漢検1級模擬試験倉庫

同音異義問題 その10

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1.タダの奉公人でも追い出すような了簡で葉書一枚で解職を通知したぎりで冷(す)ましているというは天下の国士を任ずる沼南にあるまじき不信であるというので、葉書一枚でカクシュされた社員は皆カンカンになって結束して沼南に迫った。

2.中佐の談話は、文章を職業にする者から見て、ひとり同胞のみならず全世界のカクシュを満足せしめるに充分の文章力が具わっており、敬服に堪えぬものがあった。あの文章は、そのまま如何なる国語に翻訳しても通用し、恐らく各国人の待望を満足せしめるに相違ない。

 <ヒント>

3.盛りの花のみを愛でた青春の日と事変わり、わたしは今、命の秋の身も世もあらぬ寂しさに、深刻の愛とタイトウの美と其等に半死の心臓を温めながら、常に真珠の涙を待っている。

4.山石の苔に青み、山杏の花を発した景色は眇たる小室翠雲は勿論、玉堂鉄翁も知らなかったほど、如何にもタイトウと出来上がっている。僕はこの山水を眺めた時、忽ち厚い硝子越しに脈々たる春風の伝わるのを感じ、更に又胃囊に漲った酸の大潮のように干上がるのを感じた。

5.天皇のタイトウ下に最高の統帥部を置き之を大本営と称す。

 <ヒント>

6.一彎の長汀ただ寂莫として、砕くる浪のホウコウが、容赦もなく人の心を劈く。

7.海洋の上に在る一隻の船を想像してみる。何処をさして行くかということが一定していない時には、その船は決して何処へも行けないことになる。時折の偶然な気紛れのままに、あちらこちらに行くことはあっても、それは本当に進むのではなくて、単にホウコウし漂うのみである。

8.こうやって、美しい春の夜に、何らの方針も立てずに、あるいてるのは実際高尚だ。興来れば興来るをもって方針とする。興去れば興去るをもって方針とする。屁を勘定するのは人身攻撃の方針で、屁をひるのは正当防禦の方針で、こうやって観海寺の石段を登るのは随縁ホウコウの方針である。

9.ホウコウ兵器を積んだ艦船が湾に侵入する。

 <ヒント>



<解答の表示>





このシリーズは今回が最終回です。
ひでまろさんの【漢検1級/同音異義語】シリーズで出題されているものは避けておりますので、お時間のある方はこちらも合わせて挑戦することをオススメします。(→「ひでまろさん」カテゴリ)

最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
来週は「H30-3直前模試」を公開します。
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コメント

最後難問

こんにちは

同音異義語問題ありがとうございました。
2.意味が取れなくて「客手」
 騒客や墨客のような意味かと勘違い(汗)
8.は全然わかりませんでした。
とても勉強になりました!

ありがとうございました。

  • 2019/01/24(木) 10:10:47 |
  • URL |
  • rikuroku #-
  • [ 編集 ]

ありがとうございました

rikurokuさん、コメントありがとうございます。

2は「~を満足せしめる」なので、確かに解釈を勘違いしやすい文章だったかもしれませんね。
短くしたせいで考えすぎたのだとしたら、すみません🙇

8は難問だと思います。
「放曠」は「彷徨」と近い雰囲気(?)の文章で使うこともありそうなので、注意が必要ですね。

こちらこそ今シリーズ最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

  • 2019/01/24(木) 11:13:05 |
  • URL |
  • spaceplusKK #hHfHWlpo
  • [ 編集 ]

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