漢検1級模擬試験倉庫

再スタート

本日6月21日は、本来ならば試験R2-1の試験日でした。
改めて中止になったことを残念に思っている方も多いのではないかと思います。

コロナの影響で中止が決定したのは約2か月前ですが、この2か月はとても長く感じました。
普段の試験前はとても速く過ぎるように感じるので、不思議な感覚ですね。

さて、今日は特に何でもない日になったわけですが、期間としてはここで"一区切り"と見ることもできますね。
また、弊ブログとしても、一昨日の19日で5年目に入りましたので、そういった点でも新たなスタートという感じがしています。
心機一転して、新たな気持ちで取り組みを進めたいと思っています。

記事内容に関しても、お知らせしていた通り、明日から「常用大見出し語表からの問題」シリーズが始まります。
問題を作ってみた感じでは、常用のものばかりということもあり、難易度は高めだと思われます。

常用大見出し語表」で予習された方にとっては、良い訓練になるのではないかと思いますが、そうでない方は苦戦されるかもしれません。
全て「常用漢字の二字熟語」という制約がヒントになると思いますが、記事のヒントもご活用の上、気楽に取り組んでいただければと思います。

それでは今後とも引き続き、弊ブログをよろしくお願いいたします🙇🙇🙇

R1-3の合格率は…?

R1-3本試験から85日目にして、早くもデータが公表されました。
ここ最近は100日以上かかることが多く、前回は128日もかかったので、異例の早さですね。
完全に油断(?)していました(笑)

さて、気になる合格率は5.9%、合格者数は62人でした。
勿論これは低い数字なのですが、平均点が極端に低かったことを考えると、意外と高かったですね。
受検者の実力の二極化が進んでいるということでしょうか…?

今回もデータの比較を出しておきます。

データ(H27~R1)

志願者数も受検者数も前回より僅かに増えましたが、ほぼ同じ条件と言っていいでしょう。
そう考えると、前回の合格者の4割程度が不合格になったとみなせるので、変動の仕方が凄いですね(笑)

あとは、棄権者割合の高さが気になりますが、年度3回目はどうしても高めに出る傾向がありますし、今回は多少コロナの影響もあったかもしれませんね…。
(ちなみに、試験日の2月16日は、クルーズ船での感染が話題になっていた頃です。)


さて、R2-1が中止になり、次がいつになるか分からないという状況になったので、次回以降のデータでは、何らかの大きな変動があるかもしれません。
事態の推移によっては、受検者数の減少が予想されるので、漢検さんには何らかの形で学習者の興味を引くような取り組みを行っていただきたいところです。

弊ブログでも、少しでも学習者のモチベーションに繋がるよう記事などを出していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします🙇

髀肉の嘆

漢字検定R2-1の中止が正式に決定されました。

念のために、お知らせのリンクをつけておきます。
https://www.kanken.or.jp/kanken/topics/2020/20201_1.html

予想されていたこととはいえ、実際に決まるととても残念な気持ちになりますね…。

今回の試験に向けて努力されてきた方にとっては、まさに「髀肉の嘆」といったところだと思います。
特に、今回だけでなく次回以降の見通しも立たないため、今後の学習のモチベーションにも影響を与えてしまうかもしれません。

ただ、敢えて残酷なことを言いますが、今の非常事態において、これまで通りの望みを持ち続けるのは、結果的に自身を苦しめ続けるだけだと思っています。
失ったものを嘆くよりも、今見えているものの中に希望を見出す努力をした方が、精神的に落ち着いて、得られるものも多いのではないでしょうか。

とはいえ、すぐに気持ちを切り替えるのも難しいと思いますので、そういう場合は気分転換を試みてください。
一度漢検学習から離れてみるのも良いと思いますし、長期戦と捉えて、これを機に大規模な対策に取り掛かってみる手もあるでしょう。
少なくとも、試験がないからと言って努力してきたことが消えてなくなるわけではありませんので、前向きな気持ちで次の受検の機会を待つようにしたいですね。

中止の決定を受けて、弊ブログの今後の予定も大きく変える予定です。
現在出しているシリーズが終わり次第、一度計画を練り直して、新たな記事シリーズや模試を作りたいと思っています。
ちなみに、今のシリーズの終了時期はバラバラですが、少なくとも残り3週ほどはこのまま続きますので、引き続きよろしくお願いいたします。

R1-3の平均点について

本試験R1-3の正式結果が昨日発送され、届いた方もいらっしゃるようです。
皆さんの結果はいかがだったでしょうか…?

