漢検1級模擬試験倉庫

スーパー類義語問題その6

類義語問題です。(対義語はありません。

1.沮喪 2.密偵 3.勝敗 4.寝台 5.怨嗟
6.茅屋 7.潤沢 8.行脚 9.思慕 10.墳墓
11.古蹟 12.鼓動 13.措信 14.怡楽 15.点竄

語群:[いびがとうかんごきゅうしけんれん
 さんじゅんしゅえいじょうふしんきせっこう
 ちょうえいちょうこんばっしょうほうそうりょうらい]

(↑語群の選択肢をクリックすると、線を引いて消すことができます。
ページの更新をしないと、元には戻せませんのでご注意ください。)

◇ヒント(読みを確認したい番号をクリックしてください)




 <ヒント全表示>  <ヒント全消去>



<解答の表示>





今回が今季最終回です。
来週は「H30-3直前模試」を公開します。

スーパー類義語問題(1~6)

「スーパー類義語問題」の「その1」~「その6」の問題を纏めたPDFを公開します。

「スーパー類義語問題(1~6)」というPDFで、問題、解答共に1ページです。
ただし、「ヒント」は載っておりません。

他の回の問題に解答のヒントが含まれる場合がありますので、その点はご注意ください。

ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

時間が経って見つけられない時のために、「スーパー類義語問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ



今週木曜日に「同音異義問題」、金曜日に「文章題書き取り問題」のPDFを出す予定です。
そちらも宜しければご活用ください(^^)/

文章題書き取り問題その5

文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[こんぱくないこうふくぼつふしゅうへんたく]

◇それは大崎の大崎義隆の臣の里見隆景から事起こって、隆景が義隆をして同じ大崎の巨族たる岩出山の城主氏家弾正を殺させんとしたので、弾正が片倉小十郎に因って政宗に援を請うたところから紛糾した大崎家の(1.)が、伊達対大崎の戦となり、伊達が勝てば氏家弾正を手蔓にして大崎を吞んで終おうということになったのである。ところが氏家を援けに出た伊達軍の総大将の小山田筑前は三千余騎を率いて、金の采配を許されて勇み進んだに関わらず、岩出山の氏家弾正を援けようとして一本槍に前進して中新田城を攻めたため、大崎から救援の敵将等と戦って居る中に、中新田城よりは後に当たって居る下新田城や師山城や桑折城やの敵城に策応されて、袋の鼠の如くに環攻され、総大将たる小山田筑前は悪戦して死し、全軍殆んど(2.)し、陣代の高森上野は婿舅の好を以て哀れみを敵の桑折の城将黒川月舟に請うて僅かに帰るを得た程である。(幸田露伴「蒲生氏郷」より)

◇文久二年、三十六歳、沖永良部島(3.)中。
朝に恩遇を蒙り夕べに焚坑。人世浮沈晦明に似たり。縦(たと)い光を回さざるも葵日に向かう。若し運を開く無きも意誠を推す。洛陽の知己皆鬼と為る。南嶼の(4.)独り生を窃む。生死何ぞ疑わん天の附与。願わくは(5.)を留めて皇城を護らん。
(西郷隆盛「遺篇」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[えきれいきじょうごびしそつれいしょ]

◇朕薄徳を以て忝く重任を承けたり。未だ政化を弘めず(6.)にも多く慙ず。古の明主は皆先業を能くして国泰らかに人楽しみ災い除かれ福い至れり。何の政化を修め能く此の道を臻(いた)さん。頃者(このごろ)年穀豊かならず、(7.)頻りに至り、慙懼交集りて、唯ひとり労して己を罪す。是を以て広く蒼生の為に遍く景福を求む。(亀井勝一郎「大和古寺風物誌」より)

◇而るに為憲と貞盛等と心を同じゅうし、三千余の精兵を率いて、恣に兵庫の(8.)戎具並びに楯等を出して戦を挑む。是に於いて将門(9.)を励まし意気を起こし、為憲の軍兵を討ち伏せ了わんぬ。時に州を領するの間滅亡する者其の数幾許なるを知らず、況んや存命の(10.)は、尽く将門の為に虜獲せらるる也。(幸田露伴「平将門」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>





このシリーズは、今週金曜日に公開する「その6」が今季最終回です。
来週は「H30-3直前模試」を公開します。

同音異義問題 その10

同音異義問題を出題します。(詳しくはコチラ

「続きを読む」をクリックしてご覧ください。

続きを読む

同音異義問題(1~10)

「同音異義問題」の「その1」~「その10」の問題を纏めたPDFを公開します。

「同音異義問題(1~10)」というPDFで、問題は7ページ、解答は2ページです。
各回の問題はページを跨いで載っているものもあります。
印刷された際には、順番を間違えないようご注意ください。

なお、PDFには「ヒント」は載せておりません。

ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

時間が経って見つけられない時のために、「同音異義問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ



明日は「文章題書き取り問題」のPDFを公開予定です。

文章題書き取り問題その6

文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[きょうこうざんこうせいひつちゅうばつとどく]

◇ところで、その上書なる物だが。そのなかで尊氏はこう訴えているのである。
 義貞と自分との、年来にわたる確執を述べ、つまるところ、このようなはめになったのも、ひとえに佞臣の(1.)によるもので、その張本は義貞であるとし、「――願わくば、乱将義貞(2.)の勅許をたまわりたい。つくすべき忠も、(3.)の輩が君の側らにはびこっていたのでは捧げようもない。君側の奸を一掃してのうえでなら、微臣たりとも海内(4.)のためどんな御奉公も決していとう者ではない。どうかご推量を仰ぎたい。(5.)謹言」
(吉川英治「私本太平記 -風花帖-」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[うだいかんかくかんばつけんたいようかい]

◇伊藤侯の発表したる宣言の大要は、既成政党の言動を論じて、或いは憲法の原則と相(6.)するの病に陥りたりと為し、或いは国務を以て党派の私に殉ずるの弊を致すと為し、或いは(7.)の大勢に対する維新の宏謨と相容れざるの陋を形したりと為せり。…(中略)…閣臣任免の本義に付いては曰く、抑閣臣の任免は憲法上の大権に属し、其の(8.)択用、或いは政党員よりし、或いは党外の士を以てす、皆元首の自由意思に存す。而して其の已に挙げられて輔弼の職に就き、(9.)の事を行うや、党員政友と雖も、決して外より之に(10.)するを得ずと。(鳥谷部春汀「明治人物月旦(抄)」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>





このシリーズは、今回が今季最終回です。
来週は「H30-3直前模試」を公開します。

文章題書き取り問題(1~6)

「文章題書き取り問題」の「その1」~「その6」の問題を纏めたPDFを公開します。

「文章題書き取り問題(1~6)A」「文章題書き取り問題(1~6)B」という2種類のPDFがあり、それぞれ問題は6ページ、解答は1ページです。

「分野別対策」の時と同様に、「文章題書き取り問題(1~6)A」通常の書き取り形式、「文章題書き取り問題(1~6)B」語選択の書き取り形式で出題しています。

語選択形式のPDFにも「ヒント」は載せておりませんので、ご注意ください。

ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

時間が経って見つけられない時のために、「文章題書き取り問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ



