分野別対策、金曜日は形式を変更して
「文章題書き取り問題」を出題します。
(シリーズ全体の説明は
こちらの記事をご覧ください。)
青空文庫にある作品を利用して、書き取り問題を
特殊な形式で出題しております。
出題部分は全て空欄になっており、5問ずつその読みを語群に纏めております。
語群から適した読みを選択し、漢字で解答してください。
(語群の語はそれぞれ1度のみ使用可能です。)問題数は5問×2題=10問です。
<ヒントの表示>を押すと、通常の書き取りの形式になります。
難しく感じられた場合はご利用ください。
(当たり前ですが、ヒントを使用した状態が通常の難易度です^^;)
また、別解の組み合わせがある場合もあると思いますので、答えを見る前にヒントを表示させて確認することをオススメします。
語群は文章より
前に示しておりますので、ご注意ください。
難易度は前後の文脈にも依るので、回によって変動が大きいかもしれません。
では、本日の出題です。
文章題書き取り問題(選択形式)です。
語群(1~5):[
かんぱい、
しんせい、
ひんしつ、
へんしゅ、
ゆうえき]
◇古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に寥々たる(1.シンセイ)のごときものがあった。これらは皆知って疑わぬ人であったとも言われよう。疑って考えかつ自然について直接の師を求めた者にいたって始めて一新天地を開拓しているの観がある。(寺田寅彦「知と疑い」より)
◇血を吐いて死んでいた者は、その附近に出没する博徒であった。二人は老婆から金を(2.ヘンシュ)する目的で、村の鎮守の神庫を破って、其処から神楽の装束を持ち出したものであった。(田中貢太郎「地獄の使」より)
◇坂口先生に御伴をして宮崎県西都原の古墳発掘にも行きましたが、此等は皆私が講師として留学以前のことであって、諸先生の若い人を如何に懇切に熱心に指導(3.ユウエキ)せられたかを、今日に至ってつくづくと(4.カンパイ)する次第であります。(濱田耕作「考古學教室の思ひ出話」より)
◇一方に於いて吾々は、クリティシズムを出来るだけ常識的なものと考えなければならない。人物や事物の善し悪しを論じる所謂批判・批評・(5.ヒンシツ)のようなものを除外するならば、クリティシズムは嗤うべきスコラ用語となる。(戸坂潤「クリティシズムと認識論との関係」より)
<ヒントの表示(1~5)>語群(6~10):[
きかん、
げんがく、
ざんさ、
しっぴ、
せんしょう]
◇正月二日(6.キカン )、硯に氷を生ず。そののち尋常。(森鴎外「伊沢蘭軒」より)
◇十一日、晴れ、かつ暖。午前七時、ホンコンへ入港す。ホンコンは台湾南部とともに熱帯圏内にあれば、わが内地の七月ごろの気候なり。(7.センショウ)の湾内に林立せるありさまは、東洋第一の要港たるの名に背かず。海上より岸頭を望むに、四階、五階の洋館(8.シッピ )せるが、焼余の廃屋のごとくに見ゆるは奇観なり。(井上円了「南半球五万哩」より)
◇その夕方、病人は発熱して、頻りに渇を訴えたので、看護婦が牛乳を取りに台所へ行くと、都合よく皿場の上に牛乳の入った缶があったので、そのまま病室へ持って行って、病人にのませた。ところが、牛乳を缶からあけてしまうと、彼女は、ふと缶の底に、緑色をした(9.ザンサ )のあるに気附いた。(小酒井不木「誤った鑑定」より)
◇諸君は私の此の言い方を愚かな宣伝と冷笑してはならない。懐疑それ自身は別である、突きつめるところ、自信なく、且つ自己を主張せんとする因循な(10.ゲンガク )的な気取りはもう私に必要でない。(坂口安吾「新らしき文学」より)
<ヒントの表示(6~10)>
<解答の表示>1.晨星
2.騙取
3.誘掖
4.感佩
5.品騭 (大見出しで無い)
6.祁寒
7.船檣
8.櫛比
9.残渣
10.衒学
分野別対策の「出題範囲」を示した記事です。(詳しくは
コチラ)
今回は
9/18(月)、
9/20(水)、
9/22(金)の問題の「出題範囲」です。
以下、必要でない方は閲覧に十分ご注意ください。
対策される方のみ、「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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模擬試験その37を公開します。以下、注意点です。(前回と同じです。)
・出題形式は、平成28年度の本試験から始まった
新形式です。(「その10」までは旧形式です。)
・問題は全て
「模擬試験その37・問題」というPDFにありますので、こちらをまずダウンロードしてください。
・語群から選択肢を選ぶ問題((三),(四)問1,(七))のヒントを、
「模擬試験その37・ヒント」のPDFに用意しました。全ての問題に挑戦した後、答え合わせの前にダウンロードして、分からなかった問題に再挑戦してみてください。
・解答は全て
「模擬試験その37・解答」というPDFにあります。くれぐれもダウンロードの順番を間違えないようお気を付けください。[ ]を付けて記載されたものは、「正解となる可能性が高いものの断定はできない」という答えです。正解とするかどうかは、各自の判断でよろしくお願いします。
・問題、解答、ヒントには漢検の定める標準字体を使用しております。表示できないものは外字を作成し埋め込んでいます。
・文章題は「青空文庫」にある作品を利用させていただきました。漢検の形式に則るために文章の一部を変更しております。
・ダウンロードは、ダウンロードしたいファイルを選択してダウンロード画面に入り、「ダウンロード」ボタン(広告の上にあります)をクリックするだけです。(アンドロイドでPDFを見るには、PDF閲覧用のアプリが必要です。)
