味を忘られて、かえって芭蕉集中第一の佳句と誤解せらるるに至り、終に臆説百出、奇々怪々の附会を為して俗人を惑わすの結果を生じたり。さればこの句の真価を知らんと欲せば、この句以前の俳諧史を知るに如かず、意義においては古池に蛙の飛び込む音を聞きたりという外、10.イチゴウも加うべきものあらず、もしイチゴウだもこれに加えなば、そは古池の句の真相に非ざるなり。明々白地、隠さず掩わず、一点の工夫を用いず、一字の曲折を成さざる処、この句の特色なり。コ.他あらんや。(正岡子規「古池の句の弁」より)



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