PDFを次々と公開しましたが、試験も近いですので、深追いにならないようご注意ください。
上手くご活用いただければ幸いです。

民族名・人名の熟字訓・当て字

これまでの記事で省いていた民族名と人名の熟字訓・当て字を出題します。
人名が出題されるかどうかは分かりませんが、出題範囲がどんどん広がっているので、念のための出題です。

民族名は5問、人名は23問、計28問です。
「◇」をクリックすると解答が表示されます。
また、記事の最後にも解答の一覧を載せておりますので、使いやすい方をお使いください。

「続きを読む」をクリックしてご覧ください。

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熟字訓・当て字書き取り問題 その1

今週から毎週木曜日に、熟字訓・当て字の書き取り問題を出題します。

漢検1級っぽくない(?)問題もありますが、範囲は各種国語辞典の見出しにも使われているものに限りました。
リーグの漢字の最終問題のような感じで(笑)、楽しんでいただければと思います。

1つの記事で20問出題しています。
なお、熟字訓・当て字でない別解のある問題もあり、必ずしも熟字訓・当て字で解答する必要はありません。



熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.コメカミに手を当てて考える。
2.商店にデッチ奉公する。
3.スゴロクのように一進一退する。
4.自身をフツツカモノだと謙遜する。
5.転々と各国をサスラう。
6.近くのイナリに参拝する。
7.年を取ってアクが抜けた。
8.度の過ぎたお世辞にヘドが出る。
9.武士がサカヤキの頭を搔く。
10.子供がダルマ落としで遊ぶ。
11.クグツ回しの芸を楽しむ。
12.原価が高くてソロバンが合わない。
13.親にイイナズケを決められる。
14.考えただけでムシズが走る。
15.過去のイキサツを説明する。
16.座布団の上でアグラをかく。
17.メマイを起こして倒れる。
18.従業員のナオザリな業務を注意する。
19.昔ながらのタタラ製鉄を行う。
20.ヨミの国から死霊がやってくる。



<解答の表示>


熟字訓・当て字書き取り問題 その2

熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.ソヨカゼが風鈴を僅かに揺らす。
2.カジ職人が刀を作る。
3.酒に酔ってヨロめき歩く。
4.茶寿のお祝いにヤシャゴも集まった。
5.タイマツで辺りを照らす。
6.金のワラジで尋ねる。
7.状況にフサワしい言葉を選ぶ。
8.美しい所作に思わずミトれる。
9.妊婦が激しいツワリに襲われる。
10.世に悪がハビコる。
11.大きなシメナワが掛かっている。
12.引く手アマタの人気者である。
13.イシコロを蹴飛ばして歩く。
14.マスラオ振りの和歌を味わう。
15.立ちっぱなしで足がムクむ。
16.チャブダイを囲んで団欒する。
17.思春期の子供がニキビを気にする。
18.ハシカが再び流行する。
19.カワラケで酒を飲み交わす。
20.リリしい顔つきをしている。



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熟字訓・当て字書き取り問題 その3

熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.油断してシッペガエしを受ける。
2.ドテラを着て寒さを凌ぐ。
3.惚れた目にはアバタも靨。
4.デクの坊だと揶揄される。
5.とてもシラフでは言えない。
6.祈年祭でノリトを上げる。
7.カゴに乗って街道を行く。
8.ウヌボれて調子に乗る。
9.契約をホゴにする。
10.恐怖のあまりワナナいた。
11.ハエナワ漁船に乗りこむ。
12.身の毛もヨダつ恐ろしさだ。
13.体中にアセモができる。
14.髪にフケが付いている。
15.時代劇の俳優がタテを習う。
16.戦いのノロシが上がる。
17.オイランに扮して練り歩く。
18.雑巾でカラブきする。
19.チョンマゲ頭を叩いて見れば因循姑息の音がする。
20.競技場は興奮のルツボと化した。



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熟字訓・当て字書き取り問題 その4

熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.恐れおののいてヒレフす。
2.オイテに帆を上げる。
3.ヒワダ葺きの屋根が見える。
4.あかりをつけましょボンボリに。
5.行列がジュズ繫ぎになって進む。
6.威圧的な空気をヒシヒシと感じる。
7.スリの被害にあう。
8.アイニク持ち合わせがない。
9.ドブロクを飲んで酔っ払う。
10.イタイケな子供に同情する。
11.人生のタソガレを迎える。
12.目的地までヒタスラ走る。
13.甘いセリフで誘惑する。
14.散歩をしてツレヅレを慰める。
15.田舎のノドカな景色が広がる。
16.熱に浮かされてウワゴトを言う。
17.噓を見抜かれてメッキが剝げる。
18.事情は斯く斯くシカジカである。
19.夏場にカタビラを着る。
20.図星を指されてウロタえる。



<解答の表示>


第二版訓読み問題 その1

今週から来週水曜日までの「大見出し語表からの問題」のリニューアル記事は「逆・対義語類義語問題」を出題していますが、元の対類問題で関連する訓読み問題を既に出題しているため、おまけ問題を追加しておりません。

新出の問題が無いことになるので、急遽訓読み対策の記事を別に出すことにしました。
来週金曜日のリニューアル記事にはおまけ問題の追加があるのですが、それも僅かなので、今週と来週の月水金で、合わせて6つの記事を出す予定です。

出題する内容は漢検辞典の第二版で追加された訓読みです。
音熟語に対応する訓読みを答えてください。

1つの記事につき10問ずつ出題します。
解説というほどのものではありませんが、一部の問題には、出題漢字に関する情報を載せておりますので、参考にしていただければと思います。

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第二版訓読み問題 その2

訓読み問題を出題します。(詳しくはコチラ

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熟字訓・当て字書き取り問題 その5

熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.この程度のことならタヤスい。
2.歩き回ってクタビれる。
3.ジュバンの上から着物を羽織る。
4.少しの間返事をタメラった。
5.ミゾオチを殴られて苦しむ。
6.炬燵に入ってマドロむ。
7.モンドリを打って倒れた。
8.キザな告白をして断られる。
9.タマズサ一通を受け取る。
10.ささいなことでツムジを曲げた。
11.シニセの旅館で一泊する。
12.神社でオミクジを引く。
13.ツチクレを摑んで投げつける。
14.シャレコんでいそいそと出かける。
15.舟がミオツクシを辿って行く。
16.ムツキの内から厳しい躾を受ける。
17.美濃の蝮とアダナされる。
18.ニベ無く断られる。
19.手にマメができる仕事だ。
20.手マメに仕事する。