・間違いや不備等あれば、どんな細かなものでも構いませんので、ぜひコメントで報告していただければ助かります。また、感想もご自由にどうぞ。批判は…お手柔らかにお願いします(汗)
・この模試はいつでもどなたでも挑戦いただけます。ただし、何らかの問題が発生するなど、こちらの判断で公開を中止させていただく場合もありますので、ご了承ください。
長くなりましたが、以上が注意点です。
「模擬試験その37」(問題/ヒント/解答)は、コチラ↓からダウンロードできます。
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/また、公開から時間が経っていて見つけられないときのために、「模擬試験その37・」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ前回ほどではありませんが、今回も文章題の書き取り問題に難問が集中しております。
前回と同程度、もしくは、やや易化しているのではないかと思います。
もしその通りだった場合、頂いているコメントなどを参考にすると…
28-2、28-3レベルの合格ライン → 155点~160点
29-1レベルの合格ライン → 170点~175点といったところではないかと予想しております。
ただし、以前にもお伝えしたように、チャレンジャーの方の実力差が点差として表れやすいように作成しているつもりですので、実力によっては低めの点数が出ることもあります。
いずれにせよ、そこまでの根拠がある訳ではありませんので、気にしすぎないようお願いいたします。
(追記)いただいたコメントによると、想定よりも難しかったようで、大変失礼いたしました。
合格ラインは上記の値より下になると思いますので、点が伸びなかった方もあまり気にしないようお願いいたします。拙作ではありますが、学習にご活用いただければ幸いです。
今回の外字使用部分はコチラ↓(解答が含まれる場合もあるのでご注意ください。)
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表外訓を持つ常用熟語の読み問題です。(詳しくは
コチラ)
今回はおまけで、送り仮名を省略している熟語を出題します。
このシリーズ自体、出題される可能性が(1級漢字に比べて)高くないものですが、今回のものは更に出題確率が下がると予想されます。
深追いする必要は無いと思いますので、参考程度にご覧ください。
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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「模擬試験その37」に挑戦していただいた皆さん、ありがとうございました。
模試公開記事にも追記しましたが、想定より難しかったようなので、予想の合格ラインの数字はあまり気にしないでください。
2,3分野で想定より1つずつ難問があるだけで、5点ほどのズレが出てしまうので、なかなか想定通りにはいきませんね…。
漢検さんも相当苦労されていることと思います(笑)
では、今回の後記です。「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
(「その37」の解答等の内容に触れていますので、ご注意ください。)
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二週間ごとに書いている個人的な計画の記事です。
今回も、私のツイートの一部を貼り付けておきたいと思います。
興味のある方のみコチラ↓
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対義語・類義語問題です。1~5が対義語、6~10が類義語の問題です。
1.倔強 2.徒然 3.悦楽 4.報恩 5.遺却
6.擬議 7.淵源 8.宮門 9.弁解 10.衣冠
語群:[おうしょう、くそ、せんじゃく、そめい、てきちょく、
てんけつ、はんぜい、ふくよう、べんぷく、らんしょう]
<ヒントの表示>
1.せんじゃく 2.おうしょう 3.くそ 4.はんぜい 5.ふくよう
6.てきちょく 7.らんしょう 8.てんけつ 9.そめい 10.べんぷく
<解答の表示>
1.孱弱/繊弱
2.鞅掌
3.苦楚
4.反噬
5.服膺
6.躑躅
7.濫觴
8.天闕 (大見出しで無い)
9.疎明/疏明
10.冕服
「
漢検1級198点!!満点取るまで生涯学習!!」の「28-2向け語選択問題」の復習問題です。(詳しくは
コチラ。)
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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1ヶ月程前に「模擬試験その35」を公開しましたが、戴いたコメント等で「文語体・終止形」の訓読み問題が苦手な方がそれなりにいらっしゃることが分かりました。
今週からその対策として、「文語体・終止形」の読みを出題したいと思います。
出題は全て
1級漢字です。
第一版の読みのうち、「上一段活用」「下一段活用」の動詞を、文語体の終止形で出題しています。
「文末」もしくは「~べし」の状態にあると想定して読みを答えてください。
「◇」をクリックすると、
「文語体の読み」(「口語体の読み」)の形で解答が表示されます。
解答には送り仮名も含んでおりますので、ご注意ください。
特訓ということで、1つの記事で50問出題します。
1級漢字の第一版の訓読みの対策を終えていないと難しいと思いますので、内容は主にリピーターの方向けとなると思います。
勿論、訓読みに自信のあるチャレンジャーの方も、是非挑戦してみてください。
ちなみに、私も挑戦してみましたが…前後の文が無いので難しいです…^^;
