(二週間前は本試験日だったため、四週ぶりの記事です。)
興味のある方のみコチラ↓
◇作業中
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◇計画中
・ランダム管理
記事問題の作成が一段落したところで、少しやる気が出なくなってきています(苦笑)
「故事熟語対策」の記事作成をボチボチ進めつつ、模試作りも再開したいと思います。
(余談)
1級配当四字熟語の「躡足附耳」。
「人に注意するときには相手に配慮せよ」という意味ですが、なかなか考えさせられる言葉だと感じます。
特に、誰かが言い争いをしている場面で、この言葉がよく思い浮かびます。
というのも、大抵の言い争いは、お互いに相手に配慮した言い方を心がけていれば、そう大きな揉め事にはならなかったのではないかと感じるからです。
人は感情的になると、正しいか正しくないかという単純な考えに陥りやすく、視野が狭くなりがちです。
正しくない意見を正しいと思いこんで、相手の意見が全く聞こえなくなってしまうのは残念なことですが、仮に正しい意見を持っていたとしても、相手に対する配慮が必要なことに変わりはなく、相手への攻撃や嘲笑などの行為までもが正しいということにはならないはずです。
多少拡大解釈している部分はあるかもしれませんが、この四字熟語はそういった行為を戒めるよう注意を与えてくれるように感じています。
特に最近は、「自身が何らかの被害を受けていれば、相手を攻撃しても構わない」といった態度が至る所で見られて、とても残念に思っています。
勿論、何でも我慢すれば良いという訳ではありませんが、少なくとも自身が比較的優位な立場にある場合や、集団での対立になっている場合には、相手やその周囲にいる人への配慮を忘れないよう心掛けたいですね。
漢検では、四字熟語やことわざを通して、様々な考え方を学ぶことができます。
覚えるべきことが多くて、なかなか余裕はないかと思いますが、時には1つ1つの言葉をテーマにして、その内容を深く掘り下げてみるのも面白いですね。
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