<解答の表示>





(お知らせ)
来週は一旦「熟字訓・当て字」から離れて、それ以外の「特殊な読み」(重箱読みや湯桶読みも含む)の書き取り問題を出題します。

「熟字訓・当て字書き取り問題 その6」は、3週間後の4/11(木)に公開予定です。

第二版訓読み問題 その3

訓読み問題を出題します。(詳しくはコチラ

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第二版訓読み問題 その4

訓読み問題を出題します。(詳しくはコチラ

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第二版訓読み問題 その5

訓読み問題を出題します。(詳しくはコチラ

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第二版訓読み問題 その6

訓読み問題を出題します。(詳しくはコチラ

これまでは1級漢字の訓読みを出題してきましたが、今回は準1級漢字の訓読みを出題します。

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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その1

今週から6週間に亘って、「準1級熟語対策」シリーズを公開します。
タイトル通り、メインは準1級漢字を含む熟語の対策です。
「分野別対策」シリーズの時と同様、月水金の週3回記事を出します。

難易度は準1級漢字の対策(≠準1級の対策)をどれだけしているかによると思いますが、難しいと感じる方が多いのではないかと予想しています。
尚、下の問題の出題側の熟語を見ていただければ分かる通り、出題自体が準1級の範囲に含まれているわけではありませんので、準1級受検の対策としては適さないと思われます。
その点は十分ご注意ください。

月曜日は「対義語・類義語問題」です。
対義語問題の出題は大変なので、対義語問、類義語問の比率で出題します。

早速本日分の出題です。



対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.曩祖 2.妖孼 3.第宅 4.明亮
5.献替 6.巌棲 7.戎器 8.飛泉 9.興替 10.玉葉

語群:[えいきょおうめいがんこきょうひつこういん
 さいひずいげんすいれんほうてきりょうえん]

<ヒントの表示>




<解答の表示>


準1級熟語対策 語選択問題その1

「準1級熟語対策」シリーズ、水曜日は「語選択問題」です。(シリーズ全体の説明はコチラ

ダミーも準1級漢字を含むものを中心に選びました。
ややこしいものもあると思いますので、混乱しないようご注意ください。



語選択問題です。

1.若く経験が浅いこと。また、未熟者。
2.落ち着いて物事に動じないこと。
3.大空。また、遥か遠いところ。
4.日常の生活。
5.取るに足りない者。

語群:[きがけいろくこうふんじんろう
 そはいちんきへきらくほうてい]

6.他人の犯罪に関わり罰せられること。
7.仕官を願うこと。また、幸福を求めること。
8.金銭のこと。
9.初学者にわかりやすく書かれた書物。
10.俗界を避け心静かに暮らすこと。

語群:[あとぶつえんせいかんろくけんれん
 せいちちゅうそべんもうるいざ]

<ヒントの表示>




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熟字訓・当て字書き取り問題 その6

三週間ぶりの「熟字訓・当て字書き取り問題」です。
今回と次回は生物名の熟字訓・当て字です。
制限が無いと範囲が膨大になってしまうため、諺の見つかったもののみを出題します。



熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.ケラの水渡り。
2.モズの速贄。
3.サンマが出ると按摩が引っ込む。
4.クラゲの風向かい。
5.ショウガは田植え歌を聞いて芽を出す。
6.カゲロウの命。
7.ホオズキと娘は色づくと虫が付く。
8.時至ればミミズも竜になる。
9.ナマコの油揚げを食う。
10.ワサビと浄瑠璃は泣いてほめる。
11.浮世はヘチマの皮頭巾。
12.猫がクルミを回すよう。
13.口開けて腸見するザクロかな。
14.鳥なき里のコウモリ
15.クワイの金団。
16.アヒルの脚絆。
17.カタツムリの角争い。
18.キツツキの子は卵から頷く。
19.ハコベが花を閉じると雨。
20.オシドリ夫婦。



<解答の表示>


準1級熟語対策 文章題書き取り問題その1

「準1級熟語対策」シリーズ、金曜日は「文章題書き取り問題」です。(シリーズ全体の説明はコチラ
選択形式の文章題書き取り問題の説明は、分野別対策の記事をご覧ください。

この分野でも準1級熟語をメインにしていますが、文章中に都合良く準1級熟語が出てくる訳ではないため、準1級熟語以外もある程度出題しています。
考える範囲が広くなる分難しくなると思いますが、ヒントを上手くご活用の上、取り組んでいただければと思います。



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[かいごきくもんぞうひんとひもうろう]

◇紳士はポケツトを探って、原稿用紙と万年筆とを出した。外では歳暮大売り出しの楽隊の音がする。隣のテエブルでは誰かがケレンスキイを論じ出した。珈琲の匂い、ボイの註文を通す声、夫からクリスマス樹(トリイ)――そう云う賑やかな周囲の中に自分は苦い顔をして、いやいやその原稿用紙と万年筆とを受け取った。それで書いたのが、この何枚かの愚にもつかない饒舌である。だから(1.)杜撰の責めは寧ろ今自分の前に坐っている、容貌(2.)な紳士にあって、これを書いた自分にはない。(芥川龍之介「饒舌」より)

◇京城の繁華の地区には窃盗が極めて多く、その出没すこぶる巧妙で、なかなか根絶することは出来ないのである。
 趙尚書が臨安の尹であった時、奇怪の賊があらわれた。彼は人家に入って賊を働き、必ず白粉をもってその門や壁に「我来也」の三字を題して去るのであった。その逮捕甚だ厳重であったが、久しいあいだ捕獲することが出来ない。
 我来也の名は(3.)に喧伝して、賊を捉えるとはいわず、我来也を捉えるというようになった。
 ある日、逮捕の役人が一人の賊を牽いて来て、これがすなわち我来也であると申し立てた。すぐに獄屋へ送って(4.)したが、彼は我来也でないと言い張るのである。なにぶんにも証拠とすべき(5.)がないので、容易に判決をくだすことが出来なかった。
(岡本綺堂「中国怪奇小説集 -異聞総録・其他-」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[えんぴかいこうごはんしょくしょうちしつ]

◇然るに彼等は夜と共に戸を閉じ窓を閉じることを忘れない。且つ又これに鍵をかけ、ネヂを差しこみ、閂をかけることを怠ることがないのである。案ずるに、かく外界との交渉を遮断して益々油断に耽ろうという魂胆にまぎれもないが、ひとつには、即ちこれ泥棒を要心する為に外ならない。
 然らば彼等は意識せずして女房子供以外の他人を信用せず、油断すべからざる所以を感知しているのである。折あらば秘かに金を盗もうとする人士の存在を(6.)し、客席から(7.)をのばしてハムマーで運転手を殴ったりピストルをぶっぱなす人士の存在を疑っているわけではない。即ち彼等の認識は必ずしも根柢的に愚劣ではなく、時に正鵠を射ているものがあるのである。
(坂口安吾「総理大臣が貰つた手紙の話」より)