他の読み(「上一」「下一」に限らず)がある場合は、ご教示いただければ幸いです。
(読むためのコツ)分からなくなったら、口語体に戻してみてください。
例)「~む」→「~みる」or「~める」、「~ぐ」→「~ぎる」or「~げる」
では、今週の問題です。
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第2弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表からの問題」の「その6」~「その10」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表からの問題(6~10)」です。
基本的は前回と注意点は同じなので、割愛させていただきます。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表からの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラさて、次は今週木曜日に公開予定です。
意外とチェックに時間が掛かるので、予定通りの
火・木・土(模試日除く)の公開になると思います。
語選択問題です。
1.天子が逝去すること。
2.ウマや馬車に乗って、かけ回ること。
3.うそをつくこと。
4.はずかしめること。
5.人の才能などをねたみ、きらうこと。
語群:[あんが、きょせつ、こうじょく、さいき、
ざんねい、しそう、しょくげん、ちしゅう]
6.いかがわしいものを神としてまつりあがめること。
7.改めること。
8.いりむこ。
9.教え導くこと。
10.詩稿を入れる袋。
語群:[いんし、きんのう、けいてき、ぜいせい、
そったく、だうん、ふおう、りかく]
<ヒントの表示>
1.あんが 2.ちしゅう 3.しょくげん 4.こうじょく 5.さいき
6.いんし 7.りかく 8.ぜいせい 9.けいてき 10.きんのう
<解答の表示>
1.晏駕
2.馳驟
3.食言
4.詬辱 (大見出しで無い)
5.猜忌
6.淫祀/淫祠
7.釐革
8.贅婿 (大見出しで無い)
9.啓迪
10.錦囊
久々の音読み対策記事です。
今回から3週連続で50問ずつ出題します。
この3回は、準1級漢字の音読み対策がメインです。
とはいえ、準1級漢字のみ、もしくは、準1級漢字と常用漢字を組み合わせた熟語はあまり出題されないので、出題するのは
1級漢字と準1級漢字を組み合わせた熟語です。
1級漢字に気を取られると、ウッカリ準1級漢字の読みを間違えるということもありますし、そもそも準1級漢字の音読みが分からない場合もあると思います。
1級漢字の音読みが最優先ではありますが、そちらをほぼマスターされた方は是非挑戦してみてください。
これまでは、見た目そのままのものも出題していましたが、この3回はあまりそういったものは出題していません。
また、選んだ熟語は殆どマイナーなものです。
そういった意味で、"密度の濃い"出題となっており、集中する必要があると思いますので、お時間に余裕のある時に挑戦することをオススメします。
ちなみに、ここで出題された熟語がそのまま本試験でも出題されるという可能性は低いと思いますので、音便などによる変化はあまり気にしなくて良いと思います。
示されている読み以外の読みをご存知の方は、ご教示いただければ幸いです。
いつも通り「◇」をクリックすると解答が表示されます。
また、最後に読みの一覧を載せております。
それでは問題は「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第3弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表からの問題」の「その11」~「その15」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表からの問題(11~15)」です。
基本的は前回と注意点は同じなので、割愛させていただきます。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表からの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ次の公開は9/9(土)の予定です。
本試験まで、まだ時間は十分ありますので、焦って取り組む必要はありません。
公開のペースはやや速いですが、ご自身のペースで取り組んでいただければと思います。
文章題書き取り問題(選択形式)です。
語群(1~5):[いっき、くうけい、たんしょう、ひじょう、もうろう]
◇映画のことなら何でもよいから見計らいで書けという命令であるが、私は天性頭脳(1.モウロウ )、言語不明瞭、文章曖昧、挙動不審の人物であるからたちまちはたとばかりに当惑してしまう。
しかも命令の主は官営雑誌のごとき威厳を備えた『中央公論』である。断りでもしようものならたちまち懲役何ヵ月かをくいそうだし、引き受けたら最後八さん熊さんがホテルの大食堂に引き出されたような奇観を呈するに決まっているのである。
もっともひっぱり出すほうではもっぱら奇景の(2.タンショウ)を目的としているのであろうから、八さん熊さんがタキシードを着こなして手さばきも鮮やかに料理を食うことよりもむしろその反対の光景を期待しているかもしれない。私は奇観をそこねないために法被で出かけることにする。(伊丹万作「雑文的雑文」より)
◇たった一度――というのは、すこし説明を要するが、この半平は元来、貞操堅固の男だったのを友人達が引っ張り出して、東都名物の私娼窟玉の井へ連れていったのだった。これは友人にも多少の悪巧みはあったにしても、主たる動機は半平という男が細君に死別してからまる二年この方、(3.クウケイ )を貞淑に守りつづけているのを見ちゃいられなかったせいだった。(海野十三「幸運の黒子」より)
