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準1級熟語対策 文章題書き取り問題その2

「準1級熟語対策」シリーズの文章題書き問題です。(詳しくはコチラ



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[いつびえんそうきょくひどうあくほうし]

◇彼をしてそれほど兇暴な態度に出でしめ、而も其の最後迄事実を否認してあらゆる彼の敵に反抗せしめた原因は抑抑いずこにあったか。乃至、彼は其の生来(1.)人であったが、事件の内容たりし殺人の真相はいかがであったか。これらについて其の半面の真相を知る者として、証人の一人であった自分亦これを言う権利と義務があろう。従来彼を狂人と云い、猛獣同様に取り扱った官憲の非は勿論、同時に彼を(2.)弁護して、完く無罪、冤罪だと言いふれた者の非をも撃たねばなるまい。(甲賀三郎「支倉事件」より)

◇支那の歴代を通覧すると、塞外経営に力を尽くした時代も尠なくない。その時代毎に相当の人物も出て居る。併しその功業に於いて、その人物に於いて、班超の前に班超なく、班超の後に班超がない。梁啓超が曽て班超を賛して、(「斯眞世界之大英雄」などと称賛する内容)と申して居るが、必ずしも(3.)過褒といえぬ。(桑原隲蔵「東漢の班超」より)

◇至誠の域は、先ず慎独より手を下すべし。間居即ち慎独の場所なり。小人は此処万悪の(4.)なれば、(5.)柔惰の念慮起こさざるを慎独とは云うなり。是善悪の分かるる処なり、心を用ゆべし。(西郷隆盛「遺訓」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[かかざいのうせつせつひりんらくばく]

◇だが、自分の死期の迫ってるのを十分知りながら余り豊かでない(6.)から高価の辞典を買うを少しも惜まなかった紅葉の最後の逸事は、死の瞬間までも知識の欲求を決して忘れなかった紅葉の器の大なるを証する事が出来る。(内田魯庵「硯友社の勃興と道程 -尾崎紅葉-」より)

◇今日死を決するの安心は四時の順環において得るところあり。
 けだし彼の(7.)を見るに、春種し、夏苗し、秋刈り、冬蔵す。秋冬に至れば人みなその歳功の成るを悦び、酒を造り醴を為り、村野歓声あり。いまだかつて西成にのぞんで歳功の終わるを哀しむものを聞かず。
(吉田松陰「留魂録」より)

◇「自分はさっきまで、本朝に(8.)を絶した大作を書くつもりでいた。が、それもやはり事によると、人並に己惚れの一つだったかも知れない。」
 こう云う不安は、彼の上に、何よりも堪え難い、(9.)たる孤独の情を齎した。彼は彼の尊敬する和漢の天才の前には、常に謙遜である事を忘れるものではない。が、それ丈に又、同時代の(10.)たる作者輩に対しては、傲慢であると共に飽く迄も不遜である。その彼が、結局自分も彼等と同じ能力の所有者だったと云う事を、そうして更に厭う可き遼東の豕だったと云う事は、どうして安々と認められよう。
(芥川龍之介「戯作三昧」より)

<ヒントの表示(6~10)>



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準1級熟語対策 語選択問題その2

「準1級熟語対策」シリーズの語選択問題です。(詳しくはコチラ



語選択問題です。

1.光り輝くさま。
2.詩文の才に富んでいること。
3.命の終わるまでの間。終身。
4.他の勢力を支配下に置くこと。
5.大地。また、皇后の徳。

語群:[えいだつかくしゃくごうりゃくこんぎ
 しゅうちょうひっせいへいどんりょうい]

6.自分の才能や学識を隠すこと。
7.医者のこと。
8.伸び育つこと。のびのびしていること。
9.化粧。また、化粧をした美人。
10.書物をあらわすこと。

語群:[かいぞうがりょうけんでんせんじゅつ
 ちょうたつとうけいかふんたいれんちゅう]

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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その2

「準1級熟語対策」シリーズの対類問題です。(詳しくはコチラ



対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.荒瘠 2.譲誚 3.起碇 4.妨礙
5.開闢 6.去就 7.彷彿 8.蠹魚 9.竜旗 10.胚胎

語群:[いきかんゆうごうしょこうよくしょちゅう
 すいかすうしゃびょうはくほうがほよく]

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準1級熟語対策 文章題書き取り問題その1

「準1級熟語対策」シリーズ、金曜日は「文章題書き取り問題」です。(シリーズ全体の説明はコチラ
選択形式の文章題書き取り問題の説明は、分野別対策の記事をご覧ください。

この分野でも準1級熟語をメインにしていますが、文章中に都合良く準1級熟語が出てくる訳ではないため、準1級熟語以外もある程度出題しています。
考える範囲が広くなる分難しくなると思いますが、ヒントを上手くご活用の上、取り組んでいただければと思います。



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[かいごきくもんぞうひんとひもうろう]

