漢検1級模擬試験倉庫

言葉の誤用や変化

二週間ごとに書いている個人的な計画の記事です。

興味のある方のみコチラ↓



◇作業中

・故事熟語対策

◇計画中

・ランダム管理
・模試作成


相変わらず進捗状況はいまいちですが、記事問題のストックは随分先までできているので、焦らず少しずつ進めたいと思います。



(余談)
「言葉は時代とともに変化する」という言葉をよく耳にします。
特に、「誤用が定着して市民権を得ている場合には、目くじらを立てて指摘するべきではない」と主張する際に使われることが多いと思います。
これまでも変化してきたのだから、言葉が変化していることを受け入れるべきだということですね。

「誤用に目くじらを立てるな」という意見は、私も基本的にはその通りだと思うのですが、一方で、この「今まで論法」(今までそうだったのだから正しいとする論法)には少し違和感を覚えます。
というのも、昔と今とでは言葉を巡る状況が大きく異なるからです。

特に、次の3つの点の影響は大きいと感じます。

①殆どの日本人が小中9年間の義務教育で、基本的に同じような国語教育を受けていること
②一般の人でも国語辞典などで言葉の意味を簡単に調べられること
(特にネット検索ですぐに分かるようになっていること)
③全国津々浦々、ネットなどを通じて日本語を使った交流が盛んにおこなわれていること

このような要因はいずれも、言葉の使い方の地域差や世代間の差を縮めるものだと思います。

昔であればこれらの差によって、徐々に意味が変化するのは自然なことでしたが、その差が縮まっているのであれば、「言葉が変化するのは仕方がないこと」と単純には言えなくなっているのではないでしょうか。
少なくとも現在は、言葉の変化が少なくなるよう努力することは可能だと考えています。

冒頭でも述べた通り、「言葉の誤用や変化を認めるべきではない」と主張したい訳ではありません。
ただ、「言葉は時代とともに変化するものだ」という理由で誤用を認めてしまうのは、どうしても腑に落ちない部分があったので、その点に関して反論を書かせていただきました。

言葉の誤用や変化を認めすぎるのも、認めなさすぎるのも、共にデメリットがあり、極端なことは言えないというのが私の意見です。
「正しい」「正しくない」と極端に指摘しあうような場面に遭遇することがありますが、可能な限り、言葉を誤用した人にも、誤用を指摘した人にも、寛容であって欲しいところですね。

ちなみに、青空文庫の文章を見ていると、漢字の誤用がある程度見られます。
特に試験で我々もよく間違えるような部分で間違った字が使われていることがあります。
もしこのような誤用を広く認めるとすると、漢検1級の試験問題の一部が形骸化して、大変なことになってしまうかもしれませんね(笑)
関連記事

コメント

私見だが、
自分の経歴で何回かまた幾通りの形で日本の学校教育世界に携わった身として言わせてもらえれば、
未だ碌に母語を放せない小学校から英語を勉強しはじめるより、
その時間を日本語と算数に当てたほうがよいように感じる

  • 2019/11/18(月) 08:52:06 |
  • URL |
  • 在日ロシア人 #-
  • [ 編集 ]

英語教育について

在日ロシア人さん、コメントありがとうございます。
学校教育に関わることをされているんですね。

素人ながら私も、基本的に在日ロシア人さんと同じような考えを持っています。
特に若い頃は、論理的な思考力や抽象的な概念を把握する能力などを育む国語・算数(数学)の重要性は高いですよね。
学校教育に限らず、役立つ場面が想像しやすい物事に「価値がある」と思う方が多いようで残念に思っています。

コメントをいただいて、改めて色々と考えるきっかけになりました。
貴重なご意見、どうもありがとうございました。

  • 2019/11/18(月) 10:19:05 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する