◇去冬、皇政維新。纔かに三職を置き、続いて八局を設け、事務を分課すと雖も、兵馬倉卒の間、事業未だ(8.)せず。故に今般、御誓文を以て目的とし、政体職制、被相改候は、徒に変更を好むにあらず、従来未定の制度規律相立候訳にて、更に前後異趣に無之侯間、内外百官、此の旨を奉体し、確定守持、根拠する所あって、疑念するなく、各其の(9.)を尽くし、万民保全の道、開成永続せんを要するなり。(蜷川新「天皇 -誰が日本民族の主人であるか-」より)

◇日本は国としては、世界に於ける列強の(10.)となったのである、少なくとも世界に於いて、指を屈する強大国となったのである。(大隈重信「平和事業の将来」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>


準1級熟語対策 対義語・類義語問題その2

「準1級熟語対策」シリーズの対類問題です。(詳しくはコチラ



対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.荒瘠 2.譲誚 3.起碇 4.妨礙
5.開闢 6.去就 7.彷彿 8.蠹魚 9.竜旗 10.胚胎

語群:[いきかんゆうごうしょこうよくしょちゅう
 すいかすうしゃびょうはくほうがほよく]

<ヒントの表示>




<解答の表示>


準1級熟語対策 語選択問題その2

「準1級熟語対策」シリーズの語選択問題です。(詳しくはコチラ



語選択問題です。

1.光り輝くさま。
2.詩文の才に富んでいること。
3.命の終わるまでの間。終身。
4.他の勢力を支配下に置くこと。
5.大地。また、皇后の徳。

語群:[えいだつかくしゃくごうりゃくこんぎ
 しゅうちょうひっせいへいどんりょうい]

6.自分の才能や学識を隠すこと。
7.医者のこと。
8.伸び育つこと。のびのびしていること。
9.化粧。また、化粧をした美人。
10.書物をあらわすこと。

語群:[かいぞうがりょうけんでんせんじゅつ
 ちょうたつとうけいかふんたいれんちゅう]

<ヒントの表示>




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熟字訓・当て字書き取り問題 その7

熟字訓・当て字の書き取り問題です。

1.ヒバリの口に鳴子。
2.ソバの花も一盛り。
3.米搗きバッタが礼に来たよう。
4.カモシカのような脚。
5.猫にマタタビ
6.アメウシに腹を突かれる。
7.杯にボウフラがわく。
8.ウドの大木。
9.蛙の頰被り、トンボの鉢巻き。
10.イカの甲より年の功。
11.クモの子を散らす。
12.ナメクジに塩。
13.一樫二グミ三椿。
14.ツゲの小櫛。
15.あの声でトカゲ食らうかホトトギス。
16.あの声でトカゲ食らうかホトトギス
17.いずれアヤメかカキツバタ。
18.いずれアヤメかカキツバタ
19.遠くのバラより近くのタンポポ。
20.遠くのバラより近くのタンポポ



<解答の表示>





「熟字訓・当て字書き取り問題」シリーズは今回が最終回です。
お付き合いいただき、ありがとうございました😊

熟字訓・当て字書き取り問題(1~7)

「熟字訓・当て字書き取り問題」シリーズの問題を纏めたPDFを公開します。

内容は、「熟字訓・当て字書き取り問題」の「その1」~「その7」と、「特殊な読みの書き取り問題」を含めました。
記事を公開した順序と同じ順序で問題を並べています。

PDFのタイトルは「熟字訓・当て字書き取り問題(1~7)」で、問題4ページ、解答3ページ、計7ページです。

ダウンロードはコチラから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

時間が経って見つけられない時のために、「熟字訓・当て字書き取り問題」の検索結果画面をリンクしておきます。→コチラ

上手くご活用いただければ幸いです。

準1級熟語対策 文章題書き取り問題その2

「準1級熟語対策」シリーズの文章題書き問題です。(詳しくはコチラ



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[いつびえんそうきょくひどうあくほうし]

◇彼をしてそれほど兇暴な態度に出でしめ、而も其の最後迄事実を否認してあらゆる彼の敵に反抗せしめた原因は抑抑いずこにあったか。乃至、彼は其の生来(1.)人であったが、事件の内容たりし殺人の真相はいかがであったか。これらについて其の半面の真相を知る者として、証人の一人であった自分亦これを言う権利と義務があろう。従来彼を狂人と云い、猛獣同様に取り扱った官憲の非は勿論、同時に彼を(2.)弁護して、完く無罪、冤罪だと言いふれた者の非をも撃たねばなるまい。(甲賀三郎「支倉事件」より)

◇支那の歴代を通覧すると、塞外経営に力を尽くした時代も尠なくない。その時代毎に相当の人物も出て居る。併しその功業に於いて、その人物に於いて、班超の前に班超なく、班超の後に班超がない。梁啓超が曽て班超を賛して、(「斯眞世界之大英雄」などと称賛する内容)と申して居るが、必ずしも(3.)過褒といえぬ。(桑原隲蔵「東漢の班超」より)

◇至誠の域は、先ず慎独より手を下すべし。間居即ち慎独の場所なり。小人は此処万悪の(4.)なれば、(5.)柔惰の念慮起こさざるを慎独とは云うなり。是善悪の分かるる処なり、心を用ゆべし。(西郷隆盛「遺訓」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[かかざいのうせつせつひりんらくばく]

◇だが、自分の死期の迫ってるのを十分知りながら余り豊かでない(6.)から高価の辞典を買うを少しも惜まなかった紅葉の最後の逸事は、死の瞬間までも知識の欲求を決して忘れなかった紅葉の器の大なるを証する事が出来る。(内田魯庵「硯友社の勃興と道程 -尾崎紅葉-」より)

◇今日死を決するの安心は四時の順環において得るところあり。
 けだし彼の(7.)を見るに、春種し、夏苗し、秋刈り、冬蔵す。秋冬に至れば人みなその歳功の成るを悦び、酒を造り醴を為り、村野歓声あり。いまだかつて西成にのぞんで歳功の終わるを哀しむものを聞かず。
(吉田松陰「留魂録」より)

◇「自分はさっきまで、本朝に(8.)を絶した大作を書くつもりでいた。が、それもやはり事によると、人並に己惚れの一つだったかも知れない。」
 こう云う不安は、彼の上に、何よりも堪え難い、(9.)たる孤独の情を齎した。彼は彼の尊敬する和漢の天才の前には、常に謙遜である事を忘れるものではない。が、それ丈に又、同時代の(10.)たる作者輩に対しては、傲慢であると共に飽く迄も不遜である。その彼が、結局自分も彼等と同じ能力の所有者だったと云う事を、そうして更に厭う可き遼東の豕だったと云う事は、どうして安々と認められよう。
(芥川龍之介「戯作三昧」より)

<ヒントの表示(6~10)>



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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その3

「準1級熟語対策」シリーズの対類問題です。(詳しくはコチラ



対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.晏起 2.驍果 3.迂鈍 4.放伐
5.巫覡 6.遊蕩 7.修繕 8.火輪 9.醜詆 10.周旋人

語群:[きょうじゃくけいあんしゅくこうせきうそうけい
 たんらくねぎひきほていゆうじょう]

