漢検1級模擬試験倉庫

大見出し語表+αからの問題(1~6)

学習記事のPDF版、第8弾です。(詳しくはコチラ
本日は「大見出し語表+αからの問題」の「その1」~「その6」の分を公開します。

PDF名は「大見出し語表+αからの問題(1~6)」です。
基本的は注意点はこれまでと同じですが、今回と次回は全12ページです。

ダウンロードはコチラから↓

http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表+αからの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ

いよいよ次回が最後です。
公開は9/23(土)の予定です。

分野別対策 文章題書き取り問題その4

文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[いばくけんかくさんしゃくひっちゅうりゅうじょ]

◇例えば現時の文学に対しても、露伴を第一人者であると推しながらも、座右に置いたのは紅葉全集であった。また紅葉の人生観照や性格描写を凡近浅薄と貶しながらもその文章を古今に(1.)なき名文であると激賞して常に反覆細読していた。(内田魯庵「二葉亭余談」より)

◇氷河の氷の下を出て来てからまだ二時間とかにしかならぬという急流で、赤く濁ったつめたい水であったが、両岸は川楊の古木の林になっていて、ちょうどその梢が旅館の庭の、緑の芝生と平らであった。なごやかな風の吹く日には、その楊の花が川の方から、際限もなく飛んで来て、雪のように空にただようている。以前も一度上海郊外の工場を見に行った折に、いわゆる(2.)の漂々たる行くえを見送ったことがあったが、総体に旅客でない者は、土地のこういう毎年の風物には、深く心を留めようとはせぬらしい。(柳田國男「野鳥雑記」より)

◇月明かりを利して、ひそかに敵近き四山を巡り、やがて一高地から蜀の陣容を望んで、「こは何事だ」と一瞬、啞然とした後、左右をかえりみて、「有難し有難し。天の助けか、蜀は絶地に陣をとり、自ら敗北を待っている」と語り、本陣へ帰るやいな、(3.)の参軍たちを呼び集めて、「街亭を守る蜀の大将はいったい誰か」と、訊ねた。(吉川英治「三国志 -五丈原の巻-」より)

◇一般に神話学説と云うも、其の中には、神話の起原に関するものあり、神話の解釈に関するものあり、またその研究の方法に関するものあり。此等の学説を、比較(4.)して、勉めて公平着実の眼を以て、その何れを取り、何れを捨つ可きや、甲の説は何れの程度まで(5.)す可きや、乙の論は如何なる点に於いて、不適当なるやを、判別するを要す。(高木敏雄「比較神話学」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[ういきえんぶけんたいこうしほひつ]

◇棊の由って来ること是の如く久しきを以て、若し棊に関するの文献を索めんには、厖然たる大冊を為すべし。…(中略)…明の嘉靖年間、林応竜適情録二十巻を編す、中に日本僧虚中の伝うる所の奕譜三百八十四図を載すという。其の棋品の高下を知らずと雖も、吾が邦人の棋技の彼に伝わりて確徴を遺すもの、まさに此を以て(6.)とすべし。予の奕に於ける、局外の人たり、故に聞知する少しと雖も、秋仙遺譜以下、奕譜の世に出づる者蓋し甚だ多からん。吾が邦隋唐に往来するより、奕を伝えて此を善くする者また少からず。伝うるところの談、雑書に散見するもの亦多し。本因坊あって(7.)の世に出づるに及び、蔚然一家を為し、太平三百年間、雋異の才、相継いで起こり、今則ち(8.)を圧すという。(幸田露伴「囲碁雑考」より)

◇関白 一人。
公卿中尤も徳望智識兼修の者を以て、之に充つ。
上一人を(9.)し万機を関白し、大政を総裁す。(暗に公を以て之に擬す)
議奏 若干人。
親王公卿諸侯の尤も徳望智識ある者を以て、之に充つ。
万機を(10.)し、大政を議定敷奏し、兼ねて諸官の長を分掌す。
(坂本龍馬「新官制擬定書 -慶応三年十月十六日-」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>


大見出し語表+αからの問題(7~12)

学習記事のPDF版、第9弾です。(詳しくはコチラ
本日は「大見出し語表+αからの問題」の「その7」~「その12」の分を公開します。

PDF名は「大見出し語表+αからの問題(7~12)」です。
基本的は注意点はこれまでと同じですが、前回同様今回も全12ページです。

ダウンロードはコチラから↓

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時間が経って見つけられない時のために、「大見出し語表+αからの問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ

(追記20171118)解答の一部に不正解扱いの語がありましたので、修正いたしました。
詳しくは「大見出し語表+αから 対義語・類義語問題その9」の追記をご覧ください。申し訳ございませんでした。


今回が最後です。
ダウンロードしていただいた皆さん、どうもありがとうございました。
想像していた以上にダウンロード数が多くて驚きました。
また、纏めていただいた「某氏」にも改めて感謝いたします。

分野別対策 対義語・類義語問題その5

対義語・類義語問題です。1~5が対義語、6~10が類義語の問題です。

1.節倹 2.裨益 3.巨船 4.閑散 5.曩祖
6.胸膈 7.万庶 8.薪水 9.要衝 10.白粉

語群:[えんかけいかこういんさやくさんすい
 しょうきんとがいねっとうほうすんれいげん]

