漢検1級模擬試験倉庫

同音異義問題 その16

同音異義問題を出題します。(詳しくはコチラ

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1.ただいま友人、大隅忠太郎君から、結納ならびにカショクの典の次第に就き電報を以て至急の依頼を受けましたが、ただちに貴門を訪れ御相談申し上げたく、ついては御都合よろしき日時、ならびに貴門に至る道筋の略図などをお示し下さらば幸甚に存じます、と私も異様に緊張して書き送ってやったのである。

2.易は天地万物の生々化育の根本を説いたてんにおいては、純正哲学ともいうべきであり、また万有相互の変化関係、進退運展のありさまをしめす点においては、自然科学であり、人事の通塞、盛衰吉凶をあきらかにするばかりではなく、各自のとるべき方針をもまた教えるのだから、人生哲学であり処世哲学であって、さらにすすんでは一国の治乱興亡の理数をつくし、これにたいして範をしめすのであるから政治哲学であり、天変地異、風雨の順逆を説き、カショク播種の季節方式をあきらかにするのだから応用哲学であり、実用哲学で、これ以上のプラグマティズムは欧米にも決してない。

 <ヒント>

3.村に近づくにつれて農夫ら多く野にあるを見たり。静けき村なるかな。小児の群れのキギせるにあいぬ。馬高くいななくを聞きぬ。されど一村寂然たり。

4.帝国政府は今回ローマの法王庁へ原田健氏を初代公使として派遣することになったが時局がら洵にキギを得た外交手段だと思う。

 <ヒント>

5.いわゆる古典的統計法が原子物理学の大海に難破して、これに代わる新しい統計が発明されても、それとこれとの関係もそれぞれの意味もなかなかのみ込めない。それは別問題としたところで、私の眼前のガラスの水滴の合流をいかに統計的に取り扱ったらよいかと思って諸文献をショウリョウしてみても結局得るところははなはだ少ないのである。

6.だが、では、日常性というものはどういうものか、ということになると、結局それが不安を覚えない俗物さの対応物だということに尽きているらしく、人々はそれ以上面倒なショウリョウや考察を敢えてしようとはしないようだ。

7.加(おま)けに間断もなく鉛のやうな酔いに閉ざされている私の眼に、華麗な花の合間からちらちらと映るうつつであるが故に、無何有の風情が突ぴょう子もなく、嫋娜(たお)やかに感ぜられるのであろうが、藤の花のようにすらりと丈の伸びたテルヨが、いつもうつむき加減でひらひらとする両つの振袖を軽やかに胸の上に合わせて土橋の上をゆききする姿が真に幽かなショウリョウたる一幅の絵巻ものと見えた。

8.彼は武芸に秀でてはいたものの、戦に怯み、万卒を統べる才もなく、とてもショウリョウの器ではなかった。

9.夢はショウリョウし度測することの出来るものでは無いけれど、明らかに精神過程の一たる以上は、精神を支持する所以の或る力によって生ぜられて、そして其の存在を為すに疑い無い。

 <ヒント>



<解答の表示>





「同音異義問題」シリーズは、今回が今季最終回です。
続きは試験後に出題する予定です。
ひとまずここまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

来週は「R1-1直前模試」を公開します。
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コメント

ふ~

こんにちは

「しょうりょう」でかなり迷いました~
9.が度測だったので6と9を決めることができました。

将りょう 「りょう」が出てこず「良」にしてしまいました~

この「りょう」か~なるほど~

「同音異義問題」シリーズありがとうございました。

  • 2019/06/05(水) 10:38:10 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

to be continued…

rikurokuさん、コメントありがとうございます。

「ショウリョウ」は難問揃いだったと思います。
特に「商量」と「称量/秤量」はややこしいですね。

「将領」の「領」は答えを見ると納得ですが、推測は難しそうだと思っていました。
「首領」などと同じ意味だと思えば、覚えるのは難しくないと思います。

こちらこそ同音シリーズにお付き合いいただき、ありがとうございました。
ちなみに、問題は「その26」まで作成済みなので、シリーズは試験後もまだまだ続きます(笑)

  • 2019/06/05(水) 10:50:41 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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