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準1級熟語対策 語選択問題その3

「準1級熟語対策」シリーズの語選択問題です。(詳しくはコチラ



語選択問題です。

1.君主の世継ぎ。皇太子。
2.詩文の添削。
3.陸と海とから兵糧を運ぶこと。
4.財産を使い果たすこと。
5.度重なること。

語群:[かくがたんできちょしてんそう
 とうじんとれつふせいるじ]

6.天子がお忍びで出かけること。
7.みだらな俗曲。
8.国をひらきはじめること。
9.ねんごろで手厚いこと。
10.学問や芸術における指導的団体。

語群:[えいらんえんしゅつかんりんいんせきじゅ
 ちょうこくていせいゆうあくりょうじょ]

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準1級熟語対策 文章題書き取り問題その3

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文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[えいりょきょうくぎょうこうちょうこうりゅうしゃく]

◇…「どうしてですか」「みかどのお心も」「でもお上には左中将との一約、ぜひもなければと私へお言いふくめでございました」「約束と仰せられて」「はい」「……約束とな」
 あとの呟きはほとんど口のうちだった。義貞は心のちぢむ思いがした。忠顕から洩れ聞いていた(1.)とはやはり一時のお戯れではなかったのか、と。
 どうしよう。急に彼は惑った。むかしには源三位頼政が菖蒲ノ前を主上から賜わったというはなしはある。が、自分の上にそんな(2.)がめぐんで欲しいなどとは思いもしていなかった。――忘れかねるという想いを率直に忠顕へ洩らしただけのことである。もしこの勾当の内侍がみかどにとって(3.)もただならぬ愛妃であったとしたら、それをねだッた自分はいとも罪深い者になろう。(4.)といっても言い足りはしない。ただただ申しわけないかぎりである。
(吉川英治「私本太平記 -風花帖-」より)

◇次に遊行上人の事が書いてある。手紙を書いた文政十一年三月十日頃に、遊行上人は駿河国志太郡焼津の普門寺に五日程、それから駿河本町の一華堂に七日程(5.)する筈である。さて島田駅の人は定めて普門寺へ十念を受けに往くであろう。(森鴎外「寿阿弥の手紙」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[うんいがじゅんこうこじんぜんよじん]

◇推古天皇の御代を、そういう危かった時代といっていいかどうか分からないが、思想上にも、国政上にも、どうしても解決しなければならない重大問題が前代から山のようにたまったままになっていて、ここで一歩をあやまれば取りかえしのつかないような事になるし、しかも最早一日も(6.)していられない土壇場に押しつめられたような時代であった。幸いにも、その時聖徳太子のような(7.)の大天才が此の世に顕れて一切の難事業を実に見事に裁決させられた。(高村光太郎「美の日本的源泉」より)

◇余は書においては皆無鑑識のない男だが、平生から、黄檗の高泉和尚の筆致を愛している。隠元も即非も木庵もそれぞれに面白味はあるが、高泉の字が一番蒼勁でしかも(8.)である。今この七字を見ると、筆のあたりから手の運び具合、どうしても高泉としか思われない。(夏目漱石「草枕」より)

◇隅田、高橋の両武将が、もろくも正成のために渡辺の橋で破られ、関東の武威を失墜するや「…(中略)…今の場合を観じまするに、戦いの勝敗そのものを、(9.)いたす時にてはござりませぬ。何はあれ一人にても駈け向かい、落ちました関東の武威を揚げますこと、肝要のことかと存ぜられまする」と、こう言上して向かって来た公綱であった。
 決死の程が想像されよう。
 さて、然(そ)うドッと鬨をあげた。
 然るに答える者はなく、駈け出して来る兵もなく、楠氏の陣営には、焚きすてられた篝が、(10.)を上げているばかりであった。
(国枝史郎「赤坂城の謀略」より)

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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その4

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対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.炎暑 2.復飾 3.浄土 4.嫡出
5.学生 6.密偵 7.雑兵 8.版図 9.午餉 10.前蹤

語群:[かんちょうきかんこてつしがんしょうふく
 しょくゆうせいきんそうとうちゅうさんていど]

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同音異義問題 その11

今週から、「同音異義問題」シリーズを再開します。
出題形式の説明は、コチラをご覧ください。

これまでも難易度は高かったと思いますが、今回からは1級大見出しの出題が少なくなるため、更に難易度が高くなっていると思われます。
混乱する可能性もありますので、挑戦される際には十分ご注意ください。

ヒントは可能な限り付けましたが、直前や直後の語がヒントになっている場合や直接的なものは避けたため、付いていないものもあります。
従って、ヒントが付いていない問題が必ずしも易しい問題という訳ではありませんので、予めお含みおきください。

それでは、今回の問題です。
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準1級熟語対策 語選択問題その4

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語選択問題です。

1.こころみること。
2.多数の男性に呼びかける語。みなさん。
3.すみずみまでゆきわたること。
4.寄り集まって相談すること。
5.不正などの悪いものを取り除くこと。

語群:[かくせいきゅうしゅこうだんしゅうそう
 しょうししょげんだいこうれんこう]

6.一人がすぐれて美しいこと。
7.時勢にうとい人。田舎者。
8.堪えて固く節操を守ること。
9.心がねじけていて、道理にそむくこと。
10.天子や天皇が父母の喪に服する期間。

語群:[きょうこつこうちょうしょうびそうよう
 そうらいしりょうあんれんぽろうれい]

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準1級熟語対策 文章題書き取り問題その4

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文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[えんげきかじゅうかんきゃくけんよぼうあつ]

◇そもそも小説家のおのれが身の上にかかわる事どもそのままに書き綴りて一篇の物語となすこと西洋にては十九世紀の始めつ方より漸く世に行われ、ロマンペルソネルなどと称えられて今にすたれず。即ちゲーテが作『若きウェルテルの愁い』、シャトオブリヤンが作『ルネエ』の類いなり。わが国にては紅葉山人が『青葡萄』なぞをやその(1.)とすべきか。近き頃森田草平が『煤煙』小栗風葉が『耽溺』なぞ殊の外世に迎えられしよりこの体を取れる名篇(2.)漸く数うるに遑なからんとす。(永井荷風「矢はずぐさ」より)

◇一方官軍は三軍を編成し、正行は弟の正時と共に第一軍を率い、次郎正儀は東条に留守軍となって居た。吉野朝廷からは北畠親房が老軀を提げ、和泉に出馬し、堺にある師泰に対抗して居た。亦四条隆資は、河内等の野伏の混成隊を以て、生駒山方面の敵を牽制して居る。『太平記』は正行の奮闘は詳説するくせに、此等の諸軍の動静を(3.)して居るが、師泰なんか四条畷戦後、北畠軍に大いに進軍を(4.)されて居るのである。
 正行直属の兵は凡そ一千人位で、当時大和川附近の沼沢地に陣して居た師直の本営を(5.)す可く突撃隊を組織した。
(菊池寛「四条畷の戦」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[きんようぜっしょうひょうびょうぶじりゅうぐう]