今回の平均点について感じたことを書きましたが、長くなったため折りたたみました。
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R1-2の合格率は…?

漢検HPにR1-2のデータが公表されました。
(直近の試験ではなく、一つ前のものであることに注意してください。)

R1-2の合格者は107人、合格率は10.4%でした。
これまでのデータとの比較は以下の通りです。

H26-1~R1-2データ

今回は、少なくともここ十数年では、志願者数、受検者数ともに過去最低だったようです。
試験前に大きな台風被害があったため、その影響が出ている可能性もありますが、級によっては第一回より増えているので、1級受検者の減少傾向は深刻ですね…。

合格率は、前回と比べて7.8%→10.4%となり、数字上はそれなりに易化したように見えます。
しかしながら、実力に関係なく受検者数が減少しているのであれば、単純に合格率を比べることができますが、実力に自信の無い方が多く受検を断念しているのだとすると、合格率の変化から感じるほどの易化ではなかったことになります。

実際、合格者数は14人しか増えておらず、上位をリピーターの皆さんが占めている状況を考えると、初合格者はそう多くは無いでしょう。
合格者数がH27-3の半分ほどだったにも関わらず、「比較的簡単な回だった」と言われてしまうのは、ちょっとしたホラーでもありますね(笑)

ちなみに、今回は試験から128日での公表で、これも過去最低の記録かもしれません(苦笑)
状況が分からないので仕方のない面もあるかもしれませんが、出来れば次の試験よりも前に出していただきたいところです🙏

本試験R1-3について

今回も試験の内容に関して、記事を書きました。
長文ですので、お時間のある時にでも、目を通していただければ幸いです。

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本試験R1-3お疲れさまでした

受検された皆さんお疲れさまでした。
試験はいかがだったでしょうか…?
内容に関して、色々と気になるところだと思いますが、まずは一息ついていただければと思います。

今回も試験に関する情報を随時追記予定です。
今しばらくお待ちください。

…おっと、帰宅された際には、丁寧な手洗いをお忘れなく!!!👍👍👍



以下追記です。
正確性に欠けるかもしれませんが、解答を少しずつあげていきます。
間違いを見つけられた場合は、ご教示いただければ幸いです。

(追記20200221)標準解答が公開されたので、加筆・修正を行っております。
標準解答にあったものを青字で追加し、無かったものを赤字で削除しています。
尚、標準解答に無いものが必ずしも不正解とは限らないのでご注意ください。


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R1-2の平均点について

本試験R1-2の正式結果が届き始めているようですね。
皆さんの結果はいかがだったでしょうか…?

今回の平均点は約101.7点でした。
H29年度に難化が進んでからの期間で見れば高めの点数になりましたが、それ以前と比較すれば決して高いとは言えず、依然として難易度の高い試験でした。

H28年度からの比較は以下の通りです。

データ(H28-1~R1-2)

過去5回(H29-3~R1-1)の平均と比較すると、同程度又は点数の上がっている分野が殆どです。
「語選択」の分野は唯一点数が大きく下がっており、1.7点でした。

前々回から平均点の低さが目立っている分野でしたが、ここまで難化が進むのは驚きですね。
恐らくこの分野の過去最低点を更新したのではないでしょうか…?

