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同音異義問題 その3

同音異義問題を出題します。(詳しくはコチラ

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1.呪詛によって憑いた霊物がもし生あるものである場合には、当人の子孫がハンエンするとともにその霊物も子孫を殖やして行く。所謂七十五疋の眷属などと言われるものが、人間の目にこそ見えね、その血筋の人の数だけは、常に増殖してついて廻っているものだと信ぜられるのである。

2.大地の亀裂が蜈蚣のような罅からだんだんに拡がるあいだから、吹きだした地下水がざあっと傾いだ方へながれてゆく。しかし、そうして崩れてゆく地層のうえにある樹々は、どうしたことか直立したままである。ハンエン性の蔓植物の緊密なしばりで、おそらく倒れずにそのまま辷るのだろう――と考えたが、それも瞬時に裏切られた。

 <ヒント>

3.きらびやかな繡のある桜の唐衣にすべらかしの黒髪が艶やかに垂れて、うちかたむいた黄金のサイシも美しく輝いて見えましたが、身なりこそ違え、小造りな体つきは、色の白い頸のあたりは、そうしてあの寂しい位つつましやかな横顔は、良秀の娘に相違ございません。

4.オイエメロスは、紀元前三〇〇年頃の哲学者にして、その神話に関する意見は、その著『聖典』に見ゆ。彼はホメロスの詩篇、ヘシオドスの『神統記』に見ゆる凡ての神々は智勇絶倫の偉人が、その死後国民の尊崇の結果、神として崇拝サイシせらるるに至りしものに過ぎずして、全部の神話は是等の英雄豪傑の事業の伝説に外ならずと説く。

 <ヒント>

5.すべての科学は、不可能を可能にするイデーから出発した。人間が鳥のように、空中をヒショウしたいという夢の願望。人語を肉類のように缶詰めにして永く保存したり、随意に再現したりしたいという希望。窓硝子に映った自然の外景を、その一瞬間の姿のままで、永久に印画しておきたいという夢想から、今日の飛行機や、蓄音器や、電話や、写真機やが発明された。

6.先頃のバビロン王シャマシュ・シュム・ウキンの最期について色々な説がある。自ら火に投じたことだけは確かだが、最後の一月ほどの間、絶望の余り、言語に絶した淫蕩の生活を送ったというものもあれば、毎日ひたすら潔斎してシャマシュ神に祈り続けたというものもある。第一の妃ただ一人と共に火に入ったという説もあれば、数百のヒショウを薪の火に投じてから自分も火に入ったという説もある。

 <ヒント>

7.橋の下手には、青石峨々たるコウカクが、橋の袂から斜めに川の方へ十五六間突き出て居る。

8.我が国の獅子舞については、かなり詳細なる研究が発表されている。文献学的の稽査としては「筠庭(いんてい)雑考」に載せたもの、民俗学的のコウカクとしては「郷土研究」に収めたもの、舞踊史的の観点に立脚したものでは「近代舞踊史論」における記事を主なるものとして、この他多きに苦しむほど存しているのである。

9.コウカクとして通い詰めた店が潰れてしまった。

 <ヒント>



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