◇以上未熟な考察の一部をしるして貴重なる本誌の紙面をけがし読者からのとがめを招くであろうことを恐れる。紙数の限りあるために意を尽くさない点の多いのを遺憾とする。ただ量的にあまりに抽象的な、ややもすれば知識の干物の貯蔵所となる恐れのある学界の一隅に、時々は永遠に若い母なる自然の息を通わせることの必要を今さららしく強調するためにこんな(6.)を連ねたに過ぎないのである。(寺田寅彦「量的と質的と統計的と」より)

◇民間にて一般に用いきたれる御水や御札やあるいは(7.)の類までも、みな人をして安心せしむるを目的とするに相違なけれども、訳も道理も分からずに盲目的にこれを用うるからして、一時の後はたちまち心が動き出して、さらに大いに迷うようになります。(井上円了「おばけの正体」より)

◇月の名所は桂浜といえる郷里のうた、ただ記憶に存するのみにて、幼少の時より他郷に(8.)して、未だ郷にかえりたることなければ、まことはその桂浜の月見しことなけれど、名たたる海南(9.)の地の、危礁乱立する浜辺に、よりては砕くる浪の花しろく、九十九湾(10.)として烟にくるる夕雲をはらいはてし秋風を浜松の梢にのこして、長鯨潮を吹く浪路の末に、一輪の名月あらい出だされたらんは、如何に心ゆくべきかぎりぞや。(大町桂月「月譜」より)

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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その5

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対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.新奇 2.周密 3.令閨 4.万斛
5.鳳輦 6.激湍 7.悲愴 8.野乗 9.脱獄 10.別品

語群:[いっきくきゅうだんけいさいこっしょさんそ
 ちんとうはいしはろうゆうぶつりゅうが]

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同音異義問題 その12

同音異義問題を出題します。(詳しくはコチラ

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準1級熟語対策 語選択問題その5

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語選択問題です。

1.宵の明星。
2.美しい声のたとえ。
3.朝廷の評議。
4.僧侶が新たに一寺の住職となること。
5.天子の棺。

語群:[おうぜつかしゃくしきゅうじょうよ
 しんざんちょうこうていだんびょうぎ]

6.手紙。書簡。
7.建築物が出来上がること。
8.ぼろ布で作った袈裟。
9.心を許し合った交友。
10.よく研究し尽くすこと。

語群:[がんしょかんせんかんそうしゅんせい
 ふんぞうえほしゃもんじんらんけい]

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常用四字熟語800チェック表

先日、漢検ブログ「つばさ 漢検1級記」さんの記事「四字熟語を覚えた方法」を拝見しました。
こちらでは四字熟語の学習法が紹介されていますが、その方法を参考に自分自身の復習用の資料を作成してみました。

常用四字熟語800チェック表

内容は「常用四字熟語800」の記事にある常用四字熟語をランダムに並べたものです。
上の二字のチェックが一通り済んで、それなりに活用できることが分かったので、PDF形式で公開したいと思います。

以下、注意点です。

・PDF名は「常用四字熟語800チェック表」で、1ページにつき100の四字熟語が纏まっており、計8ページです。

・紹介されている方法では、四字全てを漢字で記した項目の行がありますが、紙の幅の関係で、その行はカットしています。
(要するに、「上二字がひらがな」の行と「下二字がひらがな」の行の二行のみです。)

・四字熟語には1~800の通し番号を振っています。

・中間に「の」の読みが入る四字熟語は、どちらの行にも「の」を含めておりません。

・複数解答のあるものもあると思いますが、ここでは載せておりませんので、お手数ですが各自でご確認ください。

↓ダウンロードはコチラから
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

「常用四字熟語800」の検索結果画面はコチラ



今回、常用四字熟語を選んだのは、1級漢字とは違って、常用漢字はそこまで書かなくてもある程度の復習が可能だと考えたからです。
印刷して縦半分に折った状態が使いやすいと思いますが、片方の漢字二字を手で隠しながら答えを思い浮かべていく方法だと、短い時間で多くの四字熟語が確認できるのではないかと思います。

なお、常用四字熟語の対策を一度もしていない状態では、この資料はあまり適さないかもしれません。
まずは、実際に四字熟語を書いて、意味を調べながら対策することをオススメします。
つばささんのように、手書きで資料を作成するのも、記憶に定着しやすくてとても良いと思います。

簡単すぎて殆ど意味のない問題もありますが💦、適宜取捨選択してご活用いただければ幸いです。

準1級熟語対策 文章題書き取り問題その5

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文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[いんじゅうだいきゅうていとんとうろうれつ]

◇およそ一国の政治を革新して国威を(1.)に発揚するには、上から来るものと下から来るものとの二途がある。上から来るものとは為政者の努力と手腕とに倚るものを指し、下から来るものとは国民の覚醒に依る場合を意味する。例えば十八世紀末葉の英国の如きは、ピットという不世出の英雄に依って議会の権威を確立すると共に、大陸戦争のために疲弊の極度に達せる国勢を挽回したのである。英国の政治は十八世紀の初年から、かのワルポールの賄賂政策のため甚しく腐敗し、それから引き続きジョルジ三世が王権を再興するがため(2.)なる手段を採りて議会に於ける自己の勢力を扶殖せんとするあり、ために七、八十年ほどは非常に憂うべき状態にあったのである。然るにこの永年の悪習を打破し、議会をしてかくのごとき誘惑より独立せしめ、ついに人民の権威を(3.)よりも重からしめたのは、ひとえにかの小ピットの大なる感化であった。無論ピットといえどもその背後に輿論の力が無かったならば、あれだけの偉業は成し遂げられなかったかも知れぬが、とにかく帝室の信頼も薄く、また貴族の気受けも甚だ面白くなかったに拘わらず、一度宰相の(4.)を帯びて廟堂に立つや、あたかも天馬空を行くの勢いを以てこの大改革をなし、更に外国に対しても国威を発揚するを過たず、かのナポレオンが欧州を侵略するに当たっても、英国に対してはついに一指をも染めさせなかったのは、慥かにその手腕の非凡なるものありしがためである。(大隈重信「選挙人に与う」より)

◇また、物を盗み人を殺す者といえども、自ら利して自己の平安幸福をいたさんと欲するにすぎず。盗んでこれを匿し、殺して(5.)するは何ぞや。他の平安幸福をば害すれども、おのずから害するを好まざるの証なり。(福沢諭吉「教育の目的」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[いんきょかのうしんしほうこうめんこう]

◇こうして、あらかじめ、国宝と、それに準ずる重要美術品を集めて置くことは、つまり、国家に代わってこれを保護する役目にもなる。関守氏としては、個人の趣味を満足せしめ、その蒐集慾を満喫することになるのだが、その結果は放漫に終わるのではない――ということを能弁に任せて、こまごまとお銀様に向かって説き立てるのであります。
 それがわからないお銀様ではない。関守氏の提案はことごとく(6.)せられて、女王はその財産の若干をこれに向かって支出することを厭わない(7.)を与えました。
(中里介山「大菩薩峠 -山科の巻-」より)