◇例えば先祖から持ち伝えた山を拓いて新らしい果樹園を造ろうとしたようなもので、その策は必ずしも無謀浅慮ではなかったが、ただ短兵急に功を急いで一時に根こそぎ老木を伐採したために不測の洪水を汎濫し、八方からの非難攻撃に包囲されて竟にアタラ九仞の功を(4.イッキ )に欠くの失敗に終わった。が、汎濫した欧化の洪水が文化的に不毛の瘠土に注いで(5.ヒジョウ )の美田となり、新たに植樹した文明の苗木が成長して美果を結んだのは争えない。(内田魯庵「四十年前――新文学の曙光――」より)
<ヒントの表示(1~5)>
語群(6~10):[えんしょう、かんせい、くんこ、こくど、しゅくさつ]
◇この氷の解放に伴って、いくばくの犠牲を、要求されているかは、河原の荒涼(6.シュクサツ)を見たまえ。(小島烏水「白峰山脈縦断記」より)
◇もともと、解釈と(7.クンコ )とは主従の関係に立つもので、前者が全般的なるに対して、後者は部分的である。(折口信夫「古歌新釈」より)
◇敵とは申し訳ばかりに兵を交えて戦争を長引かせ、成るべく多額の軍用金を政府より引き出すことに苦心を費やす。唐時代にも幾度か藩鎮征伐を行うたが、徒らに(8.コクド )を空しくするのみで、余り成功がなかった。(桑原隲蔵「支那人の妥協性と猜疑心」より)
◇少年たちはふたりを物置きの洞にみちびいて、その片すみに寝さした。ふたりは極度に疲労した人のように、(9.カンセイ )をあげて早くも熟睡した。(佐藤紅緑「少年連盟」より)
◇宝貝には禁呪(10.エンショウ)の力ありと信じ始めたのには、必ず別に一般的な心理が働いたのであるが、そういう中でも特に安産の守りとして、これを重んずるようになった頃には、恐らくはもうあの貝の珍しい形に、もっぱら注意を向けるようになっていたであろう。(柳田国男「海上の道」より)
<ヒントの表示(6~10)>
<解答の表示>
1.朦朧
2.探勝
3.空閨
4.一簣
5.肥饒 (大見出しで無い)
6.粛殺
7.訓詁
8.国帑
9.鼾声
10.厭勝 (大見出しで無い)
分野別対策の「出題範囲」を示した記事です。(詳しくは
コチラ)
今回は
9/25(月)、
9/27(水)、
9/29(金)の問題の「出題範囲」です。
以下、必要でない方は閲覧に十分ご注意ください。
対策される方のみ、「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第4弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表からの問題」の「その16」~「その20」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表からの問題(16~20)」です。
基本的は前回と注意点は同じなので、割愛させていただきます。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表からの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ次の公開は9/12(火)の予定です。
対義語・類義語問題です。1~5が対義語、6~10が類義語の問題です。
1.無礼 2.浅薄 3.佇立 4.黄昏 5.専従
6.蒸暑 7.断崖 8.敵襲 9.役所 10.言泉
語群:[いんぎん、きょせつ、けんしょう、こうが、ざんがん、
じょくねつ、しんすい、ちめい、まいおう、らいこう]
<ヒントの表示>
1.いんぎん 2.しんすい 3.まいおう 4.ちめい 5.けんしょう
6.じょくねつ 7.ざんがん 8.らいこう 9.こうが 10.きょせつ
<解答の表示>
1.慇懃
2.深邃
3.邁往
4.遅明
5.兼掌 (大見出しで無い)
6.溽熱 (大見出しで無い)
7.巉巌/[嶄巌] (大見出しで無い)
8.来寇
9.公衙
10.鋸屑
「
漢検1級198点!!満点取るまで生涯学習!!」の「28-2向け語選択問題」の復習問題です。(詳しくは
コチラ。)
このシリーズは、今回が
最終回です。
出題したのは全体の半分程度ですが、(模試などで出題したものを除き、)とりあえず抑えておきたいものは一通り出題したつもりです。
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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文語体・終止形の訓読み問題です。(詳しくは
コチラ)
(読むためのコツ)分からなくなったら、口語体に戻してみてください。
例)「~む」→「~みる」or「~める」、「~ぐ」→「~ぎる」or「~げる」
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第5弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表からの問題」の「その21」~「その25」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表からの問題(21~25)」です。
基本的は前回と注意点は同じなので、割愛させていただきます。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表からの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ次の公開は9/14(木)の予定です。
語選択問題です。
1.こびへつらうこと。
2.はっきりしない道理などを明らかにすること。
3.僧侶が、各地をめぐり歩いて教えを広めること。
4.相手の来訪を敬っていう語。
5.穀物の売買。
語群:[おうが、じゅんしゃく、しょうこ、せんめい、