もし、態と難易度を上げているのだとすると、対類の半分の得点率というのは流石に難易度を上げすぎで、狙いがよく分かりません。
一方で、難易度を上げるつもりがないのだとすると、比較的自由度の高い出題分野で調整がここまでできていないのは、出題者の資質を疑ってしまいますね…。

他にもよく分からない理由で別解が認められない問題があり、今回は(も?(笑))モヤモヤの残る試験内容でした。
納得できない出題は、ある程度は仕方のないことだと思うしかありませんね…。

さて、次の試験までは年末年始を挟んであっという間ですね。
気持ちを切り替えて次回の試験に向けて対策を進めたいと思います。

本試験R1-2について

本試験R1-2に関して、記事を書きました。
今回は書き方や内容を変更して、特に初合格を目指す方に向けて書いています。
飽くまで個人の意見ではありますが、参考にしていただければ幸いです。

(本日の標準解答公開を受けて、先日の記事の解答を加筆・修正しております。
まだご覧になっていない方は、お手数ですがご確認ください。
なお、(九)エの解答は、複数認められる可能性もあると思いますので、今回の記事では触れないこととしました。)

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本試験R1-2お疲れさまでした

受検された皆さんお疲れさまでした。
試験の出来や正答が気になるところだと思いますが、まずは一息ついていただければと思います。

今回も以下に試験問題に関する情報を随時追記する予定です。
PC版でご覧の方は、画面右のツイッター欄も参考にしていただければと思います。



以下、追記です。
文章を探すのが大変そうなので後回しにして(苦笑)、とりあえず解答と思われるものを載せておきます。
急いで記入しているため、ミスがあるかもしれませんが、随時修正していきます。
ミスを見つけられた場合は、コメント等していただければ幸いです。

※2ヶ所((四)(九)で1問ずつ)に誤りがあったため、修正を行っております。
既にご覧になった方は、お手数ですがご確認いただければと思います。


(追記)標準解答が公開されたため、加筆修正を行いました。
特に、文章題読みエの標準解答が異なっており、大変ご迷惑をおかけしました。


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R1-2試験前日

R1-2本試験はいよいよ明日ですね。
受検される皆さん、試験に向けた準備は万端整いましたでしょうか…?

今回は、台風被害の影響によって受検を断念された方もいらっしゃるかもしれませんね…。
被害によっては簡単ではない場合もあるかと思いますが、普段の生活を取り戻して、また近いうちに受検できることを祈っております。

さて、過去に書いたものと同じような内容ではありますが、本番での注意点を幾つか書いておきたいと思います。

①三文字目の読み忘れや書き忘れはありませんか?

二字熟語の出題に紛れて、三字以上の読み問題、書き問題が出題されることがあります。
傍線部を確認して、三文字目が抜けていないかどうかご注意ください。

②語群にない語を書いていませんか?

特に四字熟語問題の「(被髪)纓冠」と「(被髪)文身」など、語群によって答えが決定する問題が出題される可能性があります。
語群を確認せずに回答してしまうこともあるかと思いますが、回答時や見直し時にしっかり語群をチェックしておくことをオススメします。

③解答欄がズレていませんか?

分からない問題を飛ばしたときなど、解答欄のズレには十分ご注意ください。
特に大問丸々間違えてしまうと、修正するのに大幅なタイムロスになってしまいますので、(七)~(九)のあたりを解き進める際には、しっかりと問題番号をご確認ください。

こんなところでしょうか…?

今回受検される皆さんが、明日の試験を悔いなく終えられることを願っています。

R1-1の合格率は…?

R1-1の合格率などのデータが出ましたので、とりあえず速報(?)いたします。

2019年度 第1回の受検データ

1級
合格者数:93人
合格率:7.8%

https://www.kanken.or.jp/kanken/investigation/result/2019.html#anc01

こちらの内容をツイートしたかったのですが、何故かツイートできませんでした💦
この結果についての感想等は後程追記いたします🙇



以下、追記です。

まずは、これまでのデータと比較してみましょう。

試験データ(H26-1~R1-1)

過去5年の合格率の平均は約8.9%ですので、今回の7.8%は「やや難」といったところでしょうか…?
いずれにせよ、リピーターの多い試験でこの合格率なので、初合格を目指すのは簡単ではありませんね。