◇紳士はポケツトを探って、原稿用紙と万年筆とを出した。外では歳暮大売り出しの楽隊の音がする。隣のテエブルでは誰かがケレンスキイを論じ出した。珈琲の匂い、ボイの註文を通す声、夫からクリスマス樹(トリイ)――そう云う賑やかな周囲の中に自分は苦い顔をして、いやいやその原稿用紙と万年筆とを受け取った。それで書いたのが、この何枚かの愚にもつかない饒舌である。だから(1.)杜撰の責めは寧ろ今自分の前に坐っている、容貌(2.)な紳士にあって、これを書いた自分にはない。(芥川龍之介「饒舌」より)

◇京城の繁華の地区には窃盗が極めて多く、その出没すこぶる巧妙で、なかなか根絶することは出来ないのである。
 趙尚書が臨安の尹であった時、奇怪の賊があらわれた。彼は人家に入って賊を働き、必ず白粉をもってその門や壁に「我来也」の三字を題して去るのであった。その逮捕甚だ厳重であったが、久しいあいだ捕獲することが出来ない。
 我来也の名は(3.)に喧伝して、賊を捉えるとはいわず、我来也を捉えるというようになった。
 ある日、逮捕の役人が一人の賊を牽いて来て、これがすなわち我来也であると申し立てた。すぐに獄屋へ送って(4.)したが、彼は我来也でないと言い張るのである。なにぶんにも証拠とすべき(5.)がないので、容易に判決をくだすことが出来なかった。
(岡本綺堂「中国怪奇小説集 -異聞総録・其他-」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[えんぴかいこうごはんしょくしょうちしつ]

◇然るに彼等は夜と共に戸を閉じ窓を閉じることを忘れない。且つ又これに鍵をかけ、ネヂを差しこみ、閂をかけることを怠ることがないのである。案ずるに、かく外界との交渉を遮断して益々油断に耽ろうという魂胆にまぎれもないが、ひとつには、即ちこれ泥棒を要心する為に外ならない。
 然らば彼等は意識せずして女房子供以外の他人を信用せず、油断すべからざる所以を感知しているのである。折あらば秘かに金を盗もうとする人士の存在を(6.)し、客席から(7.)をのばしてハムマーで運転手を殴ったりピストルをぶっぱなす人士の存在を疑っているわけではない。即ち彼等の認識は必ずしも根柢的に愚劣ではなく、時に正鵠を射ているものがあるのである。
(坂口安吾「総理大臣が貰つた手紙の話」より)

◇去冬、皇政維新。纔かに三職を置き、続いて八局を設け、事務を分課すと雖も、兵馬倉卒の間、事業未だ(8.)せず。故に今般、御誓文を以て目的とし、政体職制、被相改候は、徒に変更を好むにあらず、従来未定の制度規律相立候訳にて、更に前後異趣に無之侯間、内外百官、此の旨を奉体し、確定守持、根拠する所あって、疑念するなく、各其の(9.)を尽くし、万民保全の道、開成永続せんを要するなり。(蜷川新「天皇 -誰が日本民族の主人であるか-」より)

◇日本は国としては、世界に於ける列強の(10.)となったのである、少なくとも世界に於いて、指を屈する強大国となったのである。(大隈重信「平和事業の将来」より)

<ヒントの表示(6~10)>



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準1級熟語対策 語選択問題その1

「準1級熟語対策」シリーズ、水曜日は「語選択問題」です。(シリーズ全体の説明はコチラ

ダミーも準1級漢字を含むものを中心に選びました。
ややこしいものもあると思いますので、混乱しないようご注意ください。



語選択問題です。

1.若く経験が浅いこと。また、未熟者。
2.落ち着いて物事に動じないこと。
3.大空。また、遥か遠いところ。
4.日常の生活。
5.取るに足りない者。

語群:[きがけいろくこうふんじんろう
 そはいちんきへきらくほうてい]

6.他人の犯罪に関わり罰せられること。
7.仕官を願うこと。また、幸福を求めること。
8.金銭のこと。
9.初学者にわかりやすく書かれた書物。
10.俗界を避け心静かに暮らすこと。

語群:[あとぶつえんせいかんろくけんれん
 せいちちゅうそべんもうるいざ]

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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その1

今週から6週間に亘って、「準1級熟語対策」シリーズを公開します。
タイトル通り、メインは準1級漢字を含む熟語の対策です。
「分野別対策」シリーズの時と同様、月水金の週3回記事を出します。

難易度は準1級漢字の対策(≠準1級の対策)をどれだけしているかによると思いますが、難しいと感じる方が多いのではないかと予想しています。
尚、下の問題の出題側の熟語を見ていただければ分かる通り、出題自体が準1級の範囲に含まれているわけではありませんので、準1級受検の対策としては適さないと思われます。
その点は十分ご注意ください。

月曜日は「対義語・類義語問題」です。
対義語問題の出題は大変なので、対義語問、類義語問の比率で出題します。

早速本日分の出題です。



対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.曩祖 2.妖孼 3.第宅 4.明亮
5.献替 6.巌棲 7.戎器 8.飛泉 9.興替 10.玉葉

語群:[えいきょおうめいがんこきょうひつこういん
 さいひずいげんすいれんほうてきりょうえん]

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