ちょうてき、てんゆ、ふきゅう、へいもん]
6.たび。たびびと。
7.三方に相対して立つこと。
8.その人に自然に備わった徳の高さ。
9.箕でふるい分けるように、悪い部分を捨て去ること。
10.皇后や皇太后・太皇太后の指示。
語群:[いし、きりょ、ていじ、てんしゃく、
はきゃく、はせん、ひんぷ、ほうせい]
<ヒントの表示>
1.てんゆ 2.せんめい 3.じゅんしゃく 4.おうが 5.ちょうてき
6.きりょ 7.ていじ 8.てんしゃく 9.はきゃく 10.いし
<解答の表示>
1.諂諛
2.闡明
3.巡錫
4.枉駕
5.糶糴 (大見出しで無い)
6.羇旅/羈旅
7.鼎峙
8.天爵 (大見出しで無い)
9.簸却
10.懿旨
音読み問題の記事です。(詳しくは
コチラ)
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第6弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表からの問題」の「その26」~「その30」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表からの問題(26~30)」です。
基本的は前回と注意点は同じなので、割愛させていただきます。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表からの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ次の公開は9/19(火)の予定です。
文章題書き取り問題(選択形式)です。
語群(1~5):[ごび、たくらく、どうは、ふうそう、りょりょく]
◇早暁臥床を出でて、心は(1.ゴビ )の間に醒め、意いは意無意の際にある時、一鳥の弄声を聴けば、忽として我天涯に遊び、忽として我塵界に落つるの感あり。…(中略)…古より(2.タクラク )不羈の士、往々にして文章を事とするを喜ばず、文字の賊とならんより心中の文章に甘んじたればならむ。(北村透谷「山庵雑記」より)
◇白河の関にかかりて旅心定まりぬ――なるほど、旅心定まりぬがいい――この一句が、今日のおれの旅心を(3.ドウハ )している。
「『いかで都へ』と便りを求めしもことわりなり。なかにもこの関は三関の一にして、(4.フウソウ )の人、心をとどむ。秋風を耳に残し、紅葉を俤にして、青葉の梢なおあわれ也。卯の花の白妙に、茨の花の咲きそいて、雪にもこゆる心地ぞする。古人冠を正し衣装を改めしことなど、清輔の筆にもとどめおかれしとぞ」(中里介山「大菩薩峠 -白雲の巻-」より)
◇廖平ここに於いて人々に謂って曰く、諸人の随わんことを願うは、固よりなり、但し随行の者の多きは功無くして害あり、家室の累無くして、(5.リョリョク)の捍ぎ衛るに足る者、多きも五人に過ぎざるを可とせん、余は俱に遥かに応援を為さば、可ならんと。(幸田露伴「運命」より)
<ヒントの表示(1~5)>
語群(6~10):[げきじょう、こんじ、ちょうも、めんご、よおう]
◇惟うにその青年輩をして、気達し、意昂り、砂漠の枯草が甘露に湿うて、欣々然として(6.チョウモ )するの観を呈したるまた知るべし。(徳富蘇峰「吉田松陰」より)
◇花月主人書肆新橋堂主人とは相識の由。新福のはなしにより花月主人を介して同書店に赴き主人に(7.メンゴ )し、拙著腕くらべ一千部の販売方を委托す。(永井荷風「断腸亭日乗 -断膓亭日記巻之二大正七戊午年-」より)
◇今日は鼓腹(8.ゲキジョウ)とて安堵するも、たちまち国難に逢うて財政に窘しめらるるときは、またたちまち艱難の民たるべし。いわんや、かの戦争の如き、その最中には実に修羅の苦界なれども、事、平和に帰すれば禍をまぬかるるのみならず、あるいは禍を転じて福となしたるの例も少なからず。
古来、暴君汚吏の悪政に窘しめられて人民手足を措くところなしなどと、その時にあたりては物論はなはだ喧しといえども、暴君去り汚吏除くときは、その(9.ヨオウ )を長く社会にとどめることなし。(福沢諭吉「政事と教育と分離すべし」より)
◇年の瀬の流れながれていよいよおしつもった大晦日、三百六十五日の最終の日にのぞんで、ああまた空しく一年を過ぐしたと嘆ずるは愚痴、そらほどなら毎度のことでもあり、先の先まで見えすいておることを、今更の後悔でもあるまいと、江戸ッ児はそんなことより年忘れ、まず何はともあれの、一杯機嫌で、御厄払いましょう、厄払いになにがしかを包んで、諸々のまがつみを西の海! それで気もサラリとして払いも掛けも勘定万端を早ァくにすませ、朝でなくとも熱いピリリとする奴に一風呂入って、(10.コンジ )の垢をも綺麗さっぱり、アア正月が待ち遠しいとは自慢でばかりは言わぬ。(柴田流星「残されたる江戸」より)
<ヒントの表示(6~10)>
<解答の表示>
1.寤寐
2.卓犖
3.道破
4.風騒
5.膂力
6.暢茂/鬯茂
7.面晤
8.撃壌
9.余殃
10.今茲 (大見出しで無い)
分野別対策の「出題範囲」を示した記事です。(詳しくは
コチラ)
今回は
10/2(月)、
10/4(水)、
10/6(金)の問題の「出題範囲」です。
以下、必要でない方は閲覧に十分ご注意ください。
対策される方のみ、「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
続きを読む
日付が変わり、9月16日になりました!🎊🎊🎊👏👏👏\(^o^)/オメデトー
本試験29-2の申し込み受け付けが、たった今締め切られましたね。
最近は受検者数が急激に減っていて、かつ、前回の難易度がとても高かったので、今回の申し込み状況はとても気になるところです…。
さて、私はというと、今回久々に1級受検を申し込みました。
今回受検する場合、「本試験までに出題する予定の問題を、申し込み締め切りまでに全て完成させる」という目標を立てていたのですが、数時間前に無事(?)全て完成…ε-(´∀`*)ホッ