試験直後の記事を見ると「H30-2程度の難易度」と予想していましたが、H30-2が7.4%ですので、その予想は当たったと言っていいかもしれません(^^)v

H30-2程度の難易度であったことで、心配な点があります。
H30-2の後、H30-3では難易度が再び上がっている点です。

もしこのときに「7%台では高すぎる」と考えて難化させたのだと仮定すると、次回の試験も同様に難化する可能性があります。
勿論今の時点ではどうなるかは分かりませんが、難化を覚悟しておいた方が良いかもしれませんね(苦笑)

さて、合格率以外のデータも見てみましょう。
今回は志願者数、受検者数の両方が増加していました。

一時は受検者数が減少傾向が際立っていましたが、ここ最近は増加と減少を繰り返すようになりましたね。
このまま一定数を保つか、出来れば増加に転じていってもらいたいところです。

(ちなみに・その1)
実は、この記事を書いている時点ではまだ、試験データのページを正規のルートでは見ることができません。
去年と同じくアドレスの書き換えにより、こっそりと覗いている状態です(笑)

ただ、去年は「29」を「30」に書き換えれば良かったのに対して、今年は令和になったために、何に書き換えれば良いのかが分かりませんでした。
そのため、「31」「1」「01」「r1」「r01」といった候補を全てチェックすることになり、少々面倒でした…^^;

正解(?)は「2019」でしたね。
(上記のリンクは後程削除するかもしれません。)

(ちなみに・その2)
(記事の冒頭で触れましたが、)ツイート出来なかったのは、ツイッターの不具合があったようですね…。
この記事のお知らせも、出すことが出来ませんでした🙇

上記のように、正規でない方法でページを覗いたので、漢検さんに呪われたのかと思いました(笑)

(ちなみに・その3)
消費税が10%に上がりましたね。
漢検HPによると、「2019年度漢検・文章検の検定料に関しまして、消費税率引き上げに伴う検定料の改定はございません。」とのことです。

1級の場合は5000円のままということで、一安心(?)ですね^^

今回の難化分野は…?

本試験R1-1の正式結果が届き始めているようですね。
皆さんの結果はいかがだったでしょうか…?

分野ごとの平均点が判明しましたので、今回の傾向について書きました。
長くなるので、折りたたみます。

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本試験R1-1について

今回の試験に関して、これまで同様に記事を書きました。
(今回は答えのハッキリしない問題が多くなかったので、「標準解答」の判明する前に公開します。
もし、「標準解答」によって新たな情報があれば、後日追記や修正を行う可能性もあります。)

主に、弊ブログの内容でどの程度対応可能であったのかという点について書いています。
弊ブログをご活用いただいていた方には、復習や今後の対策の参考にしていただければと思います。

長くなりますが、今回は1つの記事に纏めました。
お時間のある時に、目を通していただければ幸いです。

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本試験R1-1お疲れさまでした

受検された皆さんお疲れさまでした。
試験はいかがだったでしょうか…?

まずはゆっくりしていただいて、答え合わせなどは無理のない範囲で行ってください。

今回も何か情報があれば、こちらの記事に追記する予定です。
画面右のツイッター欄も参考にしていただければと思います。



(以下追記)
とりいそぎ、解答を作成してみました。
誤りなど発見されましたら、ご指摘ください。

更に、記事の最後に少しだけ感想も追記しました。

(追記20190621)標準解答が漢検HPで公開されましたので、比較を行いました。
(リンクには許可が必要とされているため控えておきます。)


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H30-3試験データ

昨日、本試験H30-3の試験データが公表されたようです。

今回は前回より1週間以上早く、試験日から99日での公表でした。
ここ暫くは次の試験に近くて慌ただしい時期に出ていたので、早くなるのはとてもありがたいことです。
(H30-2では試験から108日、H30-3の4日前の公表でした。)

さて、気になる今回の合格率は5.0%でした。

・・・低いですね💦💦

小数第三位で四捨五入すれば4.96%なので、ここ数年ではH29-2の4.6%に次ぐ低さとなりました。
(同じ5.0%だったH29-3は、同様に計算すると5.00%になります。)

過去の記事を読み返してみると、試験直後の「低くなる」という予想は当たっていましたが、その後「そこまで下がらない」という予想に変えていたので、外れてしまいました(笑)
周りで(初を含めた)合格報告が多かったために予想を変えたのですが、やはり実力のある方が目立っているだけだったようですね…。