◇軽井沢に到りて宿る。既に信州なり。
 翌、徒に旦出でて雲靄の中に(8.)す。雲霧未だ散ぜず。浮々然として面を掠めて去る。地は海上三千余百尺、誠に高燥にして神心転た爽快ならずんばあらず。既にして身を客車の一隅に据ゆれば、天漸く朗かにして回顧豁然たり。山彙の遠く(9.)するを睥睨するが如き緩峯、北方に侍立す。鬱樹(10.)として蔭闇し、碓氷の難険は蓋し其の間に通ずるの道なり。
(長塚節「草津行」より)

<ヒントの表示(6~10)>



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準1級熟語対策 対義語・類義語問題その6

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対義語・類義語問題です。1~が対義語、~10が類義語の問題です。

1.汚臭 2.黎明 3.老衲 4.北堂
5.遊学 6.不腆 7.久淹 8.呼息 9.標準 10.玉音

語群:[けいこうけんきんこうこんじょうくすいきょ
 すうそうちんていとうりゅうふきゅうほうせい]

<ヒントの表示>




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同音異義問題 その13

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準1級熟語対策 語選択問題その6

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語選択問題です。

1.武器。また、戦争。
2.役に立たない人。
3.清らかで、やわらいでいること。
4.墓参り。
5.美人の眉。

語群:[じんかいせいぼくそうがそうたい
 そうびょうちょざいふんじょうへいげき]

6.他人の説の誤りを論じ、攻撃すること。
7.悪強くて善を受けいれないこと。
8.すきまなく並んでいること。
9.夜叉の異称。
10.反乱や暴動を抑え、人民を安んずること。

語群:[きょうぎょしっぴしょうしつきしんきゅう
 ぜっぽうちんぶひぞくべんばく]

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準1級熟語対策 文章題書き取り問題その6

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文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[きょうどうそうそちゅうたいびゅうでんぼうかん]

◇黒田新開拓使次官が樺太に出発するのは、まえに記したように明治三年七月二十七日のことである。そのとき彼の方針に、ロシアにたいする融和政策とアメリカに拠る北海道開発という構想がもたれていたことはたしかだろうと私は推定する。
 「アラバマ号問題」は、一八七〇(明治三)年十二月五日のグラント大統領の例年教書で、がぜん再度の英米緊張をもたらす。この「脅迫的教書」は、「ことのなりゆきでは、アメリカ大陸とヨーロッパ列強との(1.)が、断ち切られるのは遠くない」と言明している。そのような空気のアメリカへ、伊藤がまずわたり、西園寺がわたり、黒田開拓使次官がわたってゆくのである。
 明治四年十一月十二日、こんどは日本政府そのものが、わたってゆく。大使岩倉右大臣、副使木戸参議、大久保内務卿、伊藤工部大輔以下七十名。開拓使女子留学生たちもまじっている。駐日公使デ・ロング夫妻が、晴れの(2.)役となって、同船している。
(服部之総「黒田清隆の方針」より)

◇近年、著書の(3.)に現るるもの甚だ多し。その書の多き、随って誤聞(4.)もまた少なからず。(木村芥舟「瘠我慢の説 -福沢先生を憶う-」より)

◇建文の初めに当たりて、燕を憂うるの諸臣、各意見を立て(5.)を上る。中に就いて敬の言最も実に切なり。(幸田露伴「運命」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[かいていかくれいかつだいきゅうしばんかん]

◇およそ今日の大勢に抗し武備をもって一国の生活を維持するものは必ず過去のやむべからざる事情あるがゆえなり。しかしてその事情においてもっとも重なるものは、〔第一〕内部の結合薄弱にしていまだ強迫の威力を仮らざるべからざるもの存すればなり。…(中略)…ややもすれば分解せんとするの勢いあるがために、またあるいはその政府なるもの、人民を、すなわち人民の実情実利を代表するあたわず。これがために風声(6.)その位置の危険なるに恐れ、ためにやむをえず武力を仮りて国を維持せざるべからざるの苦策を行うことあり。すなわちオーストリアのハンガリーにおけるはその人種・国体の異なるがためなり。トルコのセルビア、ルーマニアにおける、英国のアイルランドにおける、その人種・国体・風俗・言語・宗教の相異なるあるがためなり。露国のごときは一はその土地一個の政治の版図としてあまりに(7.)にして、またことにその人民と政府と相(8.)するがためなり。米国南北戦争のごときはその南北の利益相反したるがためなり。(徳富蘇峰「将来の日本」より)

◇僕はこの先生とこんな話をしながら、ニコチンとアルコオルとをちゃんぽんに使った。そうしたら、しくしく胃が痛くなり始めた。
 所が、その痛みは士官次室を失敬した後でも、まだ執拗(しつこ)く水おちの下に(9.)している。そこで僕はTに仁丹を貰って、それを嚙みながらケビンのベツドの上へ這い上がった。そうして寝た。
(芥川龍之介「軍艦金剛航海記」より)

◇全部千章もある中から特に面白そうな説話、ことに児童の了解に適うものを抜いて、本書の一斑を示そうと試みるのは、稍むずかしい業であるが、他日原本を手にするまでの(10.)として上の三十篇を挙げることにした。(和田萬吉「父兄の方々に」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>





「準1級熟語対策」シリーズはひとまず今回で終了です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

準1級熟語対策(1~6)

「準1級熟語対策」シリーズの問題をPDFに纏めました。

今回も「準1級熟語対策(1~6)A」「準1級熟語対策(1~6)B」の2種類です。
文章題書き取りの形式:A→通常書き取りB→語選択書き取り

注意点は「分野別対策」シリーズと同じですので、割愛させていただきます。

ダウンロードはこちらから↓
http://ux.getuploader.com/spaceplus01/

時間が経って見つけられない場合はコチラ

上手くご活用いただければ幸いです🙇

スーパー類義語問題その7

今週から月曜日と木曜日には「スーパー類義語問題」を出題します。(詳しくはコチラ

月曜日の問題は比較的難易度を低めに、木曜日の問題は比較的難易度を高めに設定しました。
ヒントを上手く活用して、取り組んでいただければと思います。
なお、出題側にはマイナーな熟語も使用していますので、深追いの無いようお願いします。

それでは本日分の出題です。



類義語問題です。(対義語はありません。

1.慳貪 2.岌岌 3.野心 4.殄戮 5.軟貨
6.逃亡 7.梓行 8.控馭 9.陥欠 10.斜暉
11.違背 12.瞞著 13.陳弁 14.偽物 15.随想録

語群:[えんせきかいれいかきんぎがきんしょう
 さっきざんとくそうぜつそくじつそめい
 ちょへいはつだひぼうへんさりんしょく]

(↑語群の選択肢をクリックすると、線を引いて消すことができます。
ページの更新をしないと、元には戻せませんのでご注意ください。)

