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ビギナー向け模擬試験その1(記事版)

「ビギナー向け模擬試験その1」の問題と解答です。(ヒントはありません。)
問題文などは省略しておりますので、形式等にご注意ください。

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(一)
1.彼の冤罪が遂に証明された。
2.珍しい蝶の孵化に成功する。
3.儲け話に猜疑の心を抱く。
4.棕櫚の木が扉の両側に見える。
5.損得を気にせずとしている。
6.葬儀場に慟哭の声が響く。
7.燎原の火の如く盛んになった。
8.勉強の時間を何とか拈出した。
9.とかく穿鑿されるのを嫌がる。
10.悲しみのあまり嗚咽を漏らす。
11.怪訝な顔で話を聞いていた。
12.美女の婀娜っぽい姿に見惚れる。
13.義憤に息巻いて獅子吼する。
14.瞋恚の炎を燃え滾らせる。
15.清朝では辮髪が強制された。
16.奢侈な生活を戒める。
17.旧友との再会に思わず抃舞する。
18.安易に容喙して良い話ではない。
19.繻子織りの生地を購入する。
20.景気の跛行状態が続く。
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21.駅で漸くられたことに気付く。
22.を下ろしたように微動だにしない。
23.親切な態度にされた。
24.子のせた姿に驚く。
25.彼のに皆首を傾げた。
26.を捲くような勢いで攻め込む。
27.戸がんで覚束無い。
28.める手上げて人を打たんとす。
29.拾いて見れば医師の使いしなり。
30.北のから弾薬を鹵獲した。
 
(二)
1.両雄が共に兵を率いてタイジする。
2.液体を混ぜてカクハンする。
3.口をツグんで話そうとしない。
4.得意げにウンチクを傾ける。
5.ウカツにも器を割ってしまった。
6.草原の薄が風にソヨぐ。
7.コウカツな手段で相手を出し抜く。
8.ホコリっぽい部屋を掃除する。
9.彼は近代文明のレイメイ期に活躍した。
10.セイカンで凜凜しい顔立ちをしている。
11.気がトガめて遠慮した。
12.悪事に慣れて感覚がマヒする。
13.彼の急成長はカツモクに値する。
14.腕を曲げてチカラコブを作る。
15.カデンに履を入れず。
16.カデンにより誤解が広まる。
17.ウソつきは泥棒の始まり。
18.枝に留まったウソの鳴き声が聞こえる。
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19.帯に短しタスキに長し。
20.猫は炬タツで丸くなる。
 
(三)
1.青空のこと。
2.思いがけず出会うこと。
3.滝のこと。
4.他人の作品や論文を盗用すること。
5.食欲が旺盛なこと。
 
かいこう、けんたん、すいぜん、そうきゅう、
ねつぞう、ばくふ、ひしょう、ひょうせつ
 
(四)
問1
1.(   )浮薄
2.(   )大笑
3.(   )無礼
4.(   )傍観
5.(   )無欠
6.虎視(   )
7.八面(   )
8.一家(   )
9.勇往(   )
10.依怙(   )
 