正直先週あたりから、(恐らく気圧の変動の影響もあって)精神的にキツい状態になったりもしたのですが、いただいたコメントの返信をしたり、他の方のブログを拝見したりして気分転換が出来たので、何とか乗り切ることが出来ました<(_ _)>
「そこまでして出題しなくてもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、個人的には出題の方が優先順位が高いです(笑)
また、私は学習と出題の考え方を分けていて、交互に行うといった器用なことはできませんので、対策の時間が取れて本当に良かったです。
さて、試験まで残り1ヶ月ですが、受検に向けて本格的に学習を始めたいと思います。
…既にゴールしたような気分でいるので、ちょっと休憩はしますが(苦笑)
前回の受検が1年前で、その後は出題ばかりでしたから、問題を解く感覚を取り戻さなければいけないと思っています。
幸い他の方の模試では点数が取れているので、数を熟すことと、基本的な部分の穴埋めをすれば、それなりに何とかなりそうです。
点数の目標は特に無い…というより、点数の目標を立てられるほど漢検さんを信用してはいないので(苦笑)、対策した範囲の問題をミスしないよう頑張ろうと思います(`・ω・´)b
とりあえず、明日までに計画を立てねば…(-ω-;)ウーン
模擬試験その38を公開します。以下、注意点です。(前回と同じです。)
・出題形式は、平成28年度の本試験から始まった
新形式です。(「その10」までは旧形式です。)
・問題は全て
「模擬試験その38・問題」というPDFにありますので、こちらをまずダウンロードしてください。
・語群から選択肢を選ぶ問題((三),(四)問1,(七))のヒントを、
「模擬試験その38・ヒント」のPDFに用意しました。全ての問題に挑戦した後、答え合わせの前にダウンロードして、分からなかった問題に再挑戦してみてください。
・解答は全て
「模擬試験その38・解答」というPDFにあります。くれぐれもダウンロードの順番を間違えないようお気を付けください。[ ]を付けて記載されたものは、「正解となる可能性が高いものの断定はできない」という答えです。正解とするかどうかは、各自の判断でよろしくお願いします。
・問題、解答、ヒントには漢検の定める標準字体を使用しております。表示できないものは外字を作成し埋め込んでいます。
・文章題は「青空文庫」にある作品を利用させていただきました。漢検の形式に則るために文章の一部を変更しております。
・ダウンロードは、ダウンロードしたいファイルを選択してダウンロード画面に入り、「ダウンロード」ボタン(広告の上にあります)をクリックするだけです。(アンドロイドでPDFを見るには、PDF閲覧用のアプリが必要です。)
・間違いや不備等あれば、どんな細かなものでも構いませんので、ぜひコメントで報告していただければ助かります。また、感想もご自由にどうぞ。批判は…お手柔らかにお願いします(汗)
・この模試はいつでもどなたでも挑戦いただけます。ただし、何らかの問題が発生するなど、こちらの判断で公開を中止させていただく場合もありますので、ご了承ください。
長くなりましたが、以上が注意点です。
「模擬試験その38」(問題/ヒント/解答)は、コチラ↓からダウンロードできます。
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/また、公開から時間が経っていて見つけられないときのために、「模擬試験その38・」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ今回が(記事形式の「29-2直前模試」を除き、)29-2本試験前の最後の模試です。
特別過去問を多くしたりはしておりませんので、いつも通り実力による点差は大きく開くものと予想しております。
分野別にみると(二)書き取り(七)対類が難しくなっていると思います。
前回と比較すると、全体的には難易度はあまり変わらないと予想していますが、得意分野によっては易化や難化を感じることもあるかもしれません。
拙作ではありますが、本番を想定してペース配分を測るなど、上手く直前対策にご活用いただければ幸いです。
今回の外字使用部分はコチラ↓(解答が含まれる場合もあるのでご注意ください。)
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「模擬試験その38」に挑戦していただいた皆さん、ありがとうございました。
今回は前々回、前回とはバランスの異なる出題だったので、難易度の感じ方は人それぞれだったようです。
やっと難問の文章題から解放されて、安心した方もいらっしゃったかもしれませんね(笑)
では、今回の後記です。「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
(「その38」の解答等の内容に触れていますので、ご注意ください。)
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もう9月も後半に入りました。
今年は残暑が厳しくなくて、本当に助かります。
さて、
前回同様「9月前半にどこかで見たような…?」と思う問題を出題します。
基本的にはカタカナを漢字に直し、例外として全部ひらがなの場合は四字熟語を書いてください。
今回も最後の方はあまり深追いしないよう、お願いいたします。
問題は「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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二週間ごとに書いている個人的な計画の記事です。