◇ヒント(読みを確認したい番号をクリックしてください)




 <ヒント全表示>  <ヒント全消去>



<解答の表示>


文章題書き取り問題その7

今週から、火曜日と金曜日には「文章題書き取り問題」を出題します。(形式の説明はコチラ
火曜日は比較的難易度を低めに、金曜日は比較的難易度を高めに設定しました。
ヒントを上手くご活用いただければと思います。

それでは本日分の出題です。



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[かんせいこうこそんきょていざりゅうりょう]

◇前艦橋に艦長が出てこられた。いよいよ出港だ。(1.)たる喇叭が艦上にひびきわたった。(海野十三「浮かぶ飛行島」より)

◇保田にて汽船を下りて、短艇にのるほどに、雨大いに到りぬ。荷物堆くつみたる上に、十人余りの旅客、傘をならべて(2.)す。風荒れ、雨舞い、傘端の点滴、人の衣を霑して、五体覚えず寒戦せり。…(中略)…せめて体をあたためんとて、午食の膳に、三人(3.)して、杯を飛ばす。
 雨に早く暮れし夕べ、風呂湯ありやと問えば、なしというに、益々失望して、数杯をかたむけて止みぬ。かたみに連歌などなししが、烏山頭いたむとて、早く臥す。羽衣もわれも床に入りて、一唱一和せしが、はては疲れて眠りぬ。三とせの間、同じ窓にいそみし身の、(4.)の外にうちとけて、浮世離れし茅店に川臥して、しずかに雨を聴くも、さすがに興なきにあらず。この夜、連歌したる後の即興に、『雨も心のありげなりけり』と、羽衣下の句を打ち出だすに、われ、とりあえず、『しめやかに語らう窓におとずれて』と上の句つけたれど、はや眠りたるにや、答えはなくて、(5.)、雨に和して高し。
(大町桂月「房州紀行」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[しょうへいたたんたんげいまつえいよたく]

◇曙覧は文化九年、福井市内屈指の紙商、井手正玄の長男として生まれたが、父祖の(6.)に浴することをせず、豊かな家産と名跡、家業を悉く異母弟に譲って、郷里を離れた山里や町はずれに、ささやかな藁家を構え、学究歌道に専念した。…(中略)…
 雲脚の変幻極まりない時代の姿を、曙覧他界した慶応四年八月前後の北陸辺に関して抽出してみると、…(中略)…八月十二日には越後三条に進まれている。その二日前、十日には鹿児島から廻航した西郷隆盛が、柏崎に来着して総督宮に拝謁、新潟に向かっている。新代の御光が洽く照り映えようとする直前に、彼は五十七年の生涯を終えたのである。所謂(7.)すべからざる時代の波は、彼の在世中ずっと、辺土の領国松平藩をも内外ともに揺り動かしていた。この内外(8.)の時にあって、古義神道を探求し、厳たる皇国観念に徹した彼は、私情に於いて藩主破格の厚情に感泣し乍ら、重なる(9.)にも応ぜず、藩禄を食もうとしなかった。橘左大臣諸兄の(10.)にして、大君の直臣なりとの堅い信念を貫き通し、倦みなく藩内武士の血脈を衝いて勤皇観を植え付け、時代に迷う福井藩を遂に動かして、勤皇運動に押し出したのだった。一歌人の業としてこれほどの大業は嘗てない。
(折口信夫「橘曙覧」より)

<ヒントの表示(6~10)>



<解答の表示>


同音異義問題 その14

同音異義問題を出題します。(詳しくはコチラ

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スーパー類義語問題その8

月曜日にもお伝えした通り、木曜日にも「スーパー類義語問題」を出題します。
月曜日よりも難易度は高いと思われますので、予めお含みおきください。



類義語問題です。(対義語はありません。

1.計略 2.烝民 3.逃亡 4.公卿 5.死歿
6.乾燥 7.鯨波 8.碧空 9.空房 10.風土病
11.尺寸 12.蕭寥 13.郢曲 14.俗念 15.駿馬

語群:[がいかんかいきょくかんせいこけいこけつ
 じゃくまくしゃばけしょうれいそうこうちくてん
 ちゅうさくはちょうぶんごうりょうていれいげん]

(↑語群の選択肢をクリックすると、線を引いて消すことができます。
ページの更新をしないと、元には戻せませんのでご注意ください。)

◇ヒント(読みを確認したい番号をクリックしてください)




 <ヒント全表示>  <ヒント全消去>



<解答の表示>


文章題書き取り問題その8

火曜日にもお伝えした通り、金曜日も「文章題書き取り問題」を出題します。
火曜日よりも難易度は高くなっておりますので、ご注意ください。



文章題書き取り問題(選択形式)です。

語群(1~5):[こうぎょこりょふれいほうらつれんびん]

◇仕えの女腹から出た定明は、父の歿後、母の許すところとなり引き取られて育ったが、異常な野性と、(1.)の気性は経之とはまるで違った性格をひらいて見せた。動物にたいする(2.)の欠乏は勿論、仕えの女たちへのしばしばの乱行もそうなら、碗をもって酒食らうことも殆ど町方破落戸とえらぶところがなかった。…(中略)…
 定明は自分の生い立ちを知ることと、彼自身の放蕩無頼とはよく調和されているほど、反省も(3.)もしなかった。肉体にくいこんでいる母のあおぐろい血は、彼に何のわざわいを見せつけるのか、彼はひまさえあれば、北のやかたで飲酒にふけっていた。
(室生犀星「野に臥す者」より)

◇人々は尾州藩の方から伝達された左の掲示の前に立った。
「公方様、御(4.)御座遊ばされ候ところ、御養生かなわせられず、去る二十日卯の上刻、大坂表において(5.)遊ばされ候。かねて仰せ出だされ候通り、一橋中納言殿どの御相続遊ばされ、去る二十日より上様と称し奉るべき旨、大坂表において仰せ出だされ候。」
(島崎藤村「夜明け前」より)

<ヒントの表示(1~5)>

語群(6~10):[かいようこうぞうざんきしょういとうろ]

◇縁側の前には、葡萄棚があって、斜坂の紅葉や稚樹を透かして、渋谷方面の林だの丘だの水車だのが一目に眺められた。…(中略)…そこに――このさびしい丘の上の家に、かれは、お信さんにわかれた後の恋の(6.)を医していたのであった。(田山花袋「丘の上の家」より)

◇古従(よ)り(7.)者古今一世の人物にあらざれば、衆賢の批評に当たる者あらず。計らずも拙老先年の行為に於いて御議論数百言御指摘、実に(8.)に堪えず、御深志忝く存じ候。
 (9.)は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与らず我に関せずと存じ候。各人へ御示し御座候とも毛頭異存之無く候。…(中略)…
 拙、此の程より所労平臥中、筆を採るに懶く、乱筆御(10.)を蒙り度く候。
(勝海舟「瘠我慢の説」より)

<ヒントの表示(6~10)>



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