漢検1級模擬試験倉庫

ビギナー向け模擬試験その1

以前に「チャレンジャー向け模擬試験」という名称の模試を作成・公開しましたが、それに因んで(?)「ビギナー向け模擬試験」というものを作成してみました。

内容は、(準1級の範囲には収まらないものの、)我々の身近で見聞きするような語を基に、比較的理解しやすい問題を出しています。
漢検1級の問題を初めて見た人は「日本語とは思えない」という感想を述べることが多いですが、そう思われないような内容を目指しているということです。

ほぼ基本的な問題から構成されているため、難易度は本試験と比べるとかなり低いと予想しています。
難問を望まれる方には物足りない内容かもしれませんが、そのような方には満点狙いで挑戦していただければと思っています。

さて、今回の模試に関する残りの話は後回しにして、問題のPDFに関する注意点を述べます。(基本的に通常の模試と同じです。)

・問題は全て「ビギナー向け模擬試験その1・問題」というPDFにありますので、こちらをまずダウンロードしてください。

・語群から選択肢を選ぶ問題((三),(四)問1,(七))のヒントを、「ビギナー向け模擬試験その1・ヒント」のPDFに用意しました。全ての問題に挑戦した後、答え合わせの前にダウンロードして、分からなかった問題に再挑戦してみてください。

・解答は全て「ビギナー向け模擬試験その1・解答」というPDFにあります。くれぐれもダウンロードの順番を間違えないようお気を付けください。[ ]を付けて記載されたものは、「正解となる可能性が高いものの断定はできない」という答えです。正解とするかどうかは、各自の判断でよろしくお願いします。
尚今回は、漢検1級にあまり馴染みの無い方も挑戦される可能性を考慮して、解答に少し説明を補足しました。
よく使用される異体字での解答も( )を付けて併記しています。


・問題、解答、ヒントには漢検の定める標準字体を使用しております。表示できないものは外字を作成し埋め込んでいます。

・文章題は「青空文庫」にある作品を利用させていただきました。漢検の形式に則るために文章の一部を変更しております。

・ダウンロードは、ダウンロードしたいファイルを選択してダウンロード画面に入り、「ダウンロード」ボタン(広告の上にあります)をクリックするだけです。(アンドロイドでPDFを見るには、PDF閲覧用のアプリが必要です。)

・間違いや不備等あれば、どんな細かなものでも構いませんので、ぜひコメントで報告していただければ助かります。また、感想もご自由にどうぞ。批判は…お手柔らかにお願いします(汗)

・この模試はいつでもどなたでも挑戦いただけます。ただし、何らかの問題が発生するなど、こちらの判断で公開を中止させていただく場合もありますので、ご了承ください。

長くなりましたが、以上が注意点です。
「ビギナー向け模擬試験その1」(問題/ヒント/解答)は、コチラ↓からダウンロードできます。

http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

また、公開から時間が経っていて見つけられないときのために、「ビギナー向け模擬試験その1・」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ

拙作ではありますが、楽しんでいただければ幸いです。

今回の外字使用部分はコチラ↓(解答が含まれる場合もあるのでご注意ください。)

<「ビギナー向け模擬試験その1」の外字使用部分の表示>





今回の模試を作った経緯を以下に書いています。
ご興味のある方は、「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
(ネタバレは特にありません。)



今回の模試は、一度基本に立ち返ろうという思いで作成しました。

基本と言っても、よく言われる「過去問」や「1級四字熟語」などといった範囲を指すのではなく、上でも述べた通り「比較的身近な範囲の言葉」を指しています。
私はこれまでも「その言葉が身近であるかどうか」という点を重視して問題を作成してきていますが、更にその観点から見た基本の問題を今回出しました。
その範囲にこだわっている理由は、試験での得点を追いすぎると、こういった視点が欠けたまま勉強してしまいがちだと感じるからです。

漢検1級に合格するために「過去問」や「1級四字熟語」を対策することが効果的であるということはよく言われることです。
出題されやすく点を伸ばしやすい範囲ですので、これは間違いないことだと私も思います。