H29年度の難易度が高すぎたためにH30-1は易化したものだと考えていましたが、今回また同程度の難易度に戻ったということで、易化した理由がよく分からなくなってしまいました。
数問の調整で合格率が数%変動してしまうので、上手く調整できなかった可能性もありますが、高難易度の試験になっても構わないと考えているのかもしれません。
いずれにせよ、極力傾向の変動や難易度の変動は避けていただきたいですね。

今回の難易度で合格された方は、本当に素晴らしいと思います。
そして、残念ながら不合格となった方でも、合否ラインに近い点数であれば、平均的には合格相当の実力をお持ちだったということになると思います。
これまでの取り組みに自信を持って、今後の試験に挑んでいただきたいと思っています。

最後に、これまで同様、ここ最近のデータの比較を出しておきます。

試験データ(H26~H30)

棄権者の割合が増えてしまったのは残念ですが、ちょうど試験の時期にインフルエンザが猛威をふるっていたので、今回はある程度は仕方の無いことだと思っています。



さて、次回の試験の難易度はどうなるでしょうか…?

申し込みの締め切りは今週木曜日(5月16日)ですので、受検予定で申し込みがまだの方はお忘れの無いようお気を付けください。

新形式では記録ずくめの回

本試験H30-3の正式結果が届き始めているようですね。
皆さんの結果はいかがだったでしょうか…?

既に届いた方の結果を拝見して驚いたのですが、今回の平均点は約89.1点で、四捨五入の影響を除いても90点を下回ったようです。
少なくともここ数年では最低の点数ですね…。
3年前には111点の回(H27-3)もあったので、回によって20点以上の差が出ていることになります。

とりあえず、新形式になった平成28年度からのデータを並べてみました。

平均点データ(H28~H30)

また、平均正解率のグラフは以下の通りです。

平均正解率(H28~H30)

この3年間で平均点が最低となった分野は…
(二)書き取り、(三)語選択、(六)音訓読み、(七)対類、(九)文章読み、の5分野もありました。
ハッキリ易化したと言えるほど平均点の上がった分野も無いので、今回の難易度は異常ですね…。

今回の特徴は、読み問題が比較的大きく難化したというところでしょうか。

読み問題(配点1点の問題)の合計を計算すると、平均が33~34点なのに対して、今回は28.8点で、約5点分難化しています。
全体の難化は8点程度ですので、書き問題よりも読み問題の難易度が高かったと言えそうです。
音読みも難問がありましたが、特に第二版の訓読みが多く出たことが影響していると思われます。

とはいえ、分野ごとに見れば、書き問題の分野でも大きな難化はありました。
特に(三)語選択の「1.9点」は驚きましたね…。
今改めて見てみると、確かに1,3,4あたりは難問になりそうですし、2,5は音に特徴が無くてピンと来にくかったのかもしれません。

他の分野でも、思ったほど伸びなかった部分があるのは、超難問や癖のある問題に気を取られすぎて、ちょっとした難問を見落としていたのかもしれません。
難易度の感覚が少しずつズレてきているのだとしたら、こちらの出題に関しても色々と考え直さないといけませんね…。

全体として難化している理由は2点考えられるでしょうか。

①過去問の出題割合が減っている
②出題傾向が変わって癖のある問題が増えている

①により、比較的学習を始めて間もない方の点数が下がり、加えて②により、実力のある方が高得点を取りづらくなっていると考えれば、ここまで平均点が下がったのも納得が行くような気がします。
ともあれ、もう少し難易度の変動を減らす努力はしてもらいたいものですね…。

さて、毎回のことながら、平均点が分かると今度は合格率が気になってきますね。
前回は、一部の分野の平均点から推測して、意外と近い値を当てられたのですが(笑)、今回は読み問題の難化の影響があるので、同じ方法では上手く行かないような気がします。

今回初合格された方が意外にいらっしゃるので、平均点から想像するほどは下がらないような気がしますが、果たしてどうなるでしょうか…?
前回は試験から108日目で合格率などのデータが出ましたので、漢検さんが煩悩の数を数え終わるのを気長に待ちたいと思います(笑)