その前に、今後の試験までの記事の予定です。
◇「分野別対策」シリーズ9/18(月)、20(水)、22(金):各分野の「その4」
9/25(月)、27(水)、29(金):各分野の「その5」
10/2(月)、4(水)、6(金):各分野の「その6」
◇「29-2直前模試」10/9(月)~13(金):分野を分け40点分ずつ出題
◇その他の学習記事9/19(火):「文語体・終止形の読み その3」
9/21(木):「音読み問題 その8」
9/26(火):「文語体・終止形の読み その4」
9/28(木):「常用四字熟語 その1」
10/5(木):「常用四字熟語 その2」
(土日および10/3(火)は学習記事の予定はありません。)
◇記事問題のPDF版公開記事9/19(火):「大見出し語表からの問題(31、32、特別篇)」
9/21(木):「大見出し語表+αからの問題(1~6)」
9/23(土):「大見出し語表+αからの問題(7~12)」
基本的には以上です。
他の記事は、雑話のような記事になると思います。
それでは、計画記事です。
今回も、私のツイートの一部を貼り付けておきたいと思います。
興味のある方のみコチラ↓
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対義語・類義語問題です。1~5が対義語、6~10が類義語の問題です。
1.微酔 2.黙止 3.瞻仰 4.曩祖 5.嗟来
6.指弾 7.憔悴 8.潜伏 9.諛言 10.粛正
語群:[かくせい、かんか、こうこん、ざんとく、ねいべん、
ひんせき、めいてい、ようかい、るいそう、れいへい]
<ヒントの表示>
1.めいてい 2.ようかい 3.かんか 4.こうこん 5.れいへい
6.ひんせき 7.るいそう 8.ざんとく 9.ねいべん 10.かくせい
<解答の表示>
1.酩酊
2.容喙
3.瞰下
4.後昆 (大見出しで無い)
5.礼聘 (大見出しで無い)
6.擯斥
7.羸痩
8.竄匿
9.佞弁
10.廓清/郭清
文語体・終止形の訓読み問題です。(詳しくは
コチラ)
(読むためのコツ)分からなくなったら、口語体に戻してみてください。
例)「~む」→「~みる」or「~める」、「~ぐ」→「~ぎる」or「~げる」
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第7弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表からの問題」の「その31」「その32」「特別篇」の分を公開します。
(「大見出し語表からの問題」シリーズのPDFは今回が最後です。)
PDF名は
「大見出し語表からの問題(31、32、特別篇)」です。
「特別篇」を含むため、これまでとは一部形式が異なり、全
11ページです。
内容を以下に示しておきます。
P1:「その31」
(問題)P2:「その31」
(解答)P3:「その32」
(問題)P4:「その32」
(解答)P5:「特別篇1、4、7、8」
(問題)P6:「特別篇1、4、7、8」
(解答)P7:「特別篇9、10、11」
(問題)P8:「特別篇9、10、11」
(解答)P9:「特別篇2」
(問題)P10:「特別篇5」
(問題)P11:「特別篇2、5」
(解答)特別篇は「スーパー類義語問題」(1、4)、「逆・対義語類義語問題」(7、8、9、10、11)、「畳語四択クイズ」(2、5)のみです。
「書き換え問題」(3、6)、「ボツ集」(12)はありませんのでご注意ください。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表からの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ次の公開は9/21(木)の予定です。
「大見出し語表+αからの問題」シリーズのPDFを公開します。
語選択問題です。
1.のどかなさま。
2.言行が並はずれてはげしいこと。
3.時期を得ないで潜んでいる英雄のたとえ。
4.交通・商業上の重要な港。
5.互いに助け合うこと。
語群:[きげき、さやく、たいとう、たくらく、
ちつりょう、ていけつ、ほうすう、ようしん]
6.恥だと思うこと。
7.詩文の悪い部分を削り、不足を補うこと。
8.白色の喪服。
9.悪人などを殺して絶滅すること。
10.酒と肴。酒肴。
語群:[こうそ、さんじゅん、しゃがん、しゅうき、
ぜんしゅう、せんしょく、ちゅうじょ、はいせん]
<ヒントの表示>
1.たいとう 2.きげき 3.ちつりょう 4.ようしん 5.ていけつ
6.しゅうき 7.さんじゅん 8.こうそ 9.ちゅうじょ 10.はいせん
<解答の表示>
1.駘蕩
2.詭激
3.蟄竜
4.要津
5.提挈
6.羞愧
7.刪潤
8.縞素
9.誅鋤/[誅除]
10.盃饌/杯饌 (大見出しで無い)
音読み問題の記事です。(詳しくは
コチラ)
(追記20171201)「荻笋」を標準字体の「荻筍」に修正しました。大変失礼いたしました。「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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学習記事のPDF版、第8弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表+αからの問題」の「その1」~「その6」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表+αからの問題(1~6)」です。
基本的は注意点はこれまでと同じですが、今回と次回は全