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文語体・終止形の読み その4

文語体・終止形の訓読み問題です。(詳しくはコチラ

(読むためのコツ)
分からなくなったら、口語体に戻してみてください。
例)「~む」→「~みる」or「~める」、「~ぐ」→「~ぎる」or「~げる」

「続きを読む」をクリックしてご覧ください。

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分野別対策 語選択問題その5

語選択問題です。

1.山や建物が、高くそびえるさま。
2.行動を拘束するものや事柄。
3.みなぎり、あふれること。
4.はだし。
5.仕事をせずに、くつろいで過ごすこと。

語群:[えんきょきはんさいかいしょうけつ
 たんせきちょういつとせんぶりょう]

6.人情が薄れて、風俗が乱れた世の中。
7.おおぞら。
8.故郷や故国を離れて、さすらい歩く人々。
9.めしつかい。
10.雷鳴。かみなり。

語群:[きょうきょぎょうまつげんこうしよう
 しょうかんてんこねいしんりゅうぼう]

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常用四字熟語 その1

ここ最近、四字熟語分野で必ず出題される「常用四字熟語」。
以前にも紹介したものですが、ここ最近の出題をご覧ください。

27-1:「車載斗量」〈『三国志』〉、「尺璧非宝」〈『淮南子(エナンジ)』〉
27-2:「慈母敗子」〈『史記』〉
27-3:「刺字漫滅」〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉
28-1:「提耳面命」〈『詩経』〉
28-2:「冠履倒易」〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉、「飛耳長目」〈『管子』〉
28-3:「流連荒亡」〈『孟子(モウシ)』〉、「金声玉振」〈『孟子(モウシ)』〉
29-1:「多蔵厚亡」〈『老子』〉



後ろの〈括弧〉は、漢字ペディアの項目から出典部分をコピーしてきました。
ただし、「尺璧非宝」は漢字ペディアに無いので、「尺璧宝に非ず、寸陰是競う」から取っています。

こうしてみると、漢字ペディア(漢検漢字辞典)に出典が載っているものが出題されやすいことが分かると思います。
しかも、(あまり詳しくはありませんが、)有名なものが多いですよね…?

更に遡っていくと、出典の記載されていないものも出題されていたと思いますが、ある程度学習の優先順位を付けることは出来ると考えています。

ということで、そういった基準を基に「常用四字熟語」を厳選してみました。
今回と来週の2回、それぞれ10ずつ(全てひらがなの)問題形式で紹介させていただきます。
計20ということでほんの一部ではありますが、直前なので深追いは禁物ということで…^^;

対策に余裕のある方のみご覧ください。
当たれば超ラッキー、当たらなかったらすみません<(_ _)>

ちなみに、模試や記事で既に出題したものは極力省きました。
記事での出題は基本的に、「8月前半のデジャヴ」「8月後半のデジャヴ」「9月前半のデジャヴ」でしていますので、更に余裕のある方は、そちらの「常用四字熟語」も対策してみてください。

では、「続きを読む」をクリックしてご覧ください。

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分野別対策 文章題書き取り問題その5

文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[かんかしきいきじょうぜつしょくもくべいべつ]

◇斯くの如くして彼は、帝室劇詩人の栄職を捨て、父母を離れ、恋人に(1.)して、血と剣の戦野に奮進しぬ。…(中略)…日露(2.)を交えて将に三閲月、世上愛国の呼声は今殆ど其の最高潮に達したるべく見え候。(石川啄木「渋民村より」より)

◇そんなことから左右田先生とつながりができ、先生が亡くなられて後にも、先生の愛弟子であった本多謙三君と親しくしていたが、その本多君も前途を(3.)されつつ先年亡くなってしまったのは惜しいことである。(三木清「読書遍歴」より)

◇さび、しおり、おもかげ、余情等種々な符号で現されたものはすべて対象の表層における(4.)よりも以下に潜在する真実の相貌であって、しかも、それは散文的な言葉では言い現すことができなくてほんとうの純粋の意味での詩によってのみ現されうるものである。(5.)よりはむしろ沈黙によって現されうるものを十七字の幻術によってきわめていきいきと表現しようというのが俳諧の使命である。(寺田寅彦「俳諧の本質的概論」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[いしゅうきんしゅうこうかいてんかれんるい]

◇時代の新しい潮波はだんだん飛躍し、労働組合は公認され、巷には労働運動の英雄が出現するに至った。神戸の貧民窟から賀川豊彦君が颯爽として社会の正面に躍り出た。…彼の行くところ、青年子女(6.)してその手を握るを光栄とした。彼の声音に接するを誉れとした。支配階級の(7.)綾羅にふれるより、この一青年のボロ服にさわって見るのを喜ぶ奇現象を生んだ。(山本実彦「十五年」より)

◇八丁堀無宿次郎太夫事、次郎吉。天保年間の書きものの小書きに「深川辺徘徊博奕渡世致居候」とある名物男で、泉町の生まれであったから、いずみ小僧といったのを動作が敏捷だったので「ねずみ小僧」と(8.)したものだろうという説は、正しいかどうか。なんでも二十九の頃から「盗賊相働き屋敷方奥向並長局金蔵等に忍び入り」というから、今の大衆ものの本家である。…(中略)…
 そしてその商家大名から盗んだ金は貧民に分けたというのだが、天保三年に捕まった時の、筒井伊賀守組同心相場半左衛門……か誰かに取られた調べ書きでは、その金を自分で「盗金は悪所さかり場にてつかい捨て候」と自供したというのである。(9.)が貧民に及んではいけないのでみな自分でかぶったという。
(木村荘八「両国今昔」より)

◇往時(むかし)後魏の酈善長(れきぜんちょう)は峻峭(10.)にして博覧彊記、天下の奇書を読破して水経の註四十巻を著ししが、後終に陰磐駅に囲まれて水を得ずして力屈し、賊のために殺さるるに至りしことあり。(幸田露伴「水の東京」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>


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