いんぎん、かか、きょうしゅ、きんおう、けいちょう、
けんぞく、たんたん、ひいき、まいしん、れいろう
 
問2
1.多方面で大いに活躍する。
2.非常に悔しがる様子。
3.負け惜しみで屁理屈を並べる。
4.文字の誤り。
5.根拠のないうわさ。
 
八面六臂、切歯扼腕、法界悋気漱石枕流、
烏焉魯魚、琴瑟相和、矯枉過直、造言蜚語
 
(五)
1.海豚
2.螻蛄
3.公魚
4.綽名
5.喞筒
6.不知火
7.無花果
8.手弱女
9.鴨脚樹
10.新西蘭
 
(六)
ア 1.撥音 … 2.撥ねる
イ 3.斟量 … 4.斟む
ウ 5.夢魘 … 6.魘される
エ 7.吟嘯 … 8.嘯く
オ 9.扣制 … 10.扣える
 
(七)
1.従順
2.戒慎
3.摂取
4.喧擾
5.衒学
 
6.慙愧
7.誹謗
8.同情
9.疲弊
10.発端
 
こうし、こんぱい、じくじ、せいひつ、そくいん、
とうかい、どうもう、はいせつ、ばり、ほうらつ
 
(八)
1.立てばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
2.鬼のカクラン
3.カンバツに飢饉なし。
4.羹に懲りてナマスを吹く。
5.五臓ロップにしみわたる。
6.過ちては改むるにハバカること勿れ。
7.画竜テンセイを欠く。
8.触らぬ神にタタりなし。
9.カンナン汝を玉にす。
10.一擲ケンコンを賭す。
 
(九)
A 私には私らしい、庵には庵らしいお正月が来た。明けましてまずはおめでとうございます、とおよろこびを申しあげる。門松や輪飾りはめんどうくさいから止めにして、裏山からア.歯朶を五六本折ってきて瓶に挿した。それだけで十分だった。…(中略)…お1.トソは緑平老から、数の子は元寛坊から、餅は樹明居から頂戴した。
 元日、とうぜんとしていたら、イ.が来て啼いた。皮肉な年始客である。即吟一句を与えて追っ払った。…(中略)…
 好きなものは、と訊かれたら、些かの2.チュウチョなしに、旅と酒と本、と私は答える。今年はその本を読みたい。(種田山頭火「雑記」より)
 
B 西郷理学士と一緒に調餌室に入ってみると、帆村は思わず「呀(あ)ッ」と叫びたいくらいだった。塀の外で調餌室を想像しているのと、こうやって大きなウ.俎上に、血のタラタラ3.ニジみでそうな馬肉の塊を見るのとでは、まるっきり調餌室というものの実感が違った。壁には、象を料理するのじゃないかと思うほどの大4.マサカリや大鋸、さては小さい青竜刀ほどもある肉切庖丁などが、エ.燦爛たる光輝(ひかり)を放って掛かっていた。倉庫には竪半分に立ち割った馬の裸身や、ダラリと長い耳を下げた兎の籠などが目についた。
 この物凄い光景を見た瞬間、帆村の頭脳(あたま)の中に電光のように閃いた幻影があった。それは、園長の死体が調餌室に搬ばれたと見る間に、料理人が壁から大きな肉切庖丁を下おろして、サッと死体を截断する。そしてオ.くべき熟練をもって、胸の肉、5.デンブの肉、脚の肉、腕の肉とカ.り分け、運搬車に載せると、ライオンだの虎だの6.オリの前へ直行して、園長の肉を投げ込んでやる。……いや、恐ろしいことである。
「これが、調餌室の主任、北外星吉氏です」西郷副園長が、ゴムキ.のように肥えた男を紹介した。(海野十三「爬虫館事件」より)
 
C 大君への忠義の赤心に、理由はございません。将軍家に於いても、ただ二念なく大君の御鴻恩に感泣し、ひたすら忠義の赤誠を7.ヒレキし奉らん純真無垢のお心から、このようなお歌をお作りになったので、なんの御他意も無かったものと私どもには信ぜられるのでございます。御胸中にたといク.かにでも御他意の影があったら、とても、このように高潔清澄の調べが出るものではございませぬ。…(中略)…私どもの日常拝しましたところでは、あの将軍家でさえ、決して普通のお生まれつきではなく、ただ有り難く尊く目のくらむ思いがするばかりでございましたのに、その将軍家を御一枚の御親書によって百の8.ヘキレキに逢いし時よりも強く9.シンカンせしめケ.恐懼せしめ感泣せしめるお方の御威徳の高さのほどは、私ども虫けらの者には推しはかり奉る事も何も出来ず、ただ、そのように雲表はるかに高くコ.巍然燦然と10.ソビえて居られる至尊のお方のおわしますこの日本国に生まれた事の有り難さに、自ら涙が湧いて出るばかりの事でございます。(太宰治「右大臣実朝」より)



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