12ページです。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表+αからの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラいよいよ次回が最後です。
公開は9/23(土)の予定です。
文章題書き取り問題(選択形式)です。
語群(1~5):[いばく、けんかく、さんしゃく、ひっちゅう、りゅうじょ]
◇例えば現時の文学に対しても、露伴を第一人者であると推しながらも、座右に置いたのは紅葉全集であった。また紅葉の人生観照や性格描写を凡近浅薄と貶しながらもその文章を古今に(1.ヒッチュウ)なき名文であると激賞して常に反覆細読していた。(内田魯庵「二葉亭余談」より)
◇氷河の氷の下を出て来てからまだ二時間とかにしかならぬという急流で、赤く濁ったつめたい水であったが、両岸は川楊の古木の林になっていて、ちょうどその梢が旅館の庭の、緑の芝生と平らであった。なごやかな風の吹く日には、その楊の花が川の方から、際限もなく飛んで来て、雪のように空にただようている。以前も一度上海郊外の工場を見に行った折に、いわゆる(2.リュウジョ)の漂々たる行くえを見送ったことがあったが、総体に旅客でない者は、土地のこういう毎年の風物には、深く心を留めようとはせぬらしい。(柳田國男「野鳥雑記」より)
◇月明かりを利して、ひそかに敵近き四山を巡り、やがて一高地から蜀の陣容を望んで、「こは何事だ」と一瞬、啞然とした後、左右をかえりみて、「有難し有難し。天の助けか、蜀は絶地に陣をとり、自ら敗北を待っている」と語り、本陣へ帰るやいな、(3.イバク )の参軍たちを呼び集めて、「街亭を守る蜀の大将はいったい誰か」と、訊ねた。(吉川英治「三国志 -五丈原の巻-」より)
◇一般に神話学説と云うも、其の中には、神話の起原に関するものあり、神話の解釈に関するものあり、またその研究の方法に関するものあり。此等の学説を、比較(4.ケンカク )して、勉めて公平着実の眼を以て、その何れを取り、何れを捨つ可きや、甲の説は何れの程度まで(5.サンシャク)す可きや、乙の論は如何なる点に於いて、不適当なるやを、判別するを要す。(高木敏雄「比較神話学」より)
<ヒントの表示(1~5)>
語群(6~10):[ういき、えんぶ、けんたい、こうし、ほひつ]
◇棊の由って来ること是の如く久しきを以て、若し棊に関するの文献を索めんには、厖然たる大冊を為すべし。…(中略)…明の嘉靖年間、林応竜適情録二十巻を編す、中に日本僧虚中の伝うる所の奕譜三百八十四図を載すという。其の棋品の高下を知らずと雖も、吾が邦人の棋技の彼に伝わりて確徴を遺すもの、まさに此を以て(6.コウシ )とすべし。予の奕に於ける、局外の人たり、故に聞知する少しと雖も、秋仙遺譜以下、奕譜の世に出づる者蓋し甚だ多からん。吾が邦隋唐に往来するより、奕を伝えて此を善くする者また少からず。伝うるところの談、雑書に散見するもの亦多し。本因坊あって(7.エンブ )の世に出づるに及び、蔚然一家を為し、太平三百年間、雋異の才、相継いで起こり、今則ち(8.ウイキ )を圧すという。(幸田露伴「囲碁雑考」より)
◇関白 一人。
公卿中尤も徳望智識兼修の者を以て、之に充つ。
上一人を(9.ホヒツ )し万機を関白し、大政を総裁す。(暗に公を以て之に擬す)
議奏 若干人。
親王公卿諸侯の尤も徳望智識ある者を以て、之に充つ。
万機を(10.ケンタイ)し、大政を議定敷奏し、兼ねて諸官の長を分掌す。(坂本龍馬「新官制擬定書 -慶応三年十月十六日-」より)
<ヒントの表示(6~10)>
<解答の表示>
1.匹儔
2.柳絮
3.帷幕
4.検覈 (大見出しで無い)
5.参酌
6.嚆矢
7.偃武
8.禹域 (大見出しで無い)
9.輔弼/補弼
10.献替
学習記事のPDF版、第9弾です。(詳しくは
コチラ)
本日は「大見出し語表+αからの問題」の「その7」~「その12」の分を公開します。
PDF名は
「大見出し語表+αからの問題(7~12)」です。
基本的は注意点はこれまでと同じですが、前回同様今回も全
12ページです。
ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表+αからの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→
コチラ(追記20171118)解答の一部に不正解扱いの語がありましたので、修正いたしました。
詳しくは「大見出し語表+αから 対義語・類義語問題その9」の追記をご覧ください。申し訳ございませんでした。今回が最後です。
ダウンロードしていただいた皆さん、どうもありがとうございました。
想像していた以上にダウンロード数が多くて驚きました。
また、纏めていただいた「某氏」にも改めて感謝いたします。
対義語・類義語問題です。1~5が対義語、6~10が類義語の問題です。
1.節倹 2.裨益 3.巨船 4.閑散 5.曩祖
6.胸膈 7.万庶 8.薪水 9.要衝 10.白粉
語群:[えんか、けいか、こういん、さやく、さんすい、
しょうきん、とがい、ねっとう、ほうすん、れいげん]
<ヒントの表示>
1.しょうきん 2.とがい 3.けいか 4.ねっとう 5.こういん
6.ほうすん 7.れいげん 8.さんすい 9.さやく 10.えんか
<解答の表示>
1.銷金
2.蠹害
3.軽舸 (大見出しで無い)
4.熱鬧
5.後胤
6.方寸
7.黎元
8.爨炊 (大見出しで無い)
9.鎖鑰
10.鉛華
文語体・終止形の訓読み問題です。(詳しくは
コチラ)
(読むためのコツ)分からなくなったら、口語体に戻してみてください。
例)「~む」→「~みる」or「~める」、「~ぐ」→「~ぎる」or「~げる」
「続きを読む」をクリックしてご覧ください。
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