「さて、記事を出そう」と思ったときに、ふと目に入った記述が気になったので追記します(笑)

こちらは、「今後の勉強方法」の欄の「(二)書き取り」のアドバイスです。
書き取りアドバイス
(すみません、ある方の結果から勝手に切り抜かせていただきました🙏)

この分野の点数が伸び悩んだ方へのアドバイスですが…この内容は酷くないですか?💦

「新聞でかな表記される語」「漢語と意識せずに会話で使う語」は、要するに普段目にしたり耳にしたりする語ということですよね。
確かにこれまではそのような学習方法が効果的でしたが、今回は特に傾向が変わっているので、大した成果は得られないと思います。

実際、今回の問題で普段目にしそうなものは、多く見積もっても半分ぐらいではないでしょうか…?
その殆どを正解されている方に対しても、このようなアドバイスが載せられていて、流石にちょっとイラッとしました(笑)

その時の試験内容に即して、ちゃんと意味のあるアドバイスをしてもらいたいものです…^^;

受賞者の皆さん、おめでとうございます

今年度の成績優秀者の方に受賞のお知らせが届き始めているようですね。
昨晩はツイッターの方がとても賑やかでワチャワチャしていました(笑)

受賞者の皆さんに心よりお祝い申し上げます。



…と、ここで記事を終えるのも早すぎるので、受賞に関して説明も兼ねて少し書きたいと思います。

受賞された方に届いた「受賞のお知らせ」を拝見しましたが、今回の受賞者は…

日本漢字能力検定協会賞(36名)
全国検定振興機構 理事長賞(36名)
優秀賞(36名)
奨励賞(86名)
特別賞・家族の部(4組)
特別賞・個人の部(4名)


とのことでした。

10級~1級の12段階の級があり、年度3回なので、「協会賞」「理事長賞」「優秀賞」は12×3=36名ということですね。
過去の「協会賞」「理事長賞」などの受賞者は選考から外れますが、選考対象内の「トップ3」になります。

「奨励賞」は3名以内なので、この3倍の108名以内ということになりますが、今回は86名でした。
過去10年の奨励賞受賞者数を調べてみると、56~75名なので、今回はかなり多かったみたいですね。
これらの人数から想像するに、基本は2名で、同点で年齢もほぼ変わらない人が出た場合などに1~3名の間で調整するのかもしれません。
(ちなみに、私が受賞した年度の式次第で確認したところ、1級は各回2名ずつでした。)
こちらは、(選考対象の中で)「トップ5入り相当」というイメージで考えれば良いでしょうか…?

「特別賞」は年度での最年少合格などの基準で選ばれるようですね。

さて、以上を合わせると、1級での受賞者は16名前後と推測されます。
(仮にこの数字が正しいとすると、そのうち半数以上がツイッターの方で既に判明していることになります💦)

受賞された方が皆さん好成績であることは間違いありませんが、こうしてカウントしてみると、合格を目指している方であれば、受賞も十分目指すことができるものだと感じます。
というのも、過去受賞者の一部は選ばれない上に、合格者が50名あまりしかいない回もあるからです。
1級のリピーターの多さを考えると、選考対象外になる人の割合は多いと予想されるので、難しい回に合格できる実力があれば受賞の可能性は出てくるはずです。

実際、例えば初合格での受賞ということもそこまで珍しいことではありません。
漢検1級は難易度が一定でないので、難しい回で悔しい思いをした方が、次の回で一気に点数を伸ばして受賞するパターンも多いように思います。
受賞なんて自分には関係ないと感じられている方も、来年度にはもしかしたら受賞しているかもしれませんよ😊

最後に、受賞された皆さん、改めて受賞おめでとうございました!🙌🙌🙌

今後の対策について(R1-1に向けて)

本試験H30-3について(裏)」の続きです。
順番にお読みください。

この記事では、弊ブログの今後の方針を中心に書きます。

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本試験H30-3について(裏)

本試験H30-3について(表)」の続きです。
順番にお読みください。

今回は裏面についてです。

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