しかしながら、「過去問」や「1級四字熟語」と言っても、日頃我々が使う言葉もあれば、どこで誰がどのように使っていたのか全く分からないような言葉もあり、全ての情報に同じだけの価値があるとは言えないはずです。
特に学習の初期段階では、細かいことを気にしながら学習を進めるわけにもいかないので、どうしても「過去問」だから、「1級四字熟語」だから、などと言った理由で纏めて捉えてしまう傾向があると思います。
情報が「玉石混淆」状態になってしまうのも、ある程度は仕方のないことでしょう。

学習情報の「玉石混淆」状態の例は他にもあり、例えば「類義語の纏めすぎ」が挙げられます。
もし、日本語を学ぶ外国の方が、「『~です』と『~でござる』は意味が同じなので、全て『~でござる』で言い換えても良い」と思って使っていたら、使い方がおかしいと指摘するのではないでしょうか。
他にも、日本人は同じ意味の言葉をTPOに合わせて使い分けることが比較的多いと感じます。

同じように、類義語であっても、それらを単純に同一のカテゴリーに入れるべきでないものもあるはずです。
しかしながら、得点を伸ばす効率的な方法として、つい我々はこのようなことをしてしまいがちです。
一つ一つの言葉を精査していれば問題は無いと思いますが、なかなかそのような余裕も無いのではないかと思います。

このように、漢検1級学習をしていると、頭の中の抽斗が整理されないまま知識が増えていく傾向があると感じています。
一番の原因は、本試験の極端な難化にあると思うのですが、ここまで難化してしまった以上は、今更どうすることもできませんしね…。

そういったわけで、頭を少し整理するためにも、基本を見直そうと思いました。
そしてその1つの取り組みとして、今回の模試を作成しました。
一つの模試で、多くの情報が整理できる訳ではありませんが、まずは基本中の基本部分を少しだけ固めた感じです。

ちなみに、とりあえず「その1」としていますが、「その2」以降を作成するかどうかは分かりません(苦笑)
基本中の基本の狭い範囲からの出題なので、複数の模試をバランスよく作るのは難しそうです…。

長くなりましたが、管見を述べさせていただきました。
今後の学習方針に関して、少しでも参考になれば幸いです。
関連記事

コメント

油断大敵

おはようございます。

解答結果は193点でした。

(一)08 ×てんしゅつ
(一)28 ×あつ
(四)10 × 屓
(六)05 ×むえん
(九)04 ×金

間違えたところは以上です。

((二)-16は「譌伝」にしましたが、おそらく正解ですよね?)

話は変わりますが、先週、ビジネス文書検定を受験してきました。

試験直後は、「多少難しかったけど、合格してるかな?」といった具合。

しかし、公式の模範解答を見たところ、思わぬミスを発見・・
大問ひとつを丸々落としたかもしれません。
問題文をきちんと読まなかったのが原因です。

細かな配点が公表されていないのでよく分からないですが、
それ以外の問題が全問正解していても、不合格の可能性があります(((^_^;)

合否は今月末ですが、だいぶモヤモヤした気分で過ごしております(苦笑)

  • 2019/07/07(日) 09:57:12 |
  • URL |
  • まさ #f67BpHN6
  • [ 編集 ]

ミスは一旦忘れましょう

まささん、挑戦およびコメントありがとうございます。

「譌伝」は恐らく正解ですね。
思ったほど情報が得られなかったので、後ほど括弧つきで解答に加えておきます。
ご指摘に感謝します。

ビジネス文書検定の受検、お疲れさまでした。
痛いミスがあったようですね…。
出題を勘違いされたということでしょうか…?

漢検の場合は基本的に出題形式が一定で、問題文を読むことは稀ですが(苦笑)、一般には問題文をしっかり読まないと危険ですね…。
他の部分の点数で無事合格されていることを願っています。

合否が分かるのは先のことのようですので、暫くは結果のことは忘れてリフレッシュしていただければと思います。
コメントどうもありがとうございました🙇

  • 2019/07/07(日) 10:52:19 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する