漢検1級模擬試験倉庫

H30-3直前模試(4/5)

「H30-3直前模試」の4つ目の記事です。

本日は、「(一)読み」(30点満点)と「(三)語選択」(10点満点)です。
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。



(一)読み

1.六親眷族が死を戚み、棺椁を囲繞する。
2.疝癪に呻き、輾転して苦しむ。
3.妃嬪猜鷙なりて、内訌多く生ず。
4.征途に就きて廿日、儚くも陣歿す。
5.蘭麝閨中に郁馥と香りたり。
6.狷狭なれば樊籠は無くとも懊悩す。
7.舒暢すれば鞏き梏桎も無きに等し。
8.羈を掛けて慓悍な鉄驪を馭す。
9.罅栗を追いて崎嶇たる杣道に入る。
10.謀叛や通款を疑い、酷しく鞫訊推覈す。
11.老叟鹹鹵に出でて斟みたる水を播く。
12.煦煦たる韶光を浴びて嫩葉は萌発す。
13.夕暉舂きて、冉冉と暗翳を展げたり。
14.故園の怙恃に宛てて尺楮を認める。
15.簪纓を抛ちて髻を切らんとす。
16.周原膴膴(ぶぶ)たり、菫荼飴の如し。
17.日日毎に孳孳たり、竟に壼奥に達す。
18.黔黎を聳動せる疫癘も軈て終熄すべし。
19.彝倫を知らざれば庠序の教肄も徒なり。
20.冤譖を蒙るも弁疏せず配謫の身となる。
----------------------------
21.き望みは泡沫の如く消え去りぬ。
22.飛鳥の摯(う)つや其の首をす。
23.微恙の妻のために雪平でを作る。
24.腹をるような海藻の匂いがする。
25.莨の栽培に乾しを用いる。
26.数年官衙にめた後、田舎に閑居した。
27.大空を翔るの声ぞ哀しき。
28.の水は僅かに波打つ耳。
29.葷辛は神前にうべからず。
30.長髢を垂髪にして釵子をつける。


(三)語選択

1.高僧のそば。転じて、高僧の敬称。
2.文筆に従事する人々の社会。
3.月の満ち欠け。転じて、盛衰。
4.一手に掌握して治めること。
5.連ね並べること。


語群:[えいききんしょうげいかそうこかい
 そうらんちんりんらくえきろれつ]


<ヒントの表示>




<解答の表示>





明日がいよいよ最後です。
「(二)書き取り」を出題します。
関連記事

コメント

あと1つ

こんにちは

いつもながら素晴らしい問題文ですね~
じっくり読みながら解答しましたので時間がオーバーかも知れません。
反則ですね(笑)

「卅」が音:ソウ 訓:みそ
は知ってましたが、
「廿」音:ジュウ
は本日知りました(汗)
音読みの場合「十」と区別がつかないのでは・・・

PDFが出ましたら再度文章を楽しみたいと思います。

ありがとうございました。

  • 2019/01/31(木) 13:01:17 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2019/01/31(木) 13:15:24 |
  • |
  • #
  • [ 編集 ]

「廿」の音読み

rikurokuさん、コメントありがとうございます。
rikurokuさんの場合、時間は余りそうなので大丈夫ではないですか?(笑)

確かに「廿」の音の使用例は見たことがありませんね…。
固有名詞に使われていなければ、音読みで読む機会は無いのかもしれません。
ちなみに、「十」と「廿」の中国語の発音を聞いてみましたが、全然違いました💦

こちらこそありがとうございました。

  • 2019/01/31(木) 13:38:19 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

非公開コメントをくださった方へ

コメントありがとうございます。

「羈を掛けて」ですが、文章を作成したのが随分前のことなので、どのような意図で作成したかは忘れてしまいました💦
ただ恐らくそこまで深い意図は無く、単純に「馬具を装着して」という意味で、「おもがい」「たづな」どちらでも読めると思います。
特に慣用表現というわけではありませんので、この文に関して、読み分けなどを気にする必要はありません。

また、気になる点などございましたら、ご質問いただければと思います。
どうもありがとうございました。

  • 2019/01/31(木) 14:02:36 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

まずまず?

直前模試の出題ありがとうございます。
本番ではオモテ面でなるべく稼ぐ戦略で行きたいと思っています。

菫(すみれ)の音の菫(キン)は知りませんでしたが、勤(キン)や覲(キン)からの推測で正解。
壼(しきみ)の音の壼(コン)も知らず、推測もできず。
澹い(あわい)と澹い(うすい)で悩み、澹い(うすい)にしてしまうミス。
劼める(つとめる)は知りませんでしたが、文意から推測して正解。
一介から類推して、操觚介としてしまうミス。もったいない!
計-4点でしたが、本番もこれくらいは取りたいものです。

明日の書き取りも楽しみにしてます!

  • 2019/01/31(木) 15:43:07 |
  • URL |
  • ほしょく #-
  • [ 編集 ]

三文字目の難易度

ほしょくさん、コメントありがとうございます。

確か前回は(七)~(九)の難易度が高かったので、表で点を取る戦略は有効だと思います。
特に音読み問題は得点を稼ぎたい分野ですね。

「菫」は(細かく言えば「堇」とは別字のようですが、)そのままの読みでしたね。
「謹」「僅」「槿」なども含めて、全て「キン」で良さそうです。

「壼(コン)」は「壺(コ・つぼ)」に似ているので、リピーターの間ではちょっとした定番(?)の問題ですが、まだ本試験では出題はされていなかったでしょうか…?

ニュアンスとしては「"あわい"望み」が合うと思いますが、考えて見れば「望みが薄い」という言い方もするので、文章が良くなかったかもしれませんね…。

「~の社会」とあるので、「操觚"会"」というミスは予想していましたが、それ以外のミスもあるようなので、やはり三文字目を加えるだけでも難易度は上がりますね💦

明日の問題も挑戦していただけると嬉しいです。
ありがとうございました🙇

  • 2019/01/31(木